団体戦、準備完了!「ひだるま荘」「ベロビスト」渋谷

Photoに痛めた右腕の腱鞘炎が治らない。スカッシュより格段に重いテニスラケットを振り回し、スカッシュより重いテニスボールを強打してしまった結果。日常生活で使わずにいられない右腕だから、なかなか治らない。マウスでクリックする度に痒痛が腕を走る。それにしても、完治する気配が全くないため、左手でスカッシュをやり始めた。最初は興味本位でやってみたところ、あれ?当たる!不思議だった。それまで左手を意識して使ったことは全くなかった。そして、あっという間に初心者レベルまで上達した。右手である程度の基礎ができていて、フットワークやフォームはイメージできる。コースを狙うタイミングや、戦略の組み立ては左右で変わらない。何ヶ月、何年もかけて右で巧くなった時間を活かし、左で上達できるということが分かった。ふぅむ、これでボクササイズと合わせ、左右の筋肉のバランスが取れるかもしれない。

Photo_2ぇっ!じゃぁ来月の宇都宮の団体戦は無理ですか?残念ですねぇ」コーチやクラブのメンバーと一緒に出場予定だったスカッシュ団体戦も出場辞退。「監督もウェアは一緒に買いに行くんでしょう?」妻と同じチームで女子団体戦に出場するクラスメイトのHちゃんが心配そうに尋ねる。もちろん!お揃いのウェアも買おうかな♪「良いねぇ、スコート買う?」さすがに、それはどうかと。彼女たちは他の大会でも団体で出場予定。そのためにお揃いのウェアを買いに行こうという作戦。レッスンが終わった後、渋谷のウィンザーに向かう。チームメイトであり、スカッシュのレッスンのクラスメイトでもある3人。けれど、さすがに一緒にお揃いのウェアを買うのは初めて。お互いに薦め合い、誉め合い、試着した姿を見せ合う。「うん、これ似合うよ、可愛い♪」「これ良いんじゃない?」「なんだか楽しいねぇ」「団体戦っていうのも良いね」確かに、微笑ましい風景。ちなみに、チーム名は「あらっふぉー」。命名の理由は記載しないけれど。

Photo_3局、監督(私)も含めた4人で、15点以上お買い上げ。ウェアの大人買い?「お腹空いたねぇ」「美味しいもの食べて帰ろうか」買物後に付きものの高いテンションのまま、裏渋谷に向かう。入口の“名物牛スジ塩キャベツ”と書かれた看板に惹かれ入ったのは「酒怪鉄板 ひだるま荘」という怪しい名前の鉄板焼の店。席に付くや、メニューも見ずに「牛スジ塩キャベツください!」・・・それはHちゃん、早すぎだから。「だって美味しそうだよ♪」うん、そうだけどね。あ、まず生ビールと烏龍茶ください。建設会社の役員秘書を務める彼女はオトボケ系で年齢不詳の可愛い女性。「イベリコ豚ベーコンサラダって美味しそうだね。鹿児島産蚕豆の炙りも美味しそう♪それに…」メニューを見ながら、次々に美味しそうを連発する。「富士宮焼そばって何?」宇都宮の餃子みたいに、富士宮市の町おこしB級グルメで有名なんだよ。「へぇ~、美味しそう♪それも頼もうっ!」まるでギャル曽根並みの食欲。細身の彼女とのギャップが楽しい、美味しい。

Photo_4ぁ~んか今日は楽しかったねぇ」「それぞれが似合うウェアが違って面白いよね」女性同士での買物も、皆でお揃いのウェアを買うことも、大人になってから経験することは少ない。それに大量にモノを買うことの快感も相まって、試合に向けて、チームの連帯感と高揚感が一気に高まったようだ。良し良し、これで監督も采配の揮いがい、応援のしがいがあるってもの。目指せ!優勝だ。ところで、飲み足りないんだけど、セルリアンの「ベロビスト」に行かない?「行こう!行こう!」しかし、生憎の曇り空。このバーのウリの夜景は今ひとつだけれど、相変わらず落ち着いて飲める良いバーだ。妻とHちゃんは、Hちゃんの恋バナに夢中。そんな2人をぼんやりと眺めながら、シャンパンを啜る。スカッシュ仲間として知り合って、初めてのチーム戦。自然に揃いのウェアを買いに行こうと誘い合い、頑張ろうねとテンションを上げる。3人が、お互いの距離感を計り合ってしまう大人の付き合いから、ちょっと踏み込んだ親密な空気を感じる。なんだか良いチームになりそうだ。思わず目を細める。「あれ?酔っ払って眠くなってない?」…これは違うのっ!

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