ハワイへGO♬「ザ・カハラ ホテル&リゾート」

TheKahala01TheKahala02外渡航がままならない今、お気楽夫婦のパスポートは3年もの間眠ったまま。ここ30年余りで初めてのことだ。海外に行きたい。どうしても行きたい。そこでどうしても我慢できずに行って来た。行き先はハワイ。意外なことにお気楽妻は初ハワイ。そして、ホテルフリークの2人がハワイで泊まるべきは、名門「ザ・カハラ」だ!! という事で、2020年9月に開業したばかりの「ザ・カハラ ホテル&リゾート横浜」を訪ねた。*引っ張ってしまい申し訳ありません(^^;;  海外旅行に行きたいが故の妄想が入ってました。それも画像はカハラの公式サイトからの無断借用。私的使用で、直接的利益を得ていないのでお許しください。

TheKahala03TheKahala09テルのエントランスでアロハ姿と花の髪飾りの女性スタッフに「ALOHA!」と迎えられる。レイまで掛けられそうな勢いだけれど、その日は金曜日。「アロハフライデー」として、他にもクッションをハワイアンキルトのものに変えるなど、ハワイの週末を演出している。エントランス近くには、(ハワイの)カハラを訪れたセレブたちの写真が飾られた「カハラルーム」があり、館内にはハワイアンミュージックが流れ、プルメリアの香りが漂うラウンジには煌びやかなシャンデリアが輝く。まさしく、ここはハワイだ。

TheKahala04TheKahala05式のチェックインタイムには早かったものの、さっそく手続きをしてもらった上に、そのことには全く触れず、ラウンジで食事をして待つと言うと客室の用意ができたらルームキーを持って来てくれると言う。その上、ラウンジの席を押さえてくれた(アフタヌーンティ以外は予約できない)。エントランスからフロントの対応まで、ストレスを全く感じさせない流れるような接客が素晴らしい。ラウンジのサービスも、予定より早く準備ができたと案内された客室(画像よりも意外と落ち着いている内装で)も申し分無し。

TheKahala06TheKahala07解きの後は、すぐにジム&スパへ。建物に隣接する水庭を眺めながらジムで汗を流し、室内なのにインフィニティのようなプールで泳ぐ。大きめのロッカー、数が豊富な(10ブース!)鍵付きのシャワーブース、2種類のバス、サウナなど、どの施設もきちんと目が行き届き、清潔感があり、快適で実に心地良い。例えば、自動ドアの手前で人を感知し、ドアに近づくと既に開き始めていると言う細やかな設計も憎い。ホテル付帯のジム好きで、国内外数多くのホテルを訪ね歩いた2人の採点も高得点。マイカイ!! 素晴らしい!!

TheKahala08TheKahala10得点の理由はそれだけではなく、さらに特筆すべきは、屋外のジェットバス。この時期はやや寒いけれど、晴れて無風だったその日のアウトドアバスは実に爽快。絶妙な配置で周囲の建物からの視線は気にならず、低層なのに眺めが良い。快晴の青空の下、無邪気にはしゃいだ2人だった。そしてダメ押し。アロハフライデーの楽しみは、ラウンジで開催されるフラダンスショー♬ 横浜みなとみらいの夜景をバックにプロのしなやかで繊細なフラが楽しめる。もうここ、ハワイでしょ?いや、ハワイです。断言。

TheKahala11TheKahala12・カハラは設備やサービスだけでなく、食事のレベルも高い。インルームダイニングの朝食だけで食べることができる「ハワイアン ブレックファースト」が妻のお目当て。アサイーボウル、シンパンケーキ、マラサダなど、メニューを読んだだけではさっぱり分からない。「このパンケーキがね、オリジナルな訳よ」と得意そうな妻。巻いたクレープのようなパンケーキを嬉しそうに頬張る。私はと言えば、これも絶品「濱膳」と名付けられた和定食。何と、炊き立てのご飯が鉄釜ごと供され、銀鱈西京焼、湘南シラス、イクラ醤油漬けなど、これでもか!と思うほど、ご飯がススムおかずが付いてくる。ご飯無限地獄、天国?いずれにしても、その料理のクオリティは高く、食器の選択や食材との組合せのプレゼンテーションはシャレオツの極み。感服、満腹。

「カハラは素晴らしかったね。ハワイのカハラにも行かなきゃだね」とハワイ未踏の妻。御意。それにしても、ハイアット修行のために、他系列のホテルの宿泊はご無沙汰だったけれど、国内にも次々に魅力的なホテルが新規開業しているなぁと実感したカハラ滞在だった。よしっ!ハイアット修行が一段落したら(するのか?)、訪ねるべきホテルがまだまだあるぞ!と決意を新たにする2人。

