リカバリー成功?「iMacとテニス肘」

iMac2008iMac2015候はあった。自宅で作業しようと会社から送ったエクセルのファイルが開かなくなった。仕方なく画面の小さなMacBookAirで作業。老眼には辛い。画像を開こうとすると、通称「レインボーくるくる」が画面に現れて、ずっと回り続ける。再起動もできず、電源をぶちん!と抜いて起ち上げる。それでもレインボーぐるぐるは続き、ぶちん!を繰り返す。ストレスが溜まる。そんなiMacを買い換えようかと話題にしだしたのは2、3年前。それでも何とか使い続けてきた。見た目(システムには余り関係なし)は元気そう。愛着もある。とは言え、余命わずかかなとも思っていた。そしてある日突然、起ち上がらなくなった。ご臨終か。我が家にiMacがやってきたのは、2008年8月。そうか、7年間もの間、健気に頑張ってくれたのか。とは言え、ピンチだ!

New iMacRecoveryゃあ、買いに行こう!」そんな時の妻の決断は早い。その日のうちにビックカメラでiMacを購入、翌日には到着。データはタイムマシンで取り込めば…。すまん!外付けのHDの起動音が煩くて、最後にデータのバックアップをしたのは去年だったと告白。「むむっ」と唸る妻。今度は壊れたiMacと一緒にタクシーに乗り、アップルストアのジーニアスバーに向かう。いろいろ診てもらうが起ち上がらない。HDが壊れている訳ではなさそうだが、最新のファイルが救えない。Macの師匠に助けを求めると、ファイルを救うアプリがあるという。さっそくアマゾンで「データレスキュー」というアプリを購入し、何とかデータを復旧することができた。(←今ここ)ふ〜う。「これからはマメにデータ更新しなさいね!」と妻の厳しいおことばに頷く。

PRP2012PRP2Wじ頃、長年患っている右肘の痛みが悪化していた。最初は2008年の春、テニスで痛めたのがきっかけ。鍼灸院や整体院に通ったり、整形外科での治療で完治しないどころか、余りの痛さに右手を使うことができず、半年程は左手でプレーしていた。その後しばらくは痛みも緩和していたものの、2012年夏に再発。仕事にも支障をきたすようになり、PRPという治療に踏み切った。自分の血液を採り、血小板を取り出し、組織の活性化を図るという再生治療の一種。CT、MRIなどで検査を行い、保険が使えない自費治療ということもあり、10万円近くかかった。それでも痛みはほぼなくなり、投資した甲斐はあったと満足していた。あれから3年。肘の痛みに、また痛い出費が必要なのか。前回の病院に行き相談すると、他の大きな病院を紹介するとのこと。

PRP2015BeforeAfterPRP治療のご経験があるんですね。切ったり注射したりするよりも、再生するというポジティブな治療だから、私はオススメしてるんですよ」紹介先の病院の担当医は明るく宣言。「じゃあ、今からやりますか?」え???確か前回は患部を固定し、2週間ほど安静にしている必要があったはず。仕事の調整が…。「固定は必要ないです。固定しても余り結果は変わらないですね」は?前回苦労したあの日々は。「あ、料金は」そう、それが大事。「10,000円です」え?「あ、違った」やはり。「10,800円でした」はい。では、すぐにお願いします。5分後、左手から血液を採り、遠心分離器にかけ、血小板を取り出し、患部に注射。「余り注入し過ぎても、腫れるだけだしね」はい、前回はすごく腫れました。「これで効果が出なかったら、またやりましょう」軽っ!

後1週間後、経過を診ていただくために再訪。「痛みはいかがですか」断続的に患部や手首に痛みが走ると伝えると、「再生の過程で痛みが出ることもあります。ダイジョーブですよ」相変わらず軽いノリ。スカッシュはいつ頃からできるでしょう。「まずは様子を見ながら、右腕のリハビリで軽い運動をしてみてください。スカッシュはそれからですね」と言われた2日後、ボールを打ってみると、ボールがラケットに当たる度に痛みが走る。さすがに無理か。前回の術後の様子を自分のブログで確かめてみると、スカッシュができるまで1ヶ月かかっている。そりゃそうだね。主治医の軽いノリに、つい先走ってしまった。ではスカッシュはしばらく封印。とは言え、前回と大きく違い、パソコンを使ったりする日常生活に支障がないというのはありがたい。こうしてiMacと肘が壊れた夏。何とかリカバリーは上手くいった模様。これで思い煩うことなく、来週からのヴァカンスに突入だ。

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