Archive for 6 月 10th, 2006

友がわが街にやって来る!「人生最大の買物」

P1010817_1人には、人生というか生活の分岐点となるできごとがいくつかある。仕事選び、パートナー選び、子供を産むかどうか、そして住宅選び。賃貸か、社宅か、実家か、持ち家か(一軒家か、マンションか)、どこに住むか、など、選択肢はさまざまだけど、“住”という要素は間違いなく生活を大きく変える。まして、住宅を購入するという選択は、一生のうちで最も大きな買物だし、大きな決断。

近くに住む友人夫妻が、初めての住宅購入を検討し始めた。急に、人生後半について、夫婦で話し合いをはじめた。彼らは、お互いに長男、長女。実家も都内にある。いずれはどちらかの両親と、どちらかの家に一緒に住む、という選択肢もある。ローンを組む年齢としては、早くはない。でも、家賃を払い続けるのはもったいない。二人とも働いていて、子供はいない。・・・パズルのような複雑な組み合わせ。そんな中、友人(夫)がある物件に恋に落ちた。マンションを2度買い換えた実績を持つ、“物件チェックマニア”の私に相談のFAXとメールが届いた。ネットで情報をチェックし、注意事項を返信。そして、彼らは悩んだ末に、購入することになった。選んだ物件の最寄り駅は、我が家と一緒!歩いて5分ほどで行き来できる距離。

「IGAさんたちと知り合わなかったら、この街に住むこともなかったと思います。今後とも末永くよろしくお願いします!」相変わらず、生真面目な友人(夫)からメールが届いた。購入を決めた後、改装のことに思いを廻らし、寝つきが悪いらしい。興奮して眠れない遠足前日の子供の状態。システムキッチンを変えて、床のカーペットはフローリングに。ブラインドにしようか、カーテンにするか。すると、家具も買い換えたくなってくる。・・・全部を実現させようとすると予算オーバー。悩みは尽きない。

それにしても、人生の重要な選択肢のひとつを選ぶ要素に、我々と同じ街に住むということが入っているなんて、嬉しい限り。「でも、宝くじが当たっても、スポーツクラブのある街に引っ越すなんて言えなくなっちゃうねぇ」「そうっかぁ。買換えられないかぁ」・・・同じような悩みのようで、お気楽夫婦の場合は限りなく脳天気。妻が友人(妻)にメールを送った。「こちらこそ、これからもよろしくね。私が残業のときは、IGAの晩ごはんのお相手をお願いします」・・・おい、おいっ!お願いは、そっちかい!


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