もういくつ寝ると・・・「お正月のワクワク感」

P1000946新年まで、358日。七草が過ぎたばかりで何言ってるの?ではあるが、最近の子供たちはお正月は楽しみなのだろうか?自分の子供の頃を振り返ると・・・、「お正月」の歌詞通りに、待ち遠しい大イベントだった。クリスマスから大晦日、元旦にかけての高揚感。年末には“床屋”に行って髪を切る。新しい下着が大晦日の夜に枕元に準備される。夜更かしをしても良い、唯一の夜。新しい年が明ける直前に、神社にお参りに出かける。きりっとした空気に、子供心にも特別な神々しい空気を感じる一連の“儀式”だった。

大掃除で障子を張り替える際の、古い障子を破くのは子供の仕事。(「ALWAYS 三丁目の夕日」に全く同じシーンが出てきたけれど、日本中で同じ風景があったのだ)子供も一緒に新しい年を迎えるための準備をした。そして、玄関には注連飾り。父親も母親も、元旦だけは着物姿だった。お年玉をもらっても、まだお店は開いていなかった。お節とお餅を毎日食べ続け、ほんとに飽きた。だからこそカレーのCMには実感があった。お正月を写そう!というフィルムのCMも・・・。お正月が特別な日だった頃の話。

“注連飾り”を付けた車を見かけなくなった。そんな話を美容院ですると、「あっ、確かにそうですねぇ。そう言えば子供の頃、自分の自転車にまでお飾りを付けさせられた覚えがありますけどねぇ」・・・年末年始の美容院もさほど混まなくなったという。元旦からコンビニはもちろん、スーパーや銀行のATMも開いている。便利ではあるが、街にお正月の空気はなくなった。“ハレ”の日ではなくなり、晴着姿の人々も減った。

笑みが零れる脱力系の年賀状が届いた。妻の実家、義母からの一通。義父からも別に一通。昨秋から二人で通い始めた“絵手紙教室”で描いた作品だという。ふふふ。“ヘタウマ”どころか、“ヘタヘタ”。そこが良い。聞くと、字が上手い人は左手で書いてください!という指導法とのこと。最近はメールでのやり取りで年賀状も減っているらしいが、こんな賀状をもらうとちょっと嬉しくなる。お気楽夫婦の“自己顕示的”年賀状も、楽しみにしていると何人かから世辞をもらった。さて、今年はどんな年になるか、どんな年にするか、楽しみだ。(このブログをお読みいただいている奇特な)皆様も、お楽しみに!

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