春節は横浜へ♬「WE L♡VE YOKOHAMA」

yokohama04yokohama01浜を訪れる度に思い出す友がいる。一緒にスキーやテニスをして、穂高岳や谷川岳に登り、三浦でディンギーを駆った。彼は当時まだ独身で、東横線の終点だった桜木町から弁天橋を渡った先の海上保安庁の宿舎に住んでいた。出張先の小笠原から絵葉書を送ってくれた。最初の妻との結婚披露宴では司会を務めてくれた。お気楽妻との再婚を報告した際には、赴任先の舞鶴からお祝いだと松葉ガニを贈ってくれた。新婚旅行中で受け取れず、彼の元に戻ってしまい、送り直してはもらえなかったけれど。彼の車で横浜の街をドライブしていた時に、横浜三塔のことを教えてくれた。その三塔のひとつ、ジャック(横浜市開港記念会館)のライトアップした姿を眺め、彼を思い出した。けれど彼は7年前海上保安庁を退官し、再任先の伊豆で突然の病に倒れ帰らぬ人になった。それでも嬉しいことに、ヨコハマの街には彼の気配がする。そんな街の別荘(ハイアット)に、今年の新春(旧正月)にも滞在することができた。

yokohama02yokohama03気楽妻は香港が好きで、中華料理が好きで、春節のイベントが大好き。*春節で大移動する某民族の方々はお好きではないらしいが。この時期の横浜に、それも中華街(別荘から歩いてすぐ)の近くを散策するのは、どうやらワクワクを超え、血が騒ぐのを抑えれないらしい。何と今年で5年連続での(春節前後の期間)横浜滞在だ。他の季節も含め、ヨコハマの別荘滞在の際にはテーマがある。ある時は中華街の大店(重慶飯店、萬珍樓、状元樓など)を巡ったり、逆に小さくて美味しい店舗(南粤美食、徳記など)を探し歩いたり、博物館(日本新聞博物館、横浜開港資料館、日本郵船歴史博物館など)探訪だったり、パン屋(のり蔵、ブラフベーカリー、ウチキパンなど)の食べ比べなどなど。そのテーマは尽きない。今年のテーマはと言うと、中華料理に限らずお気に入りの(あるいは気になっていた)料理をいただき、芝居や映画などのエンタメ三昧。*ちなみに、今回のヨコハマ滞在中に2本の映画を観て、別荘の目の前にある「KAAT」で芝居を1本観た。

yokohama07yokohama09画や芝居以外のエンタメは、例えば「日本郵船 氷川丸」の見学。ここは期待以上に(…正直に言えば、ほとんど期待していなかった)楽しい。存在は誰でも知っている、山下公園の名所でもある氷川丸は、写真は撮ったことはあっても乗船したことのない人がほとんど、だと思う。それは実にもったいない。乗るべし‼︎ 乗船して初めてその数奇な歴史や当時の乗船費用を知り、驚愕する。*1930年に横浜〜シアトルまでの貨客船として就航した当時、チャップリンなどの乗船した1等はもちろん、3等の費用ですら超高額。1等は片道250$=500円。往復で1,000円。当時の日本郵船の初任給が70円(2024年4月で約32万円だから、現在の貨幣価値として約4,500倍)だから、450万円。ちなみに1,000円で家が建つ時代だったらしい。当時の客室もそのまま再現されていて見学できるが、実に豪華。その後、病院船になったり、引き揚げ船になったり、そして1961年に現在の場所に係留され、2016年に重要文化財として指定され現在に至る。乗るべし‼︎*そして今回調べて判明したのだが、私たちが乗船した翌日に入館者が400万人に達し、豪華記念品を受け取った方がいたとのこと。惜しい‼︎

