軽井沢を巡る旅「軽井沢ニューアートミュージアム、他」

Karui1Karui2Karui3井沢は自転車で巡る。王道だ。軽井沢駅前にはレンタサイクルの店が点在し、旧軽ロータリー近辺には大勢のカップルがタンデムの自転車でふらふら走る。実に軽井沢的な風景だ。ホテルに2台だけあったミニベロ(タイヤ径の小さな自転車)を借りて、お気楽夫婦も自転車でGO ! ホテルおたくの2人だから、まずは「ホテル音羽の森」、ジョン・レノン縁の「万平ホテル」とクラシックホテル巡り。豪華な別荘群を眺めながら、さらに「ホテル鹿島の森」を目指す。

Karui4Karui5Karui6中で立ち寄ったのは、天皇陛下が美智子妃と愛を育んだ、かの軽井沢会のテニスコート。趣ある佇まいに思わずペダルを漕ぐ足を止め、ひと休み。その後は、「ショー記念礼拝堂」を経て、旧軽銀座を避けて裏道を通り、人通りも疎らな旧ゴルフ通りを颯爽と走る。鹿島の森を過ぎ、南下する下りの道を軽快に走る。束の間雲場池で記念撮影。そして離山通りをかっ飛ばしホテルに戻る。全走行距離約7km。これは決して観光ではなく、完全に体育会系の走りだ。

Karui7Karui8Karui9日は美術鑑賞。これも美術館が点在する軽井沢観光の王道だ。お気楽夫婦が向かったのは、2012年に開館した「軽井沢ニューアートミュージアム」だ。ニューアートと冠するように、今や人気の草間弥生の作品や、映像だけの展示室があったり、音などの“展示”が続く、既成の美術館の概念とは大きく異なる不思議な空間が続く。トイレに至っては向井修二氏のインスタレーション(空間のアート化)によって、落ち着いて座っていられない状態に。もちろん利用可。

Karui10Karui11Karui12術館の中庭も、ジャン:ミシェル・オトニエルによる“愛の遺伝子展”という、分かったようなよく分からんオブジェを常設展示中。とは言え、総ガラス張りの開放的な建物、明るくPOPなミュージアムショップを含め、かなり気に入った2人。中庭でにこやかに自撮り記念撮影。妻はその内の1枚をプロフィール写真として採用した。元は2007年に商業施設としてOPENしたという建物。便利な場所にあるし、軽井沢再訪の際にはまたぶらりと足を向けたい美術館だ。

井沢、最後は買物だ!」そして軽井沢の旅の掉尾を飾るのは、アウトレットモール。ゴルフ場だった場所に作られた施設だから、とりあえず広い。かつ開放的な造り。1店あたりの面積も広く、ウィンドウショッピングだけで、さほど買う気なく出かけた2人でさえ、たっぷりとお買物。西武グループの戦略にハマった。「いい旅だったね」帰路、新幹線の中で「おぎのや」の峠の釜飯を頬張りながら妻が呟く。自宅から2時間弱で、こんな盛り沢山に楽しめるリゾートはそうはない。赤いカブリオレは持っていないし、例えこのリゾートに似合う老夫婦になる日は来なくても(笑)、飽かず何度でも訪ねよう。そう思わせる旅だった。

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