ある夏の一日「エイサー!コング&カフェ・ハイチ」

P1040816「引退したら、沖縄か、博多か、ボストンに住みたい!」他人が聞くと全く共通項のない街の名前をあげるお気楽妻。そんな彼女が毎年楽しみにしている夏のイベントがある。<新宿エイサーまつり>。真夏の東京の真ん中に“沖縄”が数日間だけ現れる。“エイサー”の締太鼓やバーランクの音と共に。ある夏の休日、友人夫妻と一緒に芝居を観るために新宿に出かけた。そして早めに家を出て向かった先が沖縄。友人夫妻は初めて観るエイサーと、普段なら冷静な妻の珍しくワクワクした姿を、なんだか戸惑いながらもニコニコ眺めている。

「あの小さな太鼓やってみたぁい」友人(妻)が呟くと、お気楽妻もすかさず同意する。「バーランクって言うんだけど、良いよね。私も習ってみたいんだ」並んで踊る若者たちが、一斉に左手に持ったバーランクを右手で叩く。その瞬間に左手首を返す。ぱらんという音が新宿通りに響き渡る。「夏が来たって感じだよねぇ♪」そうそう。暑い夏にはビールでしょ。芝居まではまだ時間がある。お酒が飲めない3人を連れイングリッシュパブ<HUB>へ。独りビールをぐびぐび。妻は頼んだ<なんとかティ>に首を傾げる。「ん、お酒入ってるかな」スタッフに尋ねると、アルコール度は低いけれど紅茶のリキュールベースのカクテル。確かに妻の頬がほの赤い。ふっふっふっ。開放された夏って感じだねぇ。

Photoお芝居は、リリパットアーミーⅡの久しぶりの東京公演「夜の姉妹」。怪優<コング桑田>もミュージカルから古巣に戻ってきた。会場に入るとお目当てのコングさんが既に物販コーナーで活躍中。相変わらず存在感のある衣装とキャラ。巨大な頭と髭と太いおさげのバランスが妙にチャーミング。やっぱり良いなぁ。コングさん。お気楽妻と友人(妻)をそそのかし、記念写真をお願いすると快諾。「まぁ、お久しぶりねぇ。P社の方々ね」響き渡るゴスペル歌手でもあるコングさんの声。おっ!覚えていてくれた。感激。妻も友人も満面の笑み。開演前のスリーショットで満足の妻たち。コングさんと並ぶと見た目は暑苦しい夏。

P1040821芝居の後は、「カフェ・ハイチ」へ。「何ここ、知ってる店なの?入ったことあるの?美味しいのぉ?」不審げな友人(妻)がたたみ掛ける。確かに怪しい店構え。最初は勇気が必要だった。けれどドライカレーも美味しかったし、混雑していた記憶があった。そう伝えると「ふぅん、じゃぁ入ってみよう!」その日も店内は大勢の常連らしき客で賑っている。「へぇ~」ことば少ない友人(夫)もレトロで国籍不明の店内の様子に興味津々。国籍不明と言っても「ハイチ」と堂々と言っている訳で、ハイチの知識がないだけの4人。最初はおどおどしていた友人夫妻も「入ってみると妙に落ち着くねぇ」すっかり和む4人。まったりと話し込む。「ところでハイチってどこ?」それにしても、いろんなことがあった夏の一日。そして、なんとなくまとまりのない記事。「暑いからしょうがないね」はい。ありがとうございます。

2つのコメントがあります。

  1. 旅の本


    世界の民族舞踊 (新書館)、世界のダンス ― 民族の踊り その歴史と文化 (大修館書店)

    これだけは知っておきたい 世界の民族舞踊 (新書館)
    宮尾 慈良 著 ・ 新書館 ・ 1998 年8月発行 ・ 定価(税込)1,470 円

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  2. あした間にあうにゃ♪


    暑いハイチの熱いハヤシ

    また例の症状が出た。

    おもむろに、辛いものが食べたい
    というもの。

    そのときどきで、
    いかなる種別の辛いものかは異なるが、
    今日はカレー系。

    しかも、店指定。

    ハイチ

    という、新宿から甲州街道を少しばかり西に進んだところにあるお店。

    前から……

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