yokohama10yokohama12べる方は、まずは別荘(ハイアット)1階の「ザ・ユニオンバー&ラウンジ」でのアフタヌーンティ。この季節はお約束のストリベリー三昧。マカロン、タルト、パフェ、ショートケーキ、ブランマンジェ、ムースなど、8種類のイチゴ尽くしスイーツと、キッシュやミニバーガーなどのセーボリー。見ているだけで満足してしまいそうなラインナップはスカッシュ仲間(女子コーチたち)とご一緒に。体育会系の彼女たちをも魅了する豪華さ、麗しさ、そして美味しさ。とは言え、私はしばらくスイーツは遠慮したいくらいの甘味攻撃。降参です。そして我が別荘のクラブラウンジの17時からのカクテルタイムが素晴らしい。スパークリングワインを含むアルコール類の充実はもちろん、オードブルのバリエーションが多彩で、フィンガーフードやシャルキュトリー、揚げ物やスティックサラダまで、毎晩通っても飽きが来ないと思われるメニュー。そして19時からは何種かのミニスイーツが!2夜しか行けなかったことが悔やまれる。

yokohama18yokohama23華なクラブラウンジに行けなかった理由は、毎夕ごとに気になっていた地元の人気店を訪れたから。私の誕生日に妻がお祝いしてくれたのは「ル・サロン・ド・レギューム」という店名(レギューム:フランス語で野菜)の通り、旬の野菜をふんだんに使ったクラシカルなフレンチレストラン。焼きたてのキッシュから始まって、フォアグラ、鰆、鴨、デザート、焼きたてプティガトー(マドレーヌ)まで、どれも素直で好ましい料理。“Bon Anniversaire”のメッセージも嬉しい。たまには硬めのサービスも新鮮。さして横浜在住の友人夫妻との会食も横浜の別荘滞在のお約束。サシの入った肉が苦手の友人(夫)を気遣い、今回はジビエが有名なイタリアン「オステリア・アウストロ」。ここの料理はどれも絶品、サービスや店の雰囲気も心地良く、4人で大絶賛。ジビエ中心の前菜の盛合せだけでもワインが何杯もいける。タラの白子の温製サラダ、芽キャベツと蕗の薹のフリットなど、魚介や野菜の料理も秀逸。やるな!ヨコハマ。

yokohama14yokohama21ちろん、中華料理は外していない。たまたま伺った移転新装なったばかりの「山東(2号店だけど、1号店は休業中)」では、名物料理の水餃子、なぜか神奈川県民が愛するサンマー麺、干し肉と野菜炒めなど、中国家庭料理と銘打つ店名通りの素朴で美味しい安定の味。大箱になってもカジュアルでお気楽な店の雰囲気と料金はそのまま。さらに人気の店になるだろうと思って通りかかった週末には長蛇の列。ますますのご繁盛を。そして、お気楽夫婦の大定番店「状元樓 横浜中華街本店」は磐石の美味しさ。古き良き上海を再現した優雅で上品な内装と相まって、安心してかつ落ち着いて食事ができる、“大人”の店。2人が大好きな干し豆腐の前菜からスタートし、ミックス焼売、昔ながらの豚の角煮、エビとニラのパイ包揚げまで、大満足。さらには本店近くに新規OPENしたばかりの洋菓子店「パティシエール状元樓」が素晴らしい。中華のエッセンスを洋菓子に加えたラインナップが新鮮。「チーズケーキ月餅」がオススメ。

yokohama25yokohama27節の横浜市街には「ランタンオブジェ」と呼ばれる装飾が50ヶ所以上現れる。その内の1ヶ所は別荘の向かい、KAAT(神奈川芸術劇場)の1階アトリウムに「西遊記」をモチーフにしたもの。毎年恒例の巨大オブジェだけれど、お気楽妻のお気に入り。そして彼女が大好きな出し物の極め付けは「LION DANCE」、中国版獅子舞だ。春節の期間中に中華街で披露されるという情報に加え、このアトリウムでも横浜中華学校校友会国術団によるライオンダンスが演じられるというGood News をゲットした妻はワクワク。アトリウムの階段に座り、開演を待つ。大きなドラの音で開演。すると間近で演じる2頭の獅子が紅包という赤いお年玉*袋を受け取りながら客席へ。*集まったお年玉は能登の被災地に全額寄付するとのこと。お気楽妻の興奮はピークに。さらには、館内を動き回る獅子たちは階段を登ったり、エスカレータに乗ったり、サービスアクション満載の動き。これはたまらん。妻に満面の笑みが溢れる。

