忘年会はパリで!「ノリエット & プティ リュタン」下高井戸

ノリエット看板ノリエット店先田谷にはスイーツの名店が散在する。下高井戸「ノリエット」もそのひとつ。この夏、烏山スイーツ巡りを敢行したスカッシュ仲間の役員秘書の「行ってみたぁい♪」という声に応え、ある週末に下高井戸に向かった。お気楽夫婦と秘書嬢、3人だけの忘年会。ノリエットでスイーツを味わい、ノリエット経営のビストロ「プティ リュタン」で食事という豪華コース。スカッシュのレッスンの後、世田谷線で店に向かう。世田谷線は初めてという秘書嬢のテンションを抑えつつ。下高井戸駅から世田谷線の踏切を渡ってすぐ、2階には「ポサダ デル ソル」があるビルの1階。可愛い看板が迎えてくれる。

ノリエット店内ノリエットオペラぁ〜素敵ぃ♪どれもきれいで美味しそう♫」スイーツ好きの秘書嬢の瞳に星が輝く。フランスそのままの雰囲気の店内。BGMはフランス語のラジオ放送。休日の夕方というのに客足は途切れず、イートインのコーナーは満席。店頭(屋外)のテーブルに座り、いざスイーツ選び。妻と秘書嬢は麗しのプティガトーとコーヒー、アル中の私は発泡ワインとキッシュをオーダー。選ぶ内に店内の席が空き、窓際の席に移動。「うぇ〜ん、美味しぃ♫」それぞれを分け合いご満悦。「お土産もたくさん買っちゃった♪」ショコラやドゥミセックなどの戦利品を嬉しそうに披露する秘書嬢。実に満足げ。

プティラタン看板ハモン土産を抱え下高井戸の街を歩く3人。この街は「おふろ」「蜜月」「まきたや」などの美味しい店が軒を連ねるお気楽夫婦お気に入りの街。「フレンチ食堂 ル プチリュタン」と書かれた小さな看板を目印に本屋の2階に上がる。こぢんまりとした、いかにもパリの裏通りにありそうなビストロの面構え。明るい赤のバックシート、その上に横長の大きな鏡。小さな店を窮屈に感じさせない造り。カウンタの向こうに厨房。落ち着いた良い雰囲気の店だ。まずはワインとビール、発泡水で乾杯。小さな器にアミューズが載ってやってくる。ふんふん、旨い。ハモンセラーノなどの盛り合せでワインをちびり。

パテドカンパーニュあんこうテ ド カンパーニュがあるよ♫ノリエットで売っていたのと同じかなぁ。買おうかと思ったんだ」と秘書嬢。「こちらで作ったものをお店で販売しております」とスタッフ。なるほど、じゃあとすかさずオーダー。実にジューシーで美味しい田舎風パテだ。パンと良く合う合う。「うん、確かに美味しいね」パン好きの妻もご満悦。「このレバーペーストも絶品だね♪」美味しいですねとスタッフに声を掛ける。「ありがとうございます。ペーストの中にフォアグラが入っております」ふぇ、それはゼータク。濃厚で上品な味。思わずパンをお代わり。皮がかりかり、中がしっとりとした妻好みのパン。

プティリュタン鴨のコンフィデザートインはアンコウのグリル、鴨のコンフィ。一皿づつオーダーし、3人でシェア。この店はフレンチなのにシェアするのもOKというのが嬉しい店。なにしろ一皿の料理はボリュームたっぷり。「デザートから始まって順番が逆だったけど、もうお腹いっぱい」満足げな妻と秘書嬢。コーヒーをお願いすると可愛いマカロンが付いてくる。アル中の私はカルヴァドス。すっかり満腹な3人、ゆったりとした気分で一年を振り返る。「いろんなことがあったなぁ」と秘書嬢。「いろんなものを食べたなぁ」と妻。今年も楽しかったね、お世話になりましたと改まる3人。しみじみするにはまだ早いけれど。

ょっと早めの忘年会。美味しいものを食べていたらご機嫌なお気楽仲間。大勢で楽しむ忘年会も良いけれど、こぢんまりと、パリの気分を味わい、じっくり語るプティ忘年会もまた楽し。

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