身体に悪い競技、身体に良い料理「YONEX JAPAN OPEN」

Bad1京オリンピックに向けて、各競技で期待の選手が現れ始めて嬉しい限りだ。中でも最近やたらと強いのがバドミントン。特に女子。高橋・松友ペアが昨年のリオ五輪で金メダルを獲ったり、奥原希望が世界選手権で優勝したり、いつの間にか世界TOPクラスの選手が増えた。高松ペアの世界ランキングはWD(女子ダブルス)1位、山口茜はWS(女子シングルス)2位!すごい。そこで、日本で開催される国際大会「YONEX JAPAN OPEN 2017」を観戦に行った。初の賞金付きのバドミントン国際大会として1982年にスタートし、今年が36回目の開催。平日の夜、まだ1回戦だというのに、東京体育館には予想以上の観客が入っていた。自分たちのやっているスカッシュと比較し、競技人口も観客も圧倒的に違うのだと彼我の差をしみじみ感じる。大会運営、プロモーション、試合速報なども、国際大会に相応しい。スカッシュも頑張れ!

Bad2目当の奥原選手の試合に何とか間に合い、じっくりと観戦。正確なショット、終始落ち着いたプレー、まだ22歳だというのに、王者の風格さえ漂う。小さな身体がコート内では大きく見える。立ち上がりは苦戦しながらも無事に勝利。これで来た甲斐があった。満足しながら他の試合を観戦。「バドミントンは身体に悪いね」妻が呟く。コースを逆に突かれると、身体を翻し上体を後ろに大きく倒しながらシャトルを打つ。コートギリギリに落とされると、手首を巧みに使って打ち返す。言われてみれば、腰にも、アキレス腱にも、手首にも確かに大きく負担が掛かる。高校時代にやっていたスポーツだから、私にはそれがフツーだったけれど、初めて観戦する妻にとっては驚異的な身体能力であり、無理な体勢に見えるらしい。なるほど。*後日、奥原選手は右膝故障のため、準決勝を棄権。残念!やはりバドミントンは身体に悪い?

Bad3戦後、自宅近くのヴェトナム料理屋へ向かう。お気楽風夫婦は、中華料理好きであり、東南アジアの料理好き。*和食もフレンチやイタリアンも好きだけれども(笑)。六本木の「ヴェトナミーズ・シクロ」や、二子玉川の「ジャンズ」など行きつけのヴェトナム料理屋が何軒かある。そしてこの店「マイちゃん」は、以前「イル・パッツィーノ」という馴染みのイタリアンの店があった場所にできたばかり。気にはなっていたものの、その日が初めての訪問。店に入ると以前の店の雰囲気を残す、いわゆる居抜き。以前の店を知る身としては微妙な気持ち。それでもヴェトナムの国旗や小物類が飾られ、ヴェトナム人夫婦(?)から迎えられるとすっかりエスニック気分。さっそくヴェトナムビール「333(バーバーバー)」や、生春巻き、バインセオなどのお馴染みのヴェトナム料理をオーダー。カジュアルな店の雰囲気と同様に値段もお手頃だ。

Bad4333をぐびり。スイートチリソースとナンプラーが柔らかな辛さのタレをたっぷりと付けて、ゴイクーン(生春巻き)やバインセオ(ヴェトナムお好み焼き?)をいただく。ん、旨い。ヴェトナム料理はタイ料理や韓国料理のような強い辛さもなく、中華料理のような味の強さもなく、野菜をたっぷり使う料理が多いから、身体に良い気がするとの妻の評価。数年前にヴェトナムのリゾート「コンダオ島」に行った際に、シャキシャキと新鮮な野菜に感激し、さらにヴェトナム料理にハマった妻。この店の料理も気に入ったらしい。確かに、焦がしニンニクとパクチーが利いたフォー・ガー(鶏のフォー)もキチンと美味しい。「おっ!バイン・ミーもあるし、テイクアウトできるって!今度食べなきゃ♬」来年の夏にヴェトナム行きを画策し始めた妻は、すっかりヴェトナム方向にアンテナを張り、大きく舵を切った模様だ。

YONEX(正確には冠にDAIHATSUも付くのだが)JAPAN OPENは、女子ダブルスで高橋・松友ペアが優勝!ベスト4に日本人ペアが3組入ったのを始め、男子ダブルスで井上・金子ペアが準優勝、ミックスダブルスで保木・廣田ペアがやはり準優勝と、日本人選手たちは(男女各シングルス以外は)まずまず好成績で大会を終えた。今大会はWSベスト8で終わったものの、共に20歳の山口茜、大堀綾の成長も楽しみだ。身体に悪いと言わず(言っているのは我々お気楽夫婦だが)、万全の体調で2020年を迎えて欲しいものだ。「東京オリンピックでバドミントン観たいね」お気楽妻はすっかりバドミントン観戦もお気に入り。我々も身体に良い料理を食べ、万全の体調で2020年を迎えよう!(笑)

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