愉しさを分かち合う場所「パークハイアット東京」

ParkHyatt17IMG_4623ParkHyatt18IMG_4672ークハイアット東京に「梢」という2人が大好きな日本料理レストランがある。規定のチェックイン時間前、12時頃にフロントを訪ねると部屋はまもなく用意できるという。手続きだけを済ませ、鍵を受け取り、荷物を預けてランチの予約をしてあった「梢」に向かう。「お預かりした荷物はお部屋にお入れしておきます」という声に送られて。こんなところもこのホテルの魅力。杓子定規ではなく、柔軟で臨機応変な対応は心地良い。41階から階段を降りると、それまでの空間とは異なる凛とした繊細な“和”の空間が現れる。「梢」も以前と同じ佇まい。案内されたのは窓際の富士山ビューの席。そこでいただいたのはいつもの様に、「天丼」と「梢」という店名を冠した2段重に繊細な料理が盛り付けられたランチメニュー。昼から頂くにはちょっとゼータク。きりっと冷えた日本酒をいただきながら堪能する。どの料理も見目麗しく、きとんと美味しい。満足、満腹。*このホテルに宿泊し始めた頃、チェックアウトしてタクシーに乗った際に「お泊まりだったんですか。ここの「梢」ってお店、美味しいですよね」と運転手さんに話しかけられた。某TV番組ではないけれど、タクシー運転手さんの情報は正しい(場合が多い)。その時はまだ行ったことがなかったため、まだなので次回はぜひ、と答えた。そしてその後初めて訪問した際に、あぁあの運転手さんは正しかったと納得した。その日の夜は、「ニューヨークバー」へ。ここもお気楽夫婦お気楽の店。何か良いことがある度に訪れた2人にとって大切な店。何度この店で乾杯したことか。そんな高揚した気持ちでここから眺めるTOKYOの夜景は日本一(当社比)だと思う。

ParkHyatt13ParkHyatt14ParkHyatt15ParkHyatt16食はインルームダイニングで。それがお気楽夫婦の定番。人気のある数量限定の「和朝食」は「梢」の料理ということもあり、毎日売切になるため早めの予約が必要。お気楽夫婦は毎回チェックインの際に忘れずにオーダーするのがお約束。朝食の後にジムに行くために、早めに食事を済まそうと朝イチに客室まで運んでいただく。パークハイアット滞在の醍醐味はインルームダイニングで(パジャマ姿で)豪華な朝ごはんをいただくこと。これが毎回楽しみで、何より優雅でゼータクだ。妻のオーダーは今まで食べた中でNo.1と評価する「エッグベネディクト」。これもまたお約束。今回の滞在ではスモークサーモン(ポークハムとどちらかを選べる)をチョイス。*ハイアットの会員“グローバリスト”は、どのホテルでも無料で朝食をいただける。もちろん他のホテルでも朝食にインルームダイニングは可能だけれど、別途有料の場合がほとんど。今回の滞在は3泊だったから、1度は行ってみようと「ジランドールbyアラン・デュカス」での朝食ビュフェにも出掛けてみた。店内は以前とレイアウトが変わり、店の中央にアイランドのカウンタ席が設けられ、ビュフェの料理用に使われている。朝食なのに酒が飲みたくなる様なオードブルからデザートまでガラスの器に入って並べられる。壮観。それらを選んで席に戻り目の前に揃えてみる。ん、どれもしっかりきちんと美味しい。でもちょっと色気がないかなと心の中で呟く。*結果、翌日の朝食はインルームダイニングに戻り、妻はもうひとつのお気に入り、「アボカドトースト」をいただいた。ちなみにもうひとつは「フレンチトースト」。それも絶品らしい。

ParkHyatt20IMG_4712IMG_4779IMG_4784ークハイアット東京」(に限らず、ホテル全般だが)での愉しみは、友人たちと一緒に過ごすことにもあるというのがお気楽夫婦のコンセプト。せっかく広くてお高い(お気楽夫婦はアップグレードでの宿泊なので正価ではではないものの)スイートルームに泊まっているのだから、大勢でワイワイと楽しく過ごしたい。頭割りにしたら(しないけど)お得な感じになる、という論理。初日はお気楽夫婦2人で過ごし、2日目にはゴルフ仲間(お気楽夫婦はゴルフしないけど)、3日目は前職ぴあの後輩一家が来訪。呑んべい揃いのゴルフチームとはホテル外でフリーフロー(ホテル内で飲んだらむちゃくちゃ高く付く(^_^;)メンバー)の後に部屋飲み、子どもたちがいる後輩一家とはインルームダイニングで。それぞれのメンバー特性(笑)に合わせて別荘(ホテル)ライフを楽しんだ。スポーツ全般が大好きなゴルフチームとは部屋飲みの後に天空のプールも見学。夜のプールは周囲の夜景と高い天井、館内を妖しく(?)照らす照明との組合せが絶妙に素敵な眺めになる。オトナなメンバーとの夜の過ごし方。後輩一家は日曜夜の定番TV番組「ちびまる子ちゃん」「サザエさん」の連続視聴(世代が引き継がれている様で嬉しかった)の後は、お気楽夫婦にようやく馴染んだ下の娘さんの「ボンボンドロップシール」コレクションを見せてもらい(初めて見た!!)、何と!!コレクションの中からシールを分けてもらった(喜)。「らぶぶ」のお尻シールが可愛いぜっ!!これでまた孫娘が増えた気分。責任のない爺ちゃん、婆ちゃんはお気楽。