…こうして、お気楽な2人のホテル三昧の日々は続くのだった。

À l’année prochaine !!「用賀 本城」

Honjo01城さんとの出会いは2006年5月。「たん熊北店」のカウンター越しだった。初めてカウンター割烹というスタイルを取り入れた京料理の老舗。その二子玉川にある支店のカウンター席の右端に座り、ゴリゴリと心地良いハモの骨切りの音を聞きながら絶品料理を味わった。そして目の前でハモを捌く店長さんこそ本城さんで、初対面から色々と声を掛けていただき、その細やかな気配りに2人ともすっかり本城ファンになった。

Honjo02度か店に通い、すっかり馴染みになったある日、本城さんの独立を知らされた。「最近、若いもんの目指す料理人の道みたいなものが見えなくなって来て、だったら私がやってみようかなと」と伺った話が印象的だった。店の場所はお気楽夫婦が毎週スカッシュのレッスンで通う用賀だった。そんなご縁もあり、2009年春の開店以来、季節ごとに、友人たちを誘い、お気楽妻が「幸福のカウンター席」と呼ぶ場所を度々訪れた。

Honjo03規開店早々に訪問し、開店祝いの蘭の鉢を分けていただいたこともあった。私の書いた拙いブログの記事が検索で良くヒットすることを知り、本城さんのお兄さまからお礼の連絡を受けたこともあった。元首相が常連であることでも知られ、たん熊で元首相ご夫妻と並びの席になったこともあった。本城さんはかつてパリの日本大使館の公邸料理人を務めたこともあり、その客層は幅広く、かつリピーターが多かった。

Honjo04城さんの店は季節を味わう店だった。春に筍、山菜。夏のハモ、鮎。秋の栗、キノコ。冬のカニ、そしてお正月の白味噌雑煮。お気楽夫婦は、この店で和食の奥深さを、京料理の真髄を、旬の食材を堪能して来た。妻は今まで満足できなかった料理が一皿もないと断言した。食べると幸福になるとも、笑顔になるとも。一緒に通ったスカッシュ仲間は、元気になる料理だと評した。友人たちを誘って喜んでもらえる自慢の店だった。

Honjo05でも料理を味わう店だった。盛り付けの美しさ、そして器の美しさ、そしてその料理と器のバランス。春の一皿に桜の花が添えられ、秋には鮮やかなもみじ葉が器と料理を引き立てた。大将も女将さんも酒を飲まないのに、酒器のチョイスも見事だった。飲んべの友人が「うわぁ!キレー!セットで持って帰りたい!」と夏の酒器を絶賛したこともあった。器が酒や料理をさらに深く、味わい深いものにしてくれた。

Honjo06尽くしの会」も楽しみだった。ある夏、鮎料理専門の店の話題になり、「鮎尽くし料理なら、ウチでやりましょか?」という本城さんの一言で実現。翌年からは友人たちを誘って開催する恒例の会になった。生きた鮎を琵琶湖から取り寄せて頂き、一夜干し、うるか、背越し、塩焼き、梅煮、そして鮎ご飯と鮎LOVEのメンバーにとって夢のような宴。年によっては、活鮎を掴み損ねる本城さんのパフォーマンスも付いていた。

Honjo08城さんとお気楽妻の誕生日が近いことが分かったのは、本城さんが還暦という話題で盛り上がった時だった。早々にいつもの席を予約し、還暦のお祝いに駆けつけたところ、逆に妻への花束プレゼントというサプライズで返された。女将さんとの会話も毎回楽しみだった。お互いにホテル好きということもあり、夏のリゾート計画の情報を交換し合った。…過去形ばかりの文章になってしまった今回、書きながら涙を堪えている。

Honjo09気楽夫婦にとって、とても大切だった、いろいろな思い出が詰まったこの店「用賀 本城」が9月末日を持って閉店した。ひとり娘の女将さんの故郷、奈良に移転するという。いつかは、と聞いてはいたものの、いざ現実となると喪失感が湧き出る。移転を発表してすぐに、数ヶ月先の営業最終日まで予約で埋まったと伺った。その間に夜とランチ、それぞれ1度友人たちと一緒に伺うことができたのは、それでも幸福だった。

Honjo10賀での最後の訪問日、大将と女将さんと一緒に記念写真を撮った。「一緒に撮りましょう」という明るい女将さんの涙声と、大将までもが涙目になってしまうから、挨拶を交わそうとしたことばが湿ってしまった。ハグをしながら涙が零れた。「本当にお世話になりました。奈良でお待ちしてます」お二人のご挨拶に「もちろん伺います」と、お気楽妻が迷いなく応えた。では、また来年に! À l’année prochaine !!