「良かったぁ‼︎ 凄かったね〜♬」妻は興奮が冷めやらぬ様子。「香港の春節もまた行きたいけど、ヨコハマの春節祭もいいね♡」香港の春節は2017年に経験済み。いつかまた渡航のチャンスがあればと目論んでいる妻。まずは横浜で満足してもらえている様子にひと安心。今年の横浜春節祭のキャッチフレーズは「2月の横浜はめでたい!」。春節はぜひヨコハマへ‼︎

大阪〜奈良〜京都「食い倒れ修行?の旅」

kyoto02kyoto012025年のHyatt修行の旅は、難波から。昨年6月にOPENしたばかりの「キャプション by Hyatt なんば大阪」に宿泊し、お気楽夫婦にはあまり馴染みのない“難波”≒“ミナミ”を探訪するという作戦。2人が出張等で訪れてきたのは大阪駅、梅田近辺の“キタ”が中心。道頓堀やら心斎橋周辺を何度か訪ねたことはあっても、土地勘はなし。さてと早速周辺を散策。まずはお目当ての「千とせ」で「肉すい」と「小玉」の黄金コンビ(らしい)、そして「肉うどん」という観光客メニュー♬。まぁ、実際に観光客だしね。さらにたまたま「十日戎」の日だったこともあり、せっかくだからと「今宮戎神社」まで(屋台の余りの多さに驚きながら)遠征。さらに夜には前職の旧友たちと法善寺横丁「いちい」で美味しい関西おでんをいただき、北新地のバーで乾杯。いい夜を過ごした。

kyoto03kyoto04日は京都へ移動。京都出身、現在はフロリダ在住の友人と「パークハイアット京都」でランチ。このホテルは宿泊費高騰で到底泊まれず、せめて食事だけ(汗)という作戦。これもまた修行の一環。実際の宿泊は「ハイアットプレイス京都」というカジュアルなホテル。館内にジムやコインランドリーもあり、今回もスカッシュラケットを抱えた旅だからお気楽夫婦にぴったり(やや負け惜しみ)。さらに、京都市営地下鉄丸太町駅の地上出口からホテルのエントランスはすぐ(10秒)であり、近所にスーパーやパン屋が多く、こぢゃれた店が増えた「夷川通」も近くだから何より暮らし(別荘だし)やすい。ある日の夕食も夷川通のを歩いて数分の「燕楽」という人気の居酒屋で京おでん(冬はおでんだね♡)をいただく。料理もスタッフもなかなかいい感じの店でリピート決定。

kyoto05kyoto06たある日は奈良の「本城」さんへ。東京の用賀から移転して1年。移転後早くも3度目の訪問。京都を訪れるついでに立ち寄るのではなく、本城さんの予約ができた日を中心に旅の日程を考える。お気楽夫婦にとってとても大切な店。大将が独立前に「たん熊北店二子玉川店」の店長だった頃から、約20年のお付き合い。季節ごとに、その季節の味を楽しむために訪れていた店だったけれど、せめて年に何度か訪れたいと奈良まで通っている。因みに、最寄の駅からも遠く、京都からでも往復半日がかり。それでも伺う価値あり。

kyoto07kyoto08回のお目当ては、白味噌仕立ての「京都のお雑煮」。何年か前に初めて用賀の店でいただいて、2人ともその味に恋に落ちた。何度か自分でも再現してみようとトライしてみたが、なかなか(当然だが)近づけない。入れる味噌の量にビビってしまうこともあり、やはりお店で食べようと毎年のように伺った。そして移転前の2022年のお正月にいただいて以来、3年ぶりのご対面だ。「やっぱり美味しい〜っ♬」妻が満面の笑顔で唸る。ん、そうそう。これだよね。柔らかく濃厚な白味噌が染みる。小ぶりにしてある(コースを食べ切るためにも)丸餅が嬉しい。満足の味。次は秋の再訪を約束して店を出る。

