肩凝り解消♪「美味三昧、温泉三昧(その2)」

P10_21美味しい餃子とビールだけで治る肩凝りだったら、毎日飲んで食ってる私の場合は懸かりもしない。痛みは続く。うぅむ。やっぱり風呂だな。餃子を食べた後、妻の両親にピックアップしてもらい、近所の日帰り湯へ。いくつか訪れた中でもお気に入りの「しおりの湯」。清潔で広く、寝湯をはじめ数種類の浴槽と、丘の上の立地を有効に活かした露天風呂が魅力のスーパー銭湯。「今日はのんびり入ろうねぇ♪2時間ぐらい?」義母が私の肩凝りを気遣い、声を掛けてくれる。…嬉しいけど、2時間は無理。

まずは、寝湯にのんびりと浸かる。肩に水流を当てる。うっひゃぁ~、気持良いねぇ。次は、檜作りの露天風呂。半身浴。上半身を晒しても心地良い陽気。ぽかぽかと長閑な午後だ。良い休日だ。しかし、丹念に身体を洗い、全ての風呂を巡っても、まだ1時間弱。仕方ない、先にあがってビールでも飲もうか(またかいっ!)と休憩スペースに出ると、ちょうど義母と妻と同じタイミング。やはり2時間は無理らしい。先に出た義父と合流し、4人でのんびり湯冷まし。肩は、心なしか痛みも和らいできた。良い感じ。

P10_22翌日、今度は老舗温泉旅館「九重」へ。ランチ付き日帰り入浴。エントランスから、湖に面したロビーの大きなガラス窓の向こうに浮かぶ島が目に飛び込んでくる。爽快。豪華。チェックインして、まずお風呂。これも豪華。ロビーと同様に湖に面する明るく大きな浴室。やはりゆったりと湖が望める。檜の風呂や、寝湯を繋ぐ床は畳敷き。数種類の風呂も趣味の良い純和風。露天風呂は地元名物の漁で使う舟を模している。掃除が行き届き、脱衣場も清潔で、混んでもおらず、心からリラックス。「これは、良いねぇ」口数が少ない妻の上を行く、口数が極端に少ない義父も感激の様子。

約束の1時間を超えても、妻と義母はいっこうに現れない。「遅いけど、他で待ってるかねぇ」人の良い義父が探しに出る。きっとあの二人、のんびりしてるだけと口には出さず、一緒に待つ。「遅れてごめん♪」予想通りの時間に登場。気持は判る、遅刻も許せる快適な風呂。豪華ランチに向かう。これがまた美味しい。新鮮な山海の幸が満載。刺身の鯵の円らな瞳が愛おしい。適度な距離の、行き届いたサービスも心地良い。独り酒が進む。(下戸の親子3人はお茶)ん~ん、リラックス。あれ?肩の痛みは遠のいた。

「でも、何が効いたのか分からんねぇ。明日になって仕事しはじめたら痛んだりして」…せっかくの効能を無駄にするような妻の発言。確かに、風呂に入っている間、酒を飲んでる間、肩は痛まない。じゃぁ、酒飲んで仕事するかぁ!「無理、無理っ!そんなに赤いんじゃぁ、すぐばれる!」…シャレだったのに。でも、ちょっとの本気を見破られたか。

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