Well Come Back !!「パークハイアット東京」

ParkHyatt01ParkHyatt02ParkHyatt03ParkHyatt04ントランスで「お帰りなさい!!」と迎えられた。2024年5月7日、1年半に渡る大規模改装前の最後の日、お気楽夫婦は最後のゲストになった。それ以来、19ヶ月ぶりの帰還だ。リニューアルOPENは2025年12月、早々に来たかったが叶わなかった。予約開始日にはアクセスが集中し、希望の日程は空いておらず、空いていても改装前より宿泊費は大幅に(想定以上に)上がっていた。そして明けて2月、ようやく待望の宿泊の日がやって来た。2階エントランスの雰囲気はそのまま。どこが変わったのか、変わっていないのか、間違い(ではないけれど)を探し歩く気分。リフレッシュした顔が見たい、でも変わらずいて欲しい、久しぶりに恋人に会うような不思議な気分。41階の「ピークラウンジ」はほぼ変わらず、「ジランドール」も「ジランドールbyアラン・ディスカス」として生まれ変わり、テーブルなどのレイアウトは刷新されたものの、フォトコラージュなど空間コンセプトは変わらず。そしてライブラリはほぼそのまま。ほっと安心して笑みが溢れる。事前に聞いていた情報だと、以前の建築材になるべく近いものを探し、忠実に再現しているのだという。変えたのに変えていない!! そのコンセプト通り、とても贅沢な大改装だったことを実感する。チェックインの際に、「お帰りなさいませ。改装後は今回が初めてなんですね」と声を掛けられ、スタッフとの会話のキャッチボールが続く。その心地良い絶妙な距離感も変わっていない。まさしく“帰って来た”気持ちになる。

ParkHyatt05ParkHyatt06ParkHyatt07ParkHyatt08約したのは「パークデラックススイートキング」という95㎡の客室。*以前は「パークスイート(100㎡)」というカテゴリだけだったスタンダードスイートを、「パークスイート(85㎡)」「パークデラックススイート」「パークプレミアムスイート(100㎡)」の3つに分け、スイートの客室数を増やした。興味のない方にとってはどうでも良いことだろうけれど、以前ずっと滞在していたかつての“我が家”(客室番号の下2桁が01)はどうやら「プレミアム」に変わったらしい。「次回はそちらにもぜひ」とチェックインの際にスタッフにも勧められた。見た目はほとんど変わっていないパブリックスペースと異なり、客室はひと目で分かるほど全面的に改装された。最新の設備で(嬉しいことにTVも大きくなった!!)機能的になりながらも、“自宅で寛いでいるような”空間は以前と同様の設え。廊下、リビング、ダイニング、ベッドルーム、水回りとぐるりと回遊できるレイアウトも。このレイアウトこそ、我が家(本当の自宅マンション)のリノベーションの際にお手本にしたもの。どちらも部屋の広さこそ違えど、部屋と部屋は仕切らず(閉めようと思えば閉められるスライド式ドアはある)開放的で緩やかに繋がっている。ソファやダイニングテーブル、椅子のデザインは前と変わったけれど、ここが帰って来たかった場所だ。妻はさっそく荷解きをして、部屋の入口付近に場所が変わったウォークインクローゼットで巣作りをしている。あるべき場所にあるべきものがあることが妻の信条。この儀式が終わると、この部屋が“本当の我が家(別荘だけど)”になる。

