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2000年12月、20世紀が終わろうとしていた冬。お気楽夫婦は極寒のパリにいた。妻にとっては初めてのパリ。寒さに耐えながらも美味しい食事を食べ、街を歩き回り、美術館を訪ねた。そして、ニースに向う予定の朝、ダウン。フライトを変更し、夕方にニースに到着。早々にホテルにチェックイン。夜の食事は諦め部屋で休息。それでも暖かなニースの気候が妻を復活させた。翌日の朝には温かいカフェオレを、ランチにはスープ ド ポワソン(魚のスープ)を飲むまでに快復した。そして、元気になった妻と私は観光客たちと一緒に海辺のベンチに座って海を、夕陽を眺めた。
ル メリディアン ニースの窓からは、コートダジュールの海と、プロムナード デ ザングレー(イギリス人の散歩道)と呼ばれる海岸沿いの道、そしてアルプスの白い頂きが眺められた。ホテルの1階にはカジノがあり、屋上にはプールがあるリゾートホテル。当時は何の変哲もないホテルの印象だった。けれど、そのホテルとニースの街を思い出す度に、妻が目に見えて元気になってくる様子が目に浮かび、温かな気持が蘇る。ホームページで調べてみるとリノベーションされ、すっかり客室の雰囲気はモダンでオシャレになり、当時とすっかり変わっている。良い感じ。次回はもっと暖かい季節に、また訪れてみたいホテルだ。
【快楽主義宣言より】
■「夕陽を眺める人々」2005年6月15日
■「スープ・ド・ポワソンで復活!」2005年5月23日
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ホテルは文化だと思う。街の文化度を測るものだと思う。その点で、仙台という東北地方の核であり、伊達62万石の歴史ある街に相応しいホテルができた。東北地区としては初めての外資系ラグジュアリーホテル、ザ ウェスティン仙台の開業は2010年8月。何も外資系ホテルだけが偉いと言っている訳ではないけれど、そのサービスと施設の水準は各地方都市が育てて来た名門ホテルを圧倒的に上回る。例えば、仙台で言えば仙台ホテル。けれど、ウェスティンが開業する前年2009年12月31日に閉館。159年の歴史に幕を下ろしたという。
けれど、大型商業施設が商店街をシャッター通りにするのとは違い、淘汰はあるものの、宿泊施設の場合は選択肢のひとつとして互いに共存できる可能性が高い。ウェスティンにも、今まで仙台では望んでも得られなかった施設やサービスがあり、眺望があり、お高い宿泊費がある。
お気楽夫婦はたまたまアップグレードの恩恵を受け、今後は二度と宿泊できないであろうスイートルームに宿泊することになった。けれど、スタンダードルームの水準も、クラブラウンジのサービスも充分満足のラグジュアリー度だった。☆の数がひとつ足りないのは、ジムが余りに狭く、レンタルのシューズがなかった(お気楽夫婦は街に買いに走った)ため。こんなオバカな夫婦以外は、お気に入り度☆☆☆以外付けようがない水準だ。
【快楽主義宣言より】
■「青天の霹靂、幸運のサプライズ!」2010年10月31日 ザ ウェスティン仙台 滞在記
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「グランド」で「カジュアル」なグランド ハイアットは、スモール&ラグジュアリーホテル好きのお気楽夫婦の嗜好には合わない。けれど、クラブフロアまたはスイートルームとなると話が変わる。施設は大きいから設備は充実、クラブフロアだからサービスは細やか。香港のグランドハイアットと同様に、このホテルも何度か滞在した。スタンダードレートだととてもスイートには宿泊できないから、もちろんポイントを使ったアップグレードであることは言うまでもない。
食事は朝夕とも基本的にはクラブラウンジで取る。お得である。スタッフとも顔馴染みになる。2泊もすると住んでいる気分になる。朝食の後にジムで一汗流したらシャワーを浴びてランチに出かける。帰って来たらプールで涼み、読書。そして夕刻にラウンジでビールやワインをいただき、気が向いたら夜にもう一度ラウンジで軽食をいただく。そんな生活。正確には、ジムに行って汗びっしょりになったスポーツウェアを部屋で洗濯、室内に干して外出…文字通り、“ホテルで暮らす”日々。
■快楽主義宣言より(グランド ハイアット シンガポール滞在記)「ホテルで暮らす日々」