Archive for 12 月 28th, 2008

札幌と東京のX’Mas「魁人(かいと)/はしぐち亭」

Photo_12Photo_13リスマスの直前、急な出張が入った。行き先は札幌。到着後すぐにホワイト・イルミネーションを見学し、サッポロビールで乾杯の後、美味しい縞ホッケ(煮付けではなく)と旬のイカ刺しを食べ、夜のススキノで歌い、翌日はイサム・ノグチ設計のモエレ沼公園の冬景色を見学。帰りには新千歳空港で花畑牧場の塩キャラメルを購入するというミッション。・・・そんな出張があったら嬉しいのだけれど。現実は・・・、到着後すぐにホテルから打合せ場所に向かい、雪が舞い散る大通り公園を無理やり歩いてイルミネーションを見学。打合せ終了後に、ラストオーダー寸前のビアホール「ビッグジョッキ」に飛び込み、サッポロビールとホッケのミッションは実行。翌日も大事な打合せだからと早々に帰る同僚の手前、コンビニで買ったニッカウィスキーをポケットに独りホテルに戻る・・・という淋しい夜。

Photo_14Photo_15こで、出張からの帰途、妻と待ち合わせて恵比寿(サッポロビール繋がり)の居酒屋で食事。お店の名前は「魁人(かいと)」。北海道直送の海産物が店のウリ。札幌で食べられなかった「イカ刺し」や「海鮮サラダ」「男爵芋のバター焼き」「たらこの甘辛煮」などをオーダー。北海道から帰って来た足で、北海道の味を恵比寿で味わう。微妙なシチュエーションだけど、美味しいね、この店♪「確かに、この刺身も新鮮だね。良かったねぇ。時間差があるけど北海道を味わえて」満足のクリスマス・ディナー札幌/恵比寿版。ちなみに、新千歳空港で待つことができず塩キャラメルも買えなかった。代わりの土産はロイズの生チョコと、LeTAOのチーズケーキ「ドゥーブル・フロマージュ」。これはこれで絶品の味。

Photo_3Photo_4日はご近所の友人夫妻と「はしぐち亭」でのクリスマスディナー。「初めてのクリスマスはちょっと心配なんですよ」と言っていた橋口さんをサポート(?)するために予約の少ないだろうと予測した日程で訪問。ところがお店は満席。良かったですねぇ。「おかげさまで。でも、今日が一番混んでますねぇ。休日はご自宅でパーティという方が多かったようです」なるほど。予測は外れたけれど、ちょっと安心。さっそく橋口さんが悩み抜いたクリスマス特別メニューをオーダー。まず最初は「北海道産雲丹のフラン プリン仕立て」が登場。滑らかな舌触りと繊細なソース。実にバランスが良い味。美味しい♪お次の「田舎風パテ」は、しっかりとした歯応えが残る鴨、豚、鶏のミンチと周囲に巻いたベーコン、ジュレが口の中で絶妙に混ざり合う。絶品♪「パンくださいっ!」お酒を飲まない友人(夫)が早々とナパス・ブレッドのパンをお代わり。そうだね、バゲットと良く合うね。

Photo_6Photo_5 いて「アサリとマッシュルームのスープ」は、具だくさんで旨々。ここまでの味のリズムは良い感じ。そしてメインは「舌平目のポーピエット ムース詰め」か「骨付子羊背肉のロースト」「牛フィレ肉のステーキ 赤ワインソース」のチョイス。舌平目と海老、ホタテが2種類のクリームソースと抜群のハーモニーを奏でる。あ、ちょっと待った!ラムに齧りつこうとしていた妻を止める。味の順番から言って、この繊細な一皿を食べた後の方が良いかも。「なるほど。じゃあ先にラムを食べて」ジューシーなラムも子羊の骨から取ったというソースとのバランスが良い。橋口さんの作るソースはホントに美味しいね。「牛も美味しいですよ♪どうぞ!」友人(夫)が選んだステーキを切って味見させてもらう。うん、確かに。

ぅ〜。美味しかった」「満足だねぇ」そこで一息付いた橋口さんがお店に出て来る。「いかがでしたか」美味しかったです。良いバランスのメニューだし、お得だよね。「ありがとうございます。確かにお得だと思います」ふふ。作った本人が言うのだから間違いない。これに「タルト・タタン(林檎のタルト)バニラアイス添え」とコーヒーが付いて5,000円。誠実でひとつも手抜きのない内容。この味がご近所で味わえることが嬉しくなる店。ごちそうさまでした♪今年のクリスマス・シーズンの最後を飾るに相応しい温かく、幸せな食事をすることができた。「はしぐち亭は“頑張れご近所の名店サポート作戦”も必要ないぐらいだね」妻が名付けた、ご近所の店をヘビー・ローテーションで廻るという外食戦略も一段落。とは言え、来年も戦略に変更なし。来年も引き続きお気楽で行こう!

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