缶たん!うま缶!「缶つま」

CanTsuma気楽夫婦宅には、食料のストックがほとんどない。あるのは、週末のサラダなどに利用するツナ、鮭、ホタテ貝柱などの缶詰のみ。この缶詰たちが活躍する場面は多い。ツナ缶は最近進化を遂げ、コーンやビーンズと一緒になっているものが出回っている。これは便利。ドレッシングで和え、葉もの野菜と一緒に盛り付ければ、あっという間にサラダが1品できあがり。鮭缶はダイコンおろしと合わせるも良し、マヨネーズを回しかけ七味を振るも良し。立派な料理となる。ダイコンと水産物缶詰は相性が良く、ホタテ貝柱(またはズワイガニほぐし身)と細く切ったダイコン、マヨネーズ、ブラックペッパーを合わせると、朝のサラダだけに食べるには惜しい、手軽な酒のつまみにもなる。

Sardineの肴と言えば、最近では缶詰バーなるものが巷にできている。店内で調理はせず、日本各地から集めた缶詰を提供。客は缶詰をおつまみに酒を飲む。徹底している店は、提供する酒は缶ビールに、缶チューハイ、そしてワンカップ。そう聞くと、侘しい気持がする方もいらっしゃるかもしれない。けれど私は缶詰好き。ぜひ行ってみたいと思っていた。ところが妻は同行拒否。であれば、缶詰バーに行くのは躊躇っても、自宅で缶詰バーなら良いだろう。という訳で妻に提案。実は、密かに缶詰をつまみにする「缶つま」なるものが一部で人気。なにしろ、缶詰大手メーカーの国分は「缶つまプレミアム」「缶つま☆レストラン」などというシリーズまで発売しているのだ。

BaconWashitaPorkぇ〜!面白そうだし、なかなか美味しそうだね♬」国分の商品紹介サイトを見せると、妻も興味を示した。おしっ、缶つまプロジェクトのスタートだ!そしてある日、二子玉川のとあるスーパーで大量に「缶つま」を買込んだ。缶詰界のお約束定番つまみオイルサーディンはハバネロ味の強者を、写真だけでもヨダレモノの厚切りベーコンのハニーマスタード、沖縄の雄ポーク(ランチョンミート)のチーズ入りなど。それ以外にもブリのあら炊き、牛スジこんにゃく、広島宮島産のアナゴの蒲焼きなどをゲット。そしてその日は妻の好物Vironのバゲットに合うようにと、何種類かの料理(?)を準備。

Dinnerずは、オイルサーディンはオニオンスライスと一緒に盛付けるだけ。ベーコンは缶ごとオーブントースターで温め、盛付けるだけ。わしたポークはさいの目に切り、かりかりに焼いて生食用ホウレンソウと一緒に盛付けるだけ。…早い話が、ほぼ盛付けるだけの缶たん料理。これが、実に旨かぁ〜っのうま缶料理。ちょっと辛めのハバネロ味のサーディンや、とろとろに煮込まれたベーコンはきりっと冷やした白ワインにぴったり。「かりかりポークは、予想以上にホウレンソウサラダに合うね。美味しいよ♬」ヴィロンのバゲットを齧りながら妻も満足げ。ちょっとひと手間もかけずに、ワインが美味しく、バゲットが美味しく、気軽に楽しめる。

は和食系の缶つまだね」まだたっぷり残っている缶つまシリーズ。次回は、ビールと芋焼酎に合う缶たん料理を!

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