酔払い度「ワイン≧焼酎?」

P1030118こいつの評価は分かれる。ワイン好きの友人たちは、「ケッ!」って感じで飲もうともしない。アロマだとか、ボディだとか、云々かんぬん言って。でも私は、年に一度、“季節のお約束”として飲みたい派。味はともかく、きりっと冷やし、ガブ飲みというスタイルが好き。室温で飲むとか、開栓して空気に馴染むまで何時間待つとか、銘柄によって違う飲み方を求められても困惑するだけ。赤ワインに関する興味も知識も薄い。白ワインも、ぶどうの種類で好みを選ぶ程度。

毎年騒がれる「ヌーヴォー解禁」の翌日、そのワイン好き(正確には酒好き)の友人たちと飲み会を開催した。飲みの趣旨はもちろん、ヴォジョレーを飲むこと、ではない。お気楽夫婦の行きつけのバー「Aサインバー」の店長が年内で辞めるという話を聞き、挨拶を兼ねて訪問というのが目的。20時開店のバーの前に、姉妹店の「ちゃんぷる~」へ。何も沖縄料理をはしごしなくてもと言われる方も多かろうが、そこは沖縄料理好き、泡盛好きの友人“酔払い1号(♀)”も賛同してくれて決行。乾杯の後は、酔払い1号のいつものおまじない、<ウコン>の錠剤をオリオンビールで流し込む。いつもは帰りの遅いメンバー“酔払い3号(♂)”は、外出の予定を調整し早々に待ち合わせ場所にやってきた。楽しく“飲む”ことに、真剣な酔払いたち。だから好きだよ、こいつらとの飲みは。

Dvc_2<なーべらーちゃんぷる>、<島らっきょう>など、沖縄料理好きのメンバーにとってはいつもの料理を楽しむ。ところが、その日のメンバーには、ほぼ沖縄料理初体験の“酔払い2号(♀)”がいた。その上、彼女が飲むのは、ビールにワイン。焼酎や泡盛は苦手。さらに、親知らずを抜いたとかで、しばらくお酒を飲んでいなかったため、久しぶりに飲むと言うビールを「美味しぃねっ!楽しいぃ~!」と、ぐいぐい飲み、「これ、美味し~っ♪」と<かりかりポーク>を頬張る。彼女は沖縄に行ったことも、アジアのリゾートを訪れたこともない。伊豆あたりに行くような気軽さでハワイに飛び、箱根あたりに行くような頻度でパリを訪れる。

Aサインバーへ向かう頃には、酔払い2号すっかり完成(できあがり)。なのに、焼酎&泡盛バーでワインをオーダー。アメリカ系航空会社の機内サービスで出てきそうなミニボトル。「止めておけばぁ?」なぜか“安ワイン”で酔っ払う彼女の体質を知る友人たちが止めに入る。しかし、「だいじょぉぶ!」と、お構いナシで、3本飲み干す。ありゃりゃ、良いのか?・・・予想通り、その後のカラオケで、ソファに横たわり、トイレに通う2号。そんな彼女を横目に絶好調の私と酔払い1号。「六甲おろし」一曲だけ歌って寝てしまった酔払い3号を黙殺し、歌い、飲みまくる。挙句は、「ぢゃあ、IGA家に泊まってくぅ~♪」という1号と一緒に、自宅の冷凍庫のズブロッカで乾杯!彼女が飲むかもしれないと冷やしてあったヴォジョレーはそのままに封印。今日は酔払い1号と徹底的に強い酒だぜっ!そして、お風呂上りに今度は焼酎のロックで乾杯!その時、既に3時!「楽しい酒だねぇ」「旨いなぁ♪」・・・それにしても、飲まずに楽しそうな、お気楽妻って、いったい?

1つのコメントがあります。

  1. 乾杯 挨拶なんて怖くない


    乾杯挨拶の季節 忘年会 新年会

    乾杯の挨拶を〜〜と司会者がキョロキョロを一同を見渡して、眼が合おうものなら「それでは…さんにお願いします。」とくる。
    仲間内の集いならまだしも、会社の忘年会、新年会、暑気払い等など突然降りかかってくる「ご指名」。
    こんなの時の為の挨拶準備や、改まった言葉が必要な結婚式での挨拶などの準備のお役にたてますように! …

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