ParkHyatt09ParkHyatt10ParkHyatt11ParkHyatt12作りが終わると、さっそく待ち焦がれていた場所に向かう2人。45階と47階に位置する「クラブ オン ザ パーク」。そこは、お気楽夫婦が愛する、世界で一番素敵な(当社比)天空のスポーツジム&スパだ。ジムのフロントに立ち寄ると、見覚えのないスタッフが笑顔で「こんにちは。IGA様、シューズをご用意します」と、なぜか受付スルー。「??」と目を見交わしながらロッカールームに向かう。ほぼ2年ぶりの訪問だし、覚えてもらっているはずがないのに、着替えを終えたタイミングできちんと2人のサイズのシューズが用意された。「??」が続く。お気楽夫婦の会員カテゴリ「グローバリスト」はジムのロッカールーム、スパは無料(通常は5,500円)。客室番号や名前の確認を経ずに“顔パス”。改装前に定期的に訪れていた頃はまだしも、スタッフも替わっているはずなのに、滞在中の4日間そんな対応が続いた。パークハイアット恐るべし!! そして何て嬉しいサービスレベルだ。施設は期待通り(笑)ぱっと見には変わっていない。ロッカーのキーシステムやレンタルウェアの棚、ジムのマシンが最新の機器に変更されているだけ。ほぼ以前のデザイン、レイアウトのままで設備は一新されている。吹き抜けの高い天井付近にカビの黒ずみが目立っていたのに、それも全く見当たらない。「どうやって綺麗にしたんだろうね」と妻が上を見上げて呟く。この愛すべき360度四方が明るい窓ガラスに囲まれた快適な空間も、変えているのに変えていないのだ。ブラボー!!

・・・思わず興奮して(汗)長くなったので後半に続く。

これが最後の?PASSPORT「66回の海外渡航」

PASSPORT01PASSPORT02PASSPORT03PASSPORT04スポートを更新した。数えてみたら7冊目。最初のMyパスポートは1979年1月発行の数次旅券。まだ20歳だった。当時は5年有効のものしかなく、1回のみ有効の旅券も選択できた時代。*パリに1ヶ月ほど短期留学するために申請したものだった。それ以降、47年間ほぼ切れ目なしにパスポートを保持してきた。渡航回数を調べてみると(今のワタシには時間はたっぷりある)、11回の出張を含めて66回旅立ち、通算500日ほど海外に滞在していた。その間、パスポートの7枚の写真で分かるように、確実に年齢を重ね、頬は緩み、髪量は減り、味わい深い(笑)顔つきになった。写真の2枚目以降は、1979年、2005年、2024年と、それぞれ20年ほどの間隔で撮影した、私が大好きなほぼ同じ場所。リュクサンブール公園の噴水池。人は変わるのに、パリの街と、この公園のヨット遊びはずっと変わらない。動力はなし。棒で突いて出航させて漂う自分の船を追いかける子供たち。それを見守るオトナたち。写真を見ていると最初のパスポート持参で眺めた47年前のパリの風景が蘇る。

PASSPORT05PASSPORT06PASSPORT07PASSPORT08米への旅は駐在していた友人たちを訪ねることが多かった。2003年12月、NYCに駐在していた友人夫妻と一緒に『ホームアローン』の舞台になった街のクリスマスを楽しみ、ワシントンまで足を伸ばし大統領のクリスマスツリーを眺めた。2012年の夏にはワシントンD.C.に駐在していた友人を訪ね、彼女たちのご自宅やご主人の勤務先、通っていたスポーツジム、もちろんスミソニアンも、さらにはお気楽夫婦が大好きなボストンの街を一緒に歩いた。ボストンレッドソックスの試合も観戦した(野茂も松坂もいなかったけど)。2024年の妻の卒業(定年退職)旅行では、移住したパティシエの友人と育児休暇中の友人が滞在していたバンクーバー(偶然にも夫くんの故郷)を訪れた。シカゴに立ち寄った際にはわざわざ400kmの距離をドライブして来てくれた友人夫妻とリバークルーズをご一緒した。単に旅人として滞在するのとは一味違った、彼らと一緒だったからこそ味わえる、現地に暮らしているような、思い出深く楽しい時間を過ごすことができた。

PASSPORT09PASSPORT10PASSPORT11PASSPORT12の島にもよく出かけた。タイのプーケット島、サムイ島、マレーシアのペナン島、ランカウイ島、パンコールラウ島、ヴェトナムのコンダオ島、インドネシアのビンタン島など数々のリゾートに滞在した。中でも素敵なホテルが多いバリ島には5回も(これも数えた)旅した。東南アジアのリゾートが多かったのは、移動時間が短く、時差が少なく、食べ物がおいしくて、何よりもCPが良かったから。広々とした客室とこのサービスでこの料金?という水準の高さ。1997年に初めてのバリでヴィラにアップグレードしてもらい、お気楽妻はすっかりヴィラ好きになった。以降、適切な(これ大事)料金で泊まれる時にはヴィラに滞在することになった。プール付き、ジャグジー付きヴィラなど、確かに快適には違いない。さらには長期滞在が前提だからジムは必須。スカッシュコートがあれば尚可。加えて読書に適したスペースがあること。これらの条件を満たしたホテルを探し旅を続けるお気楽夫婦。今年の夏はヴェトナムのリゾートを再訪する予定。島ではないけれど。