VIVA! SAPPORO!!「ビール、とうきび、モエレ沼」

Sapporo01幌と言えば、ビールと続く。断然サッポロビールが好きだ。ヱビスも、黒ラベルも、赤星も。*家で金麦を飲んでいるのは身体のため(涙)。1876年に開拓使が札幌麦種醸造所を札幌に設立したのが始まりと言うからその歴史は古い。大手ビールメーカー4社の中では後塵を拝しているが、箱根駅伝のスポンサーを長く続けたり、私にとって好感度はとても高い。そこで札幌の宿泊はサッポロファクトリーの中のホテルクラビーを予約。

Sapporo02場跡地に建設された「恵比寿ガーデンプレイス」と同様の複合施設。複数の建物に商業施設(スポーツショップが充実!)、シネコンなどが入っている。恵比寿とは違い、古い倉庫の外観はそのままに活用しているのは小樽の街と同様。そしてアトリウム内のエレベータの外観は缶ビール。どちらも旅人好み。良い感じだ。そして施設内で夕食に選んだのは「一夜干しと海鮮丼 できたて屋」と言う長い店名の地元住民に人気の店。

Sapporo03名に従って、オススメの「トロサバの一夜干し」「海鮮はなまる丼」、北海道名物のザンギ、そしてもちろん「サッポロクラシック」をオーダー。これがどれも感涙モノの旨さ。脂の乗った鯖にも、海老やタコ、イクラなど新鮮な食材がたっぷりと乗った海鮮丼にも、すっきりとした飲み心地の北海道限定のビール「サッポロクラシック」がぴったりと合う。気取らないカジュアルな店でもこのレベルの高さ。VIVA! SAPPORO!

Sapporo05朝は札幌郊外の「モエレ沼公園」へ。イサム・ノグチが基本設計を手掛けた広大な公園だ。その広さはTDLの4倍。中心にあるモエレ山は麓からの高さが52M。不燃ゴミと建設残土を積み上げて造成された人工の山。全山が芝で覆われ、頂上からは公園の全貌と遠く札幌の市街地が望めるランドマーク。普段からスポーツをしている2人は一気に頂上に登った。それどころか余りの爽快さに妻は半ば本気で走って登ってしまった。

Sapporo06にもルーブル美術館へのオマージュでもあるガラスのピラミッド、プログラムで定期的にショーを行う巨大な噴水、海のない札幌に造られたモエレビーチ、彫刻家であるイサム・ノグチが花崗岩を積み上げて北の大地に刻んだプレイマウンテンなど、見どころ、遊びどころが満載。テニスコート、野球場などのスポーツ施設(冬にはモエレ山でスキーやそり遊びができる!)と併せて、実に北海道らしい素晴らしい複合施設だ。

Sapporo10の日のランチは「とうきび」と決めていた。したって、札幌の大通公園名物「とうきびワゴン」で買って公園で食べる「とうきび」限定だべさ。したっけ、北海道では「トウモロコシ」を「とうきび」と呼ぶっしょ。懐かしいようなめんこい呼び方っしょや。*インチキ北海道弁の誤用、ご容赦ください。ススキノを舞台にした小説『探偵はバーにいる』シリーズのファンとして、どこかで使ってみたかっただけでした。

Sapporo07きとうきび、じゃがバター、アメリカンドック(何年ぶりだ?)、そしてもちろんサッポロクラシック、そしてデザートにソフトクリームというのがその日のフルコースランチ。気持ち良く晴れ上がった空の下、気温はそこそこ上がったものの湿度は低く快適そのもの。噴水ではしゃぎ回る子供たち。周囲で見守る母親。そんなあずましい平和そのものの風景を眺めながらベンチに座っていただくとうきび。旨いに決まってるべさ。

Sapporo08幌最後の夜は、「JRタワーホテル日航」で夜景を眺めつつ、北への夏旅を振り返るディナー。「夏の札幌もいいね。また来なくちゃね」妻は期待以上に楽しく美味しく満足した旅だった模様。小樽、ニセコ、札幌、どこも冬とはまた違う魅力に溢れたステキな街だった。その上、2024年春には「ハイアットセントリック札幌」が開業するとの情報も入った。「もちろんすぐに泊まりに来るっしょ!」妻が力強く宣言した。

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SINCE 1.May 2005