「やっぱりパークは良いよねぇ♬」チェックアウトの日の午後、お気楽妻がしみじみ呟く。グローバリストは部屋が空いていさえすれば、16時までチェックアウトの時間を延ばせる。最終日にも、朝食、ジム&スパ、ランチとのんびりと過ごせるのは至福の時間。心理的なゆとりが満足度をいや増す。結果的に初日の12時から最終日の16時まで、3泊4日なのに76時間の滞在時間。妻じゃなくてもこれは止められない。「ゴールはすぐそこだしね」と妻が言うゴールとは、“ライフタイム グローバリスト”という究極の会員クラス。毎年越えなければいけないグローバリストの壁を越えずに済む、修行不要の永久的なグローバリスト会員。無謀だと思いつつ、それでも計画的に積み重ねて来た修行の結果、今年中には到達できそうな勢いだ。ふぅ。

…ということで、お気楽夫婦の修行は続く。

Well Come Back !!「パークハイアット東京」

ParkHyatt01ParkHyatt02ParkHyatt03ParkHyatt04ントランスで「お帰りなさい!!」と迎えられた。2024年5月7日、1年半に渡る大規模改装前の最後の日、お気楽夫婦は最後のゲストになった。それ以来、19ヶ月ぶりの帰還だ。リニューアルOPENは2025年12月、早々に来たかったが叶わなかった。予約開始日にはアクセスが集中し、希望の日程は空いておらず、空いていても改装前より宿泊費は大幅に(想定以上に)上がっていた。そして明けて2月、ようやく待望の宿泊の日がやって来た。2階エントランスの雰囲気はそのまま。どこが変わったのか、変わっていないのか、間違い(ではないけれど)を探し歩く気分。リフレッシュした顔が見たい、でも変わらずいて欲しい、久しぶりに恋人に会うような不思議な気分。41階の「ピークラウンジ」はほぼ変わらず、「ジランドール」も「ジランドールbyアラン・デュカス」として生まれ変わり、テーブルなどのレイアウトは刷新されたものの、フォトコラージュなど空間コンセプトは変わらず。そしてライブラリはほぼそのまま。ほっと安心して笑みが溢れる。事前に聞いていた情報だと、以前の建築材になるべく近いものを探し、忠実に再現しているのだという。変えたのに変えていない!! そのコンセプト通り、とても贅沢な大改装だったことを実感する。チェックインの際に、「お帰りなさいませ。改装後は今回が初めてなんですね」と声を掛けられ、スタッフとの会話のキャッチボールが続く。その心地良い絶妙な距離感も変わっていない。まさしく“帰って来た”気持ちになる。

ParkHyatt05ParkHyatt06ParkHyatt07ParkHyatt08約したのは「パークデラックススイートキング」という95㎡の客室。*以前は「パークスイート(100㎡)」というカテゴリだけだったスタンダードスイートを、「パークスイート(85㎡)」「パークデラックススイート」「パークプレミアムスイート(100㎡)」の3つに分け、スイートの客室数を増やした。興味のない方にとってはどうでも良いことだろうけれど、以前ずっと滞在していたかつての“我が家”(客室番号の下2桁が01)はどうやら「プレミアム」に変わったらしい。「次回はそちらにもぜひ」とチェックインの際にスタッフにも勧められた。見た目はほとんど変わっていないパブリックスペースと異なり、客室はひと目で分かるほど全面的に改装された。最新の設備で(嬉しいことにTVも大きくなった!!)機能的になりながらも、“自宅で寛いでいるような”空間は以前と同様の設え。廊下、リビング、ダイニング、ベッドルーム、水回りとぐるりと回遊できるレイアウトも。このレイアウトこそ、我が家(本当の自宅マンション)のリノベーションの際にお手本にしたもの。どちらも部屋の広さこそ違えど、部屋と部屋は仕切らず(閉めようと思えば閉められるスライド式ドアはある)開放的で緩やかに繋がっている。ソファやダイニングテーブル、椅子のデザインは前と変わったけれど、ここが帰って来たかった場所だ。妻はさっそく荷解きをして、部屋の入口付近に場所が変わったウォークインクローゼットで巣作りをしている。あるべき場所にあるべきものがあることが妻の信条。この儀式が終わると、この部屋が“本当の我が家(別荘だけど)”になる。