kyoto09kyoto10テルの近く(歩いて1分)に、馴染みにしたいうどん屋も見つけた。「やっこ」という地元の方々が通う、いかにも“昭和”な見た目は何てことのない店。「キーシマ」という中華麺をうどん出汁で食べる、不思議なネーミングのメニューが人気らしい。ミニ衣笠丼(油揚とネギを卵でとじる)とセットでいただく。妻は生姜が利いたあんかけの「けいらんうどん」。これがどれもフツーに美味い。身近に美味い。通いたくなるワタシ好みの味。ドラマなどのロケ(『ちょこっと京都に住んでみた』の木村文乃さん♡とか)でも使われることが多いらしく、小さく控えめに写真などが飾れらていた。再訪必須。

kyoto11kyoto12都訪問のもう一つの目的、お気楽夫婦の独自企画「京都でスカッシュ!!」のお相手、日本代表選手の杉本梨沙ちゃんとの会食も。前回の京都とパリ(食事だけ)はビストロだったので、今回はスペインバル。京都でのバルの先駆けらしく、店構えや内装は老舗の風格。料理はと言えば、この店を選んで正解でした!の味。メニューも豊富で、少食の2人に女子とは言え体育会系の強い味方がいるから大胆にオーダー。カルパッチョやお約束のパエリアが美味しいのはもちろんのこと、その日の絶品!!のひと品は白子のフリット!! 熱々クリーミーで、ソースとのバランスが絶妙。この店も再訪の可能性あり。

kyoto13kyoto14都では何食べはりました?」と本城さんに問われ、すぐに「この時期やったら牡丹鍋やね」と畳み掛けられた。ではどこに行けばと尋ねると「畑かく」さんと即答。調べてみるとホテルの2駅先で、駅からも近い。さっそく電話すると「お部屋をご用意しておきます」と予約完了。お部屋?訪ねてみると老舗オーラが漂う旅館風の玄関。案内されるままに廊下を歩き、これまた旅館風の個室へ。そして何と部屋に囲炉裏。さらには担当の女性が手際良くボタン鍋の具材を鍋に入れ、出来上がった頃にやって来てよそってまでくれる。お大尽気分。そして猪肉はクセがなく、味わい深く旨い。そして何とネギが、セリが、ごぼうが美味しい。野菜が絶品なのだ。これはクセになる。

「本城さんはもちろんだけど、京都もどれも美味しかったねぇ〜」と妻が満足の笑み。大阪のバーでいただいたスープも旨かったし、関西なかなかやるね。「大阪も楽しかった〜♬」そう言えば、「大阪楽し〜っ」と歌うように街を歩いていた妻。(春節や花見や万博の期間は避けて)また食倒れ修行?の旅に来なきゃだね。

そしてHYATT修行は続く「香港、沖縄 師走旅」

hyatt01hyatt02hyatt032024年冬、師走の声を聞くとすぐにお気楽夫婦は南へ飛んだ。目的地は香港。年末恒例になった「スカッシュ香港OPEN」の観戦、そして日本のエース渡邊聡美ちゃんの応援が目的だ。滞在するホテルはお馴染みの「グランドハイアット香港」一択。いつもの客室からの眺めは、ヴィクトリアハーバーを挾み、中環(セントラル)と尖沙咀(チムサーチョイ)を望む夜景が美しい。そして聡美ちゃんは1回戦は順当に勝ち、巨大スカッシュボールに笑顔でサイン。観戦したお気楽夫婦が(2回戦で)スカッシュTVの放送に映り込むオマケ付き。

hyatt04hyatt05hyatt06美ちゃんはその2回戦でエジプトのTOP選手に残念ながら敗戦。昨年、一昨年と続いたベスト8入りには及ばなかった(涙)。しかし、お気楽妻には他にも大切なミッションがあった。9月にパリで開催されたスカッシュ大会でゲットした巨大スカッシュボールへサインをもらい記念撮影をするというもの♬ 大ファンのアマンダ(USA、BWR3位)はもちろん、コロンビアのロドリー(BWR4位)、現役を引退してコーチになっているマレーシアのロウちゃん(BWR4位)など、お願いすると喜んで応じてくれる気さくなTOP選手たちばかり。*BWR:過去最高世界ランキング

