食い改めたまえ「桂花(けいふぁ)」成城学園前

Photo_78その店は、足裏マッサージの帰りに立ち寄るのがいつものパターン。記憶中枢に残る美味しかった料理を思い出し、たっぷり涎を溜めつつ店に向かう。すっかり豪華になった駅ビルを横目に見ながら、哀愁漂う古びたビルの階段を上る。そして、店の前で「うっ!満席だぁ」…そう、人気のこの店、「桂花」は週末にはなかなかすんなり入れない。なのに近所の気軽な店だから、つい甘えて予約せずに向かい、入れずに近所の店で食事をすることになる。無念。

Photo_79しかし、さすがに学習したお気楽夫婦。平日のある日、予約をして店に向かった。自らの誕生日に、無理やり部下を誘い、お祝いをしてもらうという暴挙。パワハラ食事会?(前の会社の部下だから違うか)中華は大勢の方が楽しいという言い訳をしながら。ところが、予約したのに、その日の店内はがらがら。そのおかげで料理を薦めていただいたり、普段は忙しそうなマスターにもいろいろと話が伺えた。「平日は割りと暇なんですよぉ」と、彼は至って鷹揚。

Photo_80蒸地鶏とマンゴー、キウイのサラダ、鯛とフカヒレ・・・、水餃子などをオーダー。優しい味付けがしみじみ旨い。この店は薬膳料理も看板メニュー。身体にも優しい。「これはイタリアンの店で美味しかったから、アイディアいただいたんですよ」と、中華というジャンルに拘らず、自由な発想で“美味”を追求する姿勢が嬉しい。「“パクリ”ってやつですね」「そうなんです、はっはっは」と、これまた大らかなお答え。「最後に麺はいかがですか?」来店する人のほとんどがオーダーするという酸辛湯麺を薦められる。もちろんいただきます♪

Photo_82「食べましたねぇ」「薬膳だから、いくら食べても太らない…なぁんてことありませんよねぇ」そんなものは、ない。でも、もう少し飲んで行くかぁということで、街へ繰り出す4人。民夫さん縁のワインバーはお休み。代わりに「ペニーレイン」というバーへ。これがまた良いお店。堂々とした体躯のマスターをはじめ、スタッフ全員が思わず振り返ってしまうような“美声(低音)”の持ち主。酒の品揃えも、店名通りにビートルズのジャケットを飾る店内の雰囲気も、好み。ついうっかり、たっぷり飲んでしまう。それにしても最近(に限らず)、食べ過ぎ飲み過ぎ。悔い改めず、食い改まる日々。良いのか?

5つのコメントがあります。

  1. HAPPY TITLE


    すっぱくてからいもの

    どうも、ちょっと目を離すと、すぐにサボろうとするわたくしが来ましたよ。家のパソコン1週間ぶりに開けましたけど、なにか?
    というわけで、もう先週の月曜日の話ですが、IGA氏の誕生日にかこつけて、暴飲暴食大会が行われたのでありました。場所は成城の桂花。薬膳中華の店で、週末はなかなか入れないんだって。わたくし、近所なのに、全然知らなかった。そんな店があるなってことは知ってたけど。さすが…

  2. kumi20_august


    先日はありがとうございました!
    桂花、おいしかったです。また行きましょう!!
    食い改まる日々、いいじゃないっすかぁ。
    これからもこんな感じで。

  3. 足裏マッサージで健康生活


    足裏マッサージ

    足裏マッサージのお店が、最近は、駅周辺や百貨店内、スーパーマーケットなど、街のあちこちに見られるようになりました。

  4. IGA


    次回もサンタのマスターがいるバーへ行かねば。
    「サンタに似てますねぇ♪毎日お店にいらっしゃるのは遅いんですか」と尋ねたら、
    あの低音ヴォイスで「12月は忙しかったので別ですが、普段はもっと早いんですけどね」と返された。
    さすがだ・・・。これで確実にお気に入りの店ランクイン。
    メガネのダンナともぜひ通い、常連さんになっておいて!

  5. 中国茶と中国よもやま話


    中国の食事会

    中国に行く度に、違和感を感じていることがあります。 そう、タイトルにも書きましたが「食事会」です。 仕事の関係での訪中が多く、殆どの場合は中国側から見れば顧客の立場で行くので、到着当日は中国企業の総経理主催の「歓迎会」があり、翌日以降も中国企業の担当者の接待を受けることになります。 僕としては、街中の屋台みたいなところで食べて見たいと思うので希望してみるのですが、屋台は不衛生だからとの理由で、高級料理店での食事が続きます。 しかも、食べきれない程の料理が丸い回転テーブルの上……

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