Archive for 2 月 2nd, 2014

餃子は街を救う?「宇都宮餃子、ときどきスカッシュ」

No.1GyozaStreet川県が「うどん県」に改名すると宣言したように、いっそ宇都宮市も「餃子市」を名乗れば良いのに、そう思わせる出来事があった。東武宇都宮駅を降りて、迎えられた看板にはこうあった。「連続15年 餃子日本一の宇都宮市にようこそ!」…これには裏がある。実は、その15年連続の後、2年連続で浜松市の後塵を拝していた。さらに実は、2013年は浜松に圧倒的な差を付けてトップに返り咲いた、というNEWSが報道されたばかり。浜松市出身の妻はそんなニュースを歯牙にも掛けない。浜松には鰻も、フグも、スッポンもあるし!と強気の姿勢。けれど宇都宮市は必死だったらしい。宇都宮餃子日本一奪還アイドルを起用し、積極的なキャンペーンを行っていたという。

GokuGyozaの街、栃木市から向かった餃子の街、宇都宮市。市内には餃子専門店が多数営業しており、チェックインしたホテルには餃子店マップもある。きっと餃子専門店の数では圧倒的に浜松に勝っているだろうと思う。なにしろ宇都宮市が拘っていたのは、世帯当りの家計調査の結果、すなわち家庭で食べる餃子の消費日本一の座。スーパーなどの小売店で買って消費した金額。つまり専門店の売上とは関係ないというよりは、ライバル関係。けれども「日本一」と謳えるかどうかは、観光客に対してアピールできるパワーが違う。だったら協力してキャンペーンを行おう!と専門店の集まりである宇都宮餃子会も協力したという。そして3年振りに日本一の座を奪回。めでたしめでたし♬

HotelLounge都宮の宿は「ホテルアール・メッツ宇都宮」というJR系の駅前ホテル。2012年にOPENしたばかりのこのホテル、かなり面白い。元は商業施設だったビルをスケルトン状態にして、デザイン性と遊びごころ溢れるホテルにリノベーション。各フロア毎にデザインにテーマを持たせ、栃木県名産の大谷石をベースにしたシックな内装。宿泊者だけが利用できるラウンジには地元の情報誌、関連書籍がたっぷり詰まった書架、自由に使えるパソコンが並ぶ。他にも、かなり充実した24時間利用可能なジム、ランドリーコーナーなどがあり、お気楽夫婦の好みの方向にどんぴしゃ。駅直結であり、駅ビルにある餃子専門店街にも抜群のアクセス。宇都宮で餃子を食べるならこのホテルがおススメ。

PartyinTrainPartyころで、栃木〜宇都宮の旅の主目的はスカッシュの団体戦参加。同じクラブから3チーム12名で参加し、各クラス優勝賞品の餃子を狙った。毎年ごっそり餃子を持ち帰る我がクラブ。あろうことか今年の獲得は「0」。無念。けれども目的のもう一つは、皆で餃子たっぷり食べまくる宴会に続く、湘南新宿ラインのグリーン席(1階に12席の車両がある)貸切?の大宴会。宇都宮駅ビルにある成城石井で、ビールやスパークリングワイン、おつまみを大量に購入。都内に到着するまでの2時間弱、飲んで、笑って、食べまくる。「皆さん、こんな方たちだったんですねぇ。オトナってもっと落着いてるんだと思ってました」と、初参加の女子大生メンバーが目を見張る。こんなオトナですまん。

年も楽しかったねぇ。でも前から思ってたんだけど、スカッシュの大会じゃなくって、餃子や帰りの宴会目的で毎年参加してるでしょ」と妻の指摘はごもっとも。否定はできない。宴会>スカッシュ。また今年も、こんな仲間たちと一緒にお気楽夫婦のスカッシュライフがスタートした。

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