hyatt08hyatt09hyatt10は、香港オープンの後すぐに「世界選手権団体戦」が同じく香港で開催されていた。TOP選手は香港で連戦。お気楽夫婦も滞在期間を延長して観戦、日本代表チームの応援に臨んだ。聡美ちゃん以外の日本代表選手たちは、普段は対戦できないランキング上位の選手たちとも対戦。各選手とも期待以上にランキングの差を感じさせないラリーもあり、頼もしくも誇らしい観戦。今年の全日本チャンピオン遠藤くんは世界ランキング1位のアリ選手と対戦し、1G先取。逆転で負けはしたが、おぉっ!もしかしたら!と思わせる試合だった。

hyatt07hyatt11hyatt12体戦に合わせて日本から応援にやってきた友人たちも合流し、日本チームを一緒にお揃いのボードを持って応援。これが実に嬉しく楽しい。オリンピックやワールドカップと同様に、国対抗の試合はテンションが上がる。聡美ちゃん(世界ランキング12位)は5戦して4勝1敗。選手たちはもっと上位を狙っていたとのことだが、女子は9位、男子は17位と過去最高順位だった。これで2年後のアジア大会、4年後のオリンピックが楽しみになった。GO!! GO!! 日本!!

*応援の合間に、お気楽夫婦はちゃっかり(対戦相手だったエジプト代表)ティンカーベルという愛称のエララビー(WR7位)とも撮影。強くてチャーミングなスカッシュ界の妖精。

hyatt21hyatt13hyatt14港から帰国した翌々日、お気楽夫婦は再び機上の人となった。次の行き先、2024年 お気楽風のHYATT修行の掉尾を飾るのは沖縄。那覇のハイアットリージェンシーでワンストップ。馴染みの大型書店で文庫本を買い、バーの夜遊び、ウチナーそばの店とルーティンを経て、バドミントン合宿の地、瀬良垣へ。師走だと言うのに、空は青く、暖かく、波は穏やかで、琉球赤瓦の屋根の上ではシーサーが乾杯をしている。ここは楽園か!! この地でも行きつけのうちなーそば屋2軒を巡り、レンタサイクルで海岸線を走った。

hyatt15hyatt16hyatt19は言え、お気楽夫婦の瀬良垣訪問の目的はバドミントン。元実業団バドミントン選手の奥井さんが担当する(密かに合宿と呼ぶ)アクティビティは、彼女が企画した冬場の非マリン系のメニュー。だからこそ、彼女たちの閑散期(年末と梅雨明け前)にホテルを予約して、ラケットとシュージ持参でやって来る。今回で数えて6回目の合宿だ。今回は2時間×3日間の本格(経験者の私と初心者の妻とは別の)メニュー。毎日たっぷり汗を流した後には、ラウンジでは朝から飲めるオリオン生ビールと、スイートルームでのボディトリートメントが待っている。

hyatt17hyatt18hyatt20終日、快晴。沖縄最後のランチは海を眺めながらホテル近所のオープンエアのバーガーショップで。カーリーポテトフライも、ナゲットも、100%ビーフパテの豪華ハンバーガーも、そしてもちろんオリオンビールも、間違いなく旨い。何て幸福なひと時だ。長〜く、とても辛〜い(訳はない)HYATT修行の1年を締めくくるに相応しい。国内は元より、初めてのカナダ、フリスコ、シカゴ、久しぶりのNYC、ウィーン、19年ぶりのパリ、そして香港からの沖縄。こんな1年は生涯2度とないだろうな!と今年の旅の日々を振り返る。

仕事はお気楽ではなかった妻の卒業旅行だからこそのゼータクな旅、長きにわたりハードに働いてきた妻の慰労だからこそ。本当にお疲れさまでした。「ところで、来年もこんなペースで旅したいなぁ」と妻。ん?

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