PASSPORT13PASSPORT14PASSPORT15PASSPORT16湾、中国、香港にも縁がある。*それぞれ別の国という前提。1990年、初めての海外出張が台北だった。チケットぴあ初めての海外展開でもあった。中途入社4年目、32歳、課長職で初めてのビジネスクラス体験。他にも朝粥、夜市、本場の中華料理、中国式乾杯、臭豆腐、KTVなど、たっぷり“初めて”を味わった。その後、アメリカ(インディアナポリス、アトランタなど)出張を経験し、2002年には上海、香港に計7回、2ヶ月弱の長期出張。上海では現地での記者会見を担当することになった。中国(大陸)人に対する不信と尊敬とを併せ持つことになった体験だった。そして何といっても返還前に行きたい!と1995年に初めて訪れた香港はお気楽夫婦にとって驚きだった。街と人の持つエネルギー、猥雑さ、そして何よりも香港の味に魅了された。以降、スカッシュ香港OPENの観戦*2015年以降はコロナ禍での大会中止を除き毎年行っている、グランドハイアットへの宿泊、龍景軒での食事という目的も増え、通算20回以上訪れた愛する街になった。そしてまた今年も訪れるだろう。

PASSPORT17PASSPORT18PASSPORT19PASSPORT20の目的はいろいろあるけれど、スカッシュが目的の旅も多かった。2008年にニュージーランドを訪ねたのは「ワールドマスターズ」というスカッシュの世界大会に“参戦”(観戦ではない)するためだった。日本代表(ではないけれど)として胸に日の丸を付けて海外の選手たちと対戦した。当時テニス肘(スカッシュ肘?)で右手が使えず、左手で試合に臨み全敗。とは言え、楽しい国際試合体験だった、はずだ。2024年にパリを訪ねた目的のひとつは「Paris Squash 2024」の大会観戦。女子日本チャンピオンの渡邊聡美ちゃんの応援のためだった。現地でパリ在住のぴあ時代の後輩に会って行動を共にしたり、新婚旅行中の友人夫妻やスカッシュ日本代表の杉本梨沙ちゃんと合流して食事をしたり、47年前とはまた違う盛り沢山のパリ滞在だった。そして毎年観戦に向かう「スカッシュ香港OPEN」に聡美ちゃんが出場できるようになって(お気楽夫婦がセミリタイアしたこともあり)から、香港滞在期間が長くなった。昨年の大会ではベスト4。今年はもちろん決勝戦まで観戦予定だ。

こうして振り返る(終活の一環?)と、実にいろいろな旅をして来た。いろいろな国でいろいろな経験をして来た。旅は国内外、期間の長短に関わらず、ちっとも苦にならない。近頃ではお気楽夫婦、“職業:旅人”とまで宣っている。こうしてブログ記事を書きながら、あぁ旅に出たいなぁとすら思っている。初めてパスポートを手に入れ、期待と不安でいっぱいな20歳のワタシに言ってあげたい。これがキミの旅のはじまりだよ。まだまだキミは数多くのステキな旅に出て、パスポートを何冊も更新するんだよ、と。すると、「これが最後の更新じゃないよね?」とブログ記事のタイトルを見たお気楽妻が口を挟む。むむっ、10年更新のパスポートが切れる頃には、何と喜寿のお祝い!!という年齢。まだまだ行けるか?行けるのか?「行かなきゃ!」と言う妻の教唆に頷き、タイトルの最後に「?」を加えるワタシ。

…お気楽夫婦の旅は続く。

いつもと違う、いつもと同じ「2026年START!!」

2026start012026start022026start032026start042026年、新しい年を迎え早くも20日余り。あっという間に日々が過ぎていくのは例年通りではあるが、今年は少しいつもの正月と違った。年末の仕事納めの後、新幹線で西に向かうのがお気楽夫婦の恒例行事。妻の生まれ故郷、浜松に義父母を訪ねるのがお約束だった。ところが今、その義父母はお気楽夫婦の住いから歩いて15分ほどの場所に住んでいる。前年に一大決心をして高齢者向けのサービス付き賃貸住宅に引っ越し、東京都民になったのだ。そのため、浜松訪問はなくなり、久しぶり(コロナ禍で義父母に来訪を拒否されて以来)に年末年始に都内の自宅で過ごすことになった。すると、決して重荷ではなかったはずの妻の実家での短期滞在がなくなっただけで、気持ちが軽くなったのに気が付いた。それは妻も同様らしく、「年末年始のスカジュールが楽になったね、初詣はどこに行こうかとか」などと、やや浮かれ気分。*結局、近所の寺町巡り(大河ドラマ『べらぼう』でファンになった喜多川歌麿の墓参りを兼ねて)、水木しげる所縁の布多天神社など、いくつかの寺社に初詣♬

2026start062026start052026start072026start08ちろん年末には義父母を訪ねて忘年会を、元旦には行きつけの鮨屋で手配したお節料理を抱えて新年会をささやかに開催した。雑煮を作ったり、家事全般にフルで活躍する、いつものマスオさん。忘年会では通販で手配した石狩鍋を、新年会では沖縄旅行でオーダーした「サンスーシー」の京都白味噌の雑煮をそれぞれ作り、出張料理人の面目躍如。さらには、1月が誕生日の義父のお祝いを開催。何と義父は90歳!!「卒寿」のお祝いということで、ご近所の鰻屋で鰻重やら白焼を準備し、食事の後には娘(お気楽妻)からプレゼントの贈呈。2人で選んだ「パパス」のシャツとカーディガン。引越しの際に「洋服を処分し過ぎて(笑)着るものがない!と嘆いていた義父にとっては何より嬉しいプレゼントだった模様。さっそく着てみたら?と促され、着替えてきた義父の目には涙。彼がふだんなら選ばないような色使いで選んだシャツもカーディガンもよく似合っている。「ワタシにはないのぉ?」と笑顔の義母、そして「捨てずにいっぱい持ってきたでしょ!」と突っ込むひとり娘、「ありがとう。ほんとに嬉しい」と涙顔の義父のコントラストが愉快だ。

2026start092026start10年会は他にも数多く開催。前職の先輩諸氏とは「銀座ライオン」で、映画の話、(先輩の豪快な)父親の話、などなど尽きない話題で盛り上がる。初めての顔ぶれだったが、「楽しかった。またやろーぜぃ」「いい飲み会だった」とご一緒したお二人からのコメントもあり、今後も恒例の会になりそうで嬉しい限り。年上の先輩と飲む機会が少ないお気楽夫婦。肩肘張らずにリラックスして飲める先輩の存在は貴重でありがたい。同じく銀座の老舗スペインバル「エスペロ」に集まったのは、ゴルフ(お気楽夫婦はやらない)仲間。同じホテルに宿泊し、彼らは日中にゴルフを、お気楽夫婦はバドミントンやスカッシュを、それぞれやった後に夜の宴会で合流するというメンバーたち。考えたら不思議な旅行仲間であり、飲み仲間だけれど、数ヶ月も先のスケジュールを調整できる同じノリのメンバーとのやり取りはいい感じ。その日は“夏はニセコに行こう!”と盛り上がる。彼らはゴルフ、お気楽夫婦はパデルで!と計画確定。

2026start112026start12本木の別荘では(元)スカッシュ仲間の還暦を祝う会として開催。思えば全員が出会って30年近くのお付き合い。お祝いにと作成したムービーはその出会いから現在までの画像を使った感涙ものの出来。皆んなで「懐かしい!」「若〜〜いっ!!」と笑い合い、当時のことを思い出しながら飲み明かす。「次は2年後に僕の時にもやってもらえますか?」とメンバーの1人が控えめに呟けば、「ワタシは11年後です!IGAさん元気にいてください!きっと元気そうですね」と後輩女子が笑う。どちらもできると良いね(他人事?)。その翌日には娘(のような友人)夫妻と、可愛い孫娘も六本木にやって来た。可愛