頭の中でリフレイン「あの頃、あの曲」
2005年 9 月25日(日)
初めて聞いた瞬間に、がつんと脳天を直撃される楽曲がある。ここ何年かの私の傾向では、女性ヴォーカル。それも日本人アーティスト。椎名林檎の「ここでキスして」。LOVE PSYCHEDELICO「LASTSMILE」。元ちとせ「ワダツミの木」。平原綾香「Jupiter」。いずれも、MTVなどの音楽系衛星TV局がヘビーローテーションで流していた際に出会った曲。BGM(BGV)として、新聞を読みながら、なんとなく聞いていた音楽。そこに、突然“がつん!”というパターン。いずれも、ヒットチャートに入る前に、「良いよ、来るよ、これ。来る♪」と友人に盛んに勧めた。自分の耳の奥では、そんな間もずっとその曲が流れていた。
音楽に一貫性がある訳でもなく、ビジュアルにやられた訳でもない。10代の頃に、ラジオの深夜放送を聴いていた、愛川欽也が“あなたの街の宣伝本部長”だったり、みのもんたが奥さまのアイドルだったりするのが信じられない世代。彼らがラジオの人だった時代。その頃からずっと、耳に飛び込んできた気になるメロディが頭の中を離れず、リフレインしてしまう傾向がある。リフレインと言えば、学生時代に荒井由実の「12月の雨」を初めて聴いた瞬間も新鮮な驚きだった。凄い才能だと直感した。・・・歌は下手だけど。大滝泳一の「カナリア諸島にて」、甲斐バンド「翼あるもの」・・・。なんか、青春の歌シリーズ、深夜のTV通販で6枚組みCD、7,980円!ただ今この電話番号で受付中!みたいで、恥ずかしくもなるけれど、それもまた、やっぱり忘れられないメロディ。
音楽に親しんできた年月。今も耳に残り、心に響き、頭の中でリフレインする楽曲があるのが嬉しい。先日整理したCDコレクションには、ビートルズや、ツェッペリン、YES、SAS、Yumingなどのメジャーどころと一緒に、椎名林檎、LOVE PSYCHEDELICO、元ちとせ、Hitomi・・・そんなアーティストのアルバムがしっかりあった。ポルノ・グラフィティ、フリッパーズ・ギター、ケミストリーなども。う~ん、ほんとに一貫性がない。ただのミーハー?・・・あ、そういえば、森高千里もいっぱいあった!やっぱり、ただの・・・。