北欧と香港のX’Mas「ノルウェー大使館/SILIN火龍園」

PhotoPhoto_2リスマスも間近のある週末、慌ただしくも楽しい夜を過ごした。同じ日に、仕事系パーティと友人たちとの食事会のハシゴ。ひとつめのパーティ会場はノルウェー大使館。ノルウェーに本社がある日本法人のイヤーズエンド・パーティを兼ねた懇親会。毎年取引先を招いて開催するこぢんまりした会。なのに今年は会場を大使館にしたためか、参加者が倍増。分かりやすい参加者たち。クリスマスと言えばサンタクロース。サンタと言えばフィンランド。フィンランドと言えば北欧。ノルウェーも同じ北欧ということで、なんとなく本格的なクリスマス気分満載。玄関ホールにはクリスマスツリーと共に国王夫妻の肖像画。会場入口付近にはこぢゃれたプール。受付を済ますと螺旋階段を降り、パーティ会場へ。

Photo_3Photo_4 ェルカム・ドリンクはグロッグと呼ばれるナッツやスパイスを入れたホットワイン。冷えた身体に温かいワインが嬉しく美味しい。司会の日本人副社長がいつになく緊張しながら進行。駐日大使の挨拶の後、たどたどしく日本語でプレゼンテーションを行う(スカッシュ仲間でもある)ノルウェー人社長。けれど、それぞれが微笑ましく、リラックスした、ホスピタリティ溢れる良いパーティだ。ここに集まっているのは、単なる仕事上での取引だけではなく、何らか地球環境改善に関わっているという意識を持ったメンバーたち。お互いに紹介し合い、新たな交流が生まれていく場でもある。ところで、会場には本場ノルウェー・サーモンのスモーク。実に旨そうだが食べる訳にはいかない。後ろ髪を引かれつつ、あたふたと友人たちが待つ店へ。

Photo_6Photo_7場は東京ミッドタウンにある「SILIN火龍園」。すぐにでも再訪したかった絶品中華の店。なのに妻と2人で初めて訪れてから数ヶ月が経ってしまった。また2人での訪問ではなく、どうしても仲間たちとこの店の美味しさを共有したかった。大勢でいろんなメニューを味わいたかった。ということで、満を持しての来訪。店はスターライトガーデンを見下ろす絶好のロケーション。大きなガラス窓越しに鮮やかなイルミネーション。否が応でもクリスマス気分は盛り上がる。長年一緒のスカッシュ・スクール・メンバーの忘年会でもあり、新婚のメンバーが待望の2世を授かったお祝いでもある。まずは乾杯!ん?妊婦が飲んでも良いのか?「こんな時にビール1杯ぐらいは大丈夫♫」だったらせめて小さなグラスで・・・。「そんなのは私のプライドが許さない」同じ酔っ払い仲間として実に納得できる発言。早く元気な子供を産んで、また一緒にたっぷり飲もうぜ!「うんっ!」

Photo_8Photo_9ころで、この店の売りは新鮮な魚介類。今回も前回同様に、両手に生鮮食材を抱えた支配人の説明を聞きながらオーダー。まずは、スジアラを姿蒸しで、ホタテは黄ニラと一緒に・・・。「ところで、前回はありがとうございました。ブログでも書いていただきまして・・・」え?なぜ?「世田谷の支配人からは、もうあんなプレッシャーかけるのは止めてくださいと言われましたけど」そうかぁ。2日続けて六本木と世田谷の店に訪れるような酔狂な客を覚えていただき、さらには私の前回訪問の記事がネット検索にひっかかったらしい。たん熊の本城さんと同様に、自分の店はネットでチェックしているんだなぁ。なるほど。けれど、嬉しいサプライズ。「今日は、煲仔飯はいかがですか」妻と私の好物。いっただきましょう♪前回よりたっぷりのメニューをオーダー。これでこそ大勢で食べに来た甲斐があるというものだ。

焼きの前菜盛り合せ、白菜塩卵炒めなどの後に、メインのスジアラの姿蒸しが登場。うん、やっぱり美味しいねぇ。「とても幸せぇ♪」糖尿病の気配があると診断された夫と一緒に、毎食カロリー計算をしながら食事をしているという妊婦も「今日は気にしないで食べちゃおうっ!」うん、うん。そうじゃなくちゃ。美味しい料理を食べ、楽しいクリスマスを過ごすには、良い仲間たちが必須。こうして皆で過ごせることが何よりのクリスマス・プレゼント。今年も良いクリスマス・シーズンだ。「やっぱり美味しい中華を食べるには大勢で、だね」と妻。・・・まぁ、そんな率直な言い方もあるね。

コメントする








002147039

SINCE 1.May 2005