Archive for 1 月 3rd, 2015

お世話になった人と、お世話になった店で「2014年」

TetraYanagi年12月に入ると、あの店に顔を出しておかねばとか、あの人に会っておかなきゃという気持に駆られる。1月から12月までの1年という単位で生活し、1年の区切りとして最後にやっておきたいという意識。4月に始まり3月に終わることが多い事業年度や、やはり4月から3月までを1学年とする学校の1年とは違う、日常生活の中で身近に感じる暮らしの単位。年末には締める、収める、感謝する。年始には誓う、始める、祝う。新年に全てのモノが一新される。年が明けると前の年を旧年と呼び、その年を新年と呼ぶ。暦を持って以降、古来から続く人の意識。ということで、忘年会だ新年会だと理由を付けて、お世話になった人と乾杯し、お世話になった店に出掛ける。良い季節だ。

TreeParty上水の「さかなの寄り処 てとら」には、ワイン好きのスカッシュ仲間と一緒に伺った。美味しい肴と酒のおかげで、途中から断片的になってしまった記憶は妻に補ってもらう。前職で一緒に飲み歩いた“のんべ隊”の隊員とは代官山でデート。「隊長!飲み足りないです!」と言われ、シモキタで飲み続けた週末。もちろん翌日は二日酔い。スカッシュレッスンの仲間たちとは、メンバーの1人が転居してクラブを離れてしまうため、クリスマスパーティを兼ねた壮行会。毎週1回コートサイドで顔を合わせていた彼と、頻繁には会えなくなるという淋しさよりも、また一緒に飲めるだろうという楽観が勝る。遅くまで飲み過ぎたけれど、実に楽しいパーティだった。

TroisYoga事納めの日には、松陰神社前の「ビストロ トロワキャール」で独り忘年会。カウンタでひとり、今年1年を振り返りグラスを傾ける。…などという時間は短く、スカッシュ仲間のアスリート女子に合流してもらい、会社の忘年会から駆けつけた妻と乾杯。この店の料理は、周期的にどうしても食べたくなる。食べずにいられなくなる。シェフの聡ちゃんの笑顔が見たくなり、マダムのまゆみちゃんの笑い声が聞きたくなる。居心地の良い、大好きな店に年末のご挨拶。スカッシュレッスンの仲間たちとの公式忘年会も、毎年楽しみな場だ。恒例となった70歳を超える大先輩の乾杯の挨拶を聞くと、あぁ今年も終わるんだなぁと感慨深くなる。目指せOVER70歳のスカッシュプレーヤー。

HamamatsuHamama2末に訪れる妻の故郷浜松。地元のクラブで、地元の仲間と一緒にスカッシュ収め。妻とライバルとの対戦をはじめ、たっぷりと汗をかいた後に、浜松の街で飲み納め。彼らの行きつけの店で、90歳を超えた今でも現役で、毎日店に出ている大女将との会話を愉しみ、しこたま飲む。さらに飲む。スカッシュコートの中だけでは分らない、スカッシュ仲間たちの人となりが垣間みられて、これもまた楽しいひと時だ。年に数回お会いするだけなのに、その度毎にスカッシュをご一緒していただき、夜の街にご一緒していただける。そんな関係が何年も続いているのも、スカッシュという共通言語があるから。ありがたく、嬉しいことだ。この1年ホントにお世話になりました。

2014年、自宅マンションのリノベーションをはじめとして、自分史に残る(笑)いろいろなことがあった。概ね穏やかで“良い年”だった。facebookのおかげで、かつての同僚、後輩の何人かに久しぶりに会えた。新たな出会いもあった。馴染みの店にも通い、新たにお気に入りの馴染みの店も増えた。何よりも、今年もそんな店にご一緒していただける仲間がいた。そんな生活が続けられる仕事ができた。こんなブログを書き連ねてこられた。つくづく嬉しくありがたいことだとしみじみ思う。ということで、年はすっかり明けてしまったけれども、2014年、皆さまお世話になりました。2015年、今年もよろしくお願いします♬

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