ParkHyatt09ParkHyatt10ParkHyatt11ParkHyatt12作りが終わると、さっそく待ち焦がれていた場所に向かう2人。45階と47階に位置する「クラブ オン ザ パーク」。そこは、お気楽夫婦が愛する、世界で一番素敵な(当社比)天空のスポーツジム&スパだ。ジムのフロントに立ち寄ると、見覚えのないスタッフが笑顔で「こんにちは。IGA様、シューズをご用意します」と、なぜか受付スルー。「??」と目を見交わしながらロッカールームに向かう。ほぼ2年ぶりの訪問だし、覚えてもらっているはずがないのに、着替えを終えたタイミングできちんと2人のサイズのシューズが用意された。「??」が続く。お気楽夫婦の会員カテゴリ「グローバリスト」はジムのロッカールーム、スパは無料(通常は5,500円)。客室番号や名前の確認を経ずに“顔パス”。改装前に定期的に訪れていた頃はまだしも、スタッフも替わっているはずなのに、滞在中の4日間そんな対応が続いた。パークハイアット恐るべし!! そして何て嬉しいサービスレベルだ。施設は期待通り(笑)ぱっと見には変わっていない。ロッカーのキーシステムやレンタルウェアの棚、ジムのマシンが最新の機器に変更されているだけ。ほぼ以前のデザイン、レイアウトのままで設備は一新されている。吹き抜けの高い天井付近にカビの黒ずみが目立っていたのに、それも全く見当たらない。「どうやって綺麗にしたんだろうね」と妻が上を見上げて呟く。この愛すべき360度四方が明るい窓ガラスに囲まれた快適な空間も、変えているのに変えていないのだ。ブラボー!!

・・・思わず興奮して(汗)長くなったので後半に続く。

これが最後の?PASSPORT「66回の海外渡航」

PASSPORT01PASSPORT02PASSPORT03PASSPORT04スポートを更新した。数えてみたら7冊目。最初のMyパスポートは1979年1月発行の数次旅券。まだ20歳だった。当時は5年有効のものしかなく、1回のみ有効の旅券も選択できた時代。*パリに1ヶ月ほど短期留学するために申請したものだった。それ以降、47年間ほぼ切れ目なしにパスポートを保持してきた。渡航回数を調べてみると(今のワタシには時間はたっぷりある)、11回の出張を含めて66回旅立ち、通算500日ほど海外に滞在していた。その間、パスポートの7枚の写真で分かるように、確実に年齢を重ね、頬は緩み、髪量は減り、味わい深い(笑)顔つきになった。写真の2枚目以降は、1979年、2005年、2024年と、それぞれ20年ほどの間隔で撮影した、私が大好きなほぼ同じ場所。リュクサンブール公園の噴水池。人は変わるのに、パリの街と、この公園のヨット遊びはずっと変わらない。動力はなし。棒で突いて出航させて漂う自分の船を追いかける子供たち。それを見守るオトナたち。写真を見ていると最初のパスポート持参で眺めた47年前のパリの風景が蘇る。

PASSPORT05PASSPORT06PASSPORT07PASSPORT08米への旅は駐在していた友人たちを訪ねることが多かった。2003年12月、NYCに駐在していた友人夫妻と一緒に『ホームアローン』の舞台になった街のクリスマスを楽しみ、ワシントンまで足を伸ばし大統領のクリスマスツリーを眺めた。2012年の夏にはワシントンD.C.に駐在していた友人を訪ね、彼女たちのご自宅やご主人の勤務先、通っていたスポーツジム、もちろんスミソニアンも、さらにはお気楽夫婦が大好きなボストンの街を一緒に歩いた。ボストンレッドソックスの試合も観戦した(野茂も松坂もいなかったけど)。2024年の妻の卒業(定年退職)旅行では、移住したパティシエの友人と育児休暇中の友人が滞在していたバンクーバー(偶然にも夫くんの故郷)を訪れた。シカゴに立ち寄った際にはわざわざ400kmの距離をドライブして来てくれた友人夫妻とリバークルーズをご一緒した。単に旅人として滞在するのとは一味違った、彼らと一緒だったからこそ味わえる、現地に暮らしているような、思い出深く楽しい時間を過ごすことができた。

