本日も開店!「トラットリア IGA by DEAN & DELUCA」

Photo_3Photo_2TRATTORIA(トラットリア)とは、イタリア語でカジュアルなレストラン、大衆食堂ぐらいのカテゴリ。リストランテの場合、アンティパストから始まって、プリモ・ピアット(最初の皿)からセコンド・ピアットと延々と続き、ドルチェで締めるコースになり、とても小食のお気楽夫婦では食べきれない。アンティパスト2品とメイン1品、それにサラダをオーダーしてシェアするぐらいがちょうど良い。すると必然的にトラットリアぐらいが量的にもぴったり。とあるマンションの中にあるBARが、最近トラットリアになったという噂を聞き、さっそく出かけてみた。

Photo_4Photo_5ニューは日によって大きく変わるらしい。その日のメニューはサラダが中心。魚介とオレンジのマリネ、オレンジ風味のニンジンサラダからスタート。ボイルしたムール貝、イイダコ、海老、などがたっぷり入ったサラダはオレンジとぴったり。あっさり味の爽やかな一品。白ワインに合う。続いて妻が選んだのはトマトのサラダとオリーブたっぷりのパン。大粒のオリーブがなかなか美味しい。「プレッツェルも食べて良い?」妻はハード系のパンが大好物。こうして選んだメニューを並べてみるとその日はイタリアンというよりNYCスタイルのメニュー。

Photo_6インはチキンのタイ風ロースト。うぅっ、んまいっ!かなり美味しいね。「そりゃそうだよ、DEAN & DELUCAだよ」と妻。お気付きの方は既にイライラしていたかもしれない。そう、このトラットリアの正体は、お気楽夫婦の自宅でテイクアウトのデリを並べるだけのインチキ料理店。とは言っても料理自体は当然本格的。チキンのローストは温め直しでもジューシーで充分美味しい。エスニック系のスパイスが利いた味付けが食欲をそそる。合わせたインゲンと木の実のサラダも香ばしく旨うま。大きなクルミやアーモンドなどの数種類の木の実がこれでもかと入っている。これまた白ワインにぴったり。

理はイベントだなんて言ってるようじゃ、ウチではMARRくんのように1から料理作るのは無理だね」それはそうだ。でも大丈夫。ウチには専属シェフはいないけれど、世界各国の名シェフが付いている。選り取りみどりだ。その料理を美味しそうに盛りつけるのなら任せてくれ!「そうか、中華料理に“点心師”とか専門の料理人がいるように、ウチには専属“盛付け師”がいるわけだ」まぁ、そういうことだね。自慢するポイントが今日も違うが、和食だろうが、中華だろうが、イタリアンでも、沖縄料理でも、美味しそうに盛りつけて並べる“盛付け師”のいるトラットリア、本日もなんとか営業中。

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