林檎的生活のススメ「Apples in HongKong」

iMac & MacBook Air2011年8月24日、スティーブ・ジョブ氏がCEOを辞任。とうとうその日が来てしまった。そしてその数日前、お気楽夫婦は悩んでいた。iPad2にすべきか、MacBook Airにすべきか。迷った末に11インチのMacBook Airを購入した。この夏、香港に旅立つ直前のことだった。購入の目的のひとつは旅先での電脳生活。旅行直前にやり取りしたいくつかのメールの返信を待ち、すぐに回答する必要があった。香港滞在は1週間。帰国まで待っていただく訳にはいかない。添付したファイルを修正しなければいけない可能性もある。そんな条件を基に検討した結果、MacBook Airを選択。そして次は、旅先でのインターネット環境の調査。こんな時、優秀なセクレタリーとなる妻が活躍する。成田空港や滞在するホテルでのWi-Fi環境を調べ上げ仕事に支障はなさそうと判断し、さらに念のためにとLANケーブルを持参することになった。

今日のHongKong港到着後、ホテルのWi-Fi(無料!)環境の中で仕事はあっという間に片付いた。MacBook Airのマルチタッチのトラックパッドは、慣れさえすれば思ったよりずっと使い易い。立ち上がりもストレスがなく、システム終了時はあっけないほど。それに何よりキーボードの入力の方が圧倒的に速い。MacBook Airの選択は正解だった。機内持ち込みのショルダーバッグの中でも存在感を執拗には出さず、1kgちょっとの重さも気にならない。ということで仕事のメドも付いた。よぉ〜っしっ!ヴァカンスだ!香港の味を堪能する“食い倒れ合宿”の始まりだ!さっそく毎食事の料理写真を撮りまくる。その日のうちにMacBook Airに取込んだ画像の確認と編集。さくさく。画像をFacebookにアップ。さくさく。友人たちからコメントが書き込まれる。返信コメント。さくさく。これを毎日繰り返した。香港と日本の距離を感じないコミュニケーション。実に快適な電脳生活。

GymBose & iPhoneころで、妻のケータイはiPhone。その中には2人の保有するCDのほとんどが取り込まれている。飛行機のシートで、毎日午前中に通ったホテルのジムで、プールサイドで、iPodとして活躍した。さらに嬉しい誤算。滞在した2ヶ所のホテルの客室に、それぞれBOSEのiPod用スピーカーSoundDockが標準装備されていたのだ。と、どういうことが起きるか。朝はEnyaで目覚め、朝食後にいきものがかりでテンションを上げ、ジムではジャクソン・ブラウンでクロスウォーカー三昧、汗を流した後にシャワーを浴び、部屋に戻りきりりと冷えたビールをくいっと飲みながらサザンを聴く。そしてプールサイドで夕陽を眺めながらボビー・コールドウェル、夕食後に画像をアップしながらビリー・ジョエル。などという林檎的音楽生活が実現するのだ。

MacBook Air in HongKongMacTVうして香港でも活躍したMacBook AirとiPhoneのApples。実は日本のお気楽夫婦宅でも並行して活動の場を広げていた。まずは、AppleTV。リビングルームの液晶大画面TVと繋ぎ、iTunesと連携。iMacの中に取り込んだ全ての楽曲がリビングで聴ける。けれど、液晶TV(ウチは東芝REGZA)の音は貧相。映像なしの音楽だけを聴くにはちょっと淋しい。そこで登場したのはVictor・JVCのホームシアターサウンドシステム。サブウーハーなしの“なんちゃって”フロントサラウンドだから、場所は取らないし、価格も手頃。液晶TVの音響ではちょっとなぁ、というお気楽な夫婦にぴったり。そしてiPodに対応しており、充電も可能なドック付き。これで東京の林檎的音楽生活も充実することになった。

ころで、記事の冒頭のスティーブ・ジョブの話題は何か関係あるの?」妻の素朴な疑問。あると言えば、ある。ないと言えば、ない。けれど、マック信奉者、Appleファンとしては淋しい限りのニュース。そうとは知らず、引退の直前に林檎的生活を充実させたのも何かの縁かなと。「つまり関係ないってことだね」はい。

*香港の滞在記は次回以降!

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