PASSPORT09PASSPORT10PASSPORT11PASSPORT12の島にもよく出かけた。タイのプーケット島、サムイ島、マレーシアのペナン島、ランカウイ島、パンコールラウ島、ヴェトナムのコンダオ島、インドネシアのビンタン島など数々のリゾートに滞在した。中でも素敵なホテルが多いバリ島には5回も(これも数えた)旅した。東南アジアのリゾートが多かったのは、移動時間が短く、時差が少なく、食べ物がおいしくて、何よりもCPが良かったから。広々とした客室とこのサービスでこの料金?という水準の高さ。1997年に初めてのバリでヴィラにアップグレードしてもらい、お気楽妻はすっかりヴィラ好きになった。以降、適切な(これ大事)料金で泊まれる時にはヴィラに滞在することになった。プール付き、ジャグジー付きヴィラなど、確かに快適には違いない。さらには長期滞在が前提だからジムは必須。スカッシュコートがあれば尚可。加えて読書に適したスペースがあること。これらの条件を満たしたホテルを探し旅を続けるお気楽夫婦。今年の夏はヴェトナムのリゾートを再訪する予定。島ではないけれど。

PASSPORT13PASSPORT14PASSPORT15PASSPORT16湾、中国、香港にも縁がある。*それぞれ別の国という前提。1990年、初めての海外出張が台北だった。チケットぴあ初めての海外展開でもあった。中途入社4年目、32歳、課長職で初めてのビジネスクラス体験。他にも朝粥、夜市、本場の中華料理、中国式乾杯、臭豆腐、KTVなど、たっぷり“初めて”を味わった。その後、アメリカ(インディアナポリス、アトランタなど)出張を経験し、2002年には上海、香港に計7回、2ヶ月弱の長期出張。上海では現地での記者会見を担当することになった。中国(大陸)人に対する不信と尊敬とを併せ持つことになった体験だった。そして何といっても返還前に行きたい!と1995年に初めて訪れた香港はお気楽夫婦にとって驚きだった。街と人の持つエネルギー、猥雑さ、そして何よりも香港の味に魅了された。以降、スカッシュ香港OPENの観戦*2015年以降はコロナ禍での大会中止を除き毎年行っている、グランドハイアットへの宿泊、龍景軒での食事という目的も増え、通算20回以上訪れた愛する街になった。そしてまた今年も訪れるだろう。

PASSPORT17PASSPORT18PASSPORT19PASSPORT20の目的はいろいろあるけれど、スカッシュが目的の旅も多かった。2008年にニュージーランドを訪ねたのは「ワールドマスターズ」というスカッシュの世界大会に“参戦”(観戦ではない)するためだった。日本代表(ではないけれど)として胸に日の丸を付けて海外の選手たちと対戦した。当時テニス肘(スカッシュ肘?)で右手が使えず、左手で試合に臨み全敗。とは言え、楽しい国際試合体験だった、はずだ。2024年にパリを訪ねた目的のひとつは「Paris Squash 2024」の大会観戦。女子日本チャンピオンの渡邊聡美ちゃんの応援のためだった。現地でパリ在住のぴあ時代の後輩に会って行動を共にしたり、新婚旅行中の友人夫妻やスカッシュ日本代表の杉本梨沙ちゃんと合流して食事をしたり、47年前とはまた違う盛り沢山のパリ滞在だった。そして毎年観戦に向かう「スカッシュ香港OPEN」に聡美ちゃんが出場できるようになって(お気楽夫婦がセミリタイアしたこともあり)から、香港滞在期間が長くなった。昨年の大会ではベスト4。今年はもちろん決勝戦まで観戦予定だ。

こうして振り返る(終活の一環?)と、実にいろいろな旅をして来た。いろいろな国でいろいろな経験をして来た。旅は国内外、期間の長短に関わらず、ちっとも苦にならない。近頃ではお気楽夫婦、“職業:旅人”とまで宣っている。こうしてブログ記事を書きながら、あぁ旅に出たいなぁとすら思っている。初めてパスポートを手に入れ、期待と不安でいっぱいな20歳のワタシに言ってあげたい。これがキミの旅のはじまりだよ。まだまだキミは数多くのステキな旅に出て、パスポートを何冊も更新するんだよ、と。すると、「これが最後の更新じゃないよね?」とブログ記事のタイトルを見たお気楽妻が口を挟む。むむっ、10年更新のパスポートが切れる頃には、何と喜寿のお祝い!!という年齢。まだまだ行けるか?行けるのか?「行かなきゃ!」と言う妻の教唆に頷き、タイトルの最後に「?」を加えるワタシ。

…お気楽夫婦の旅は続く。

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SINCE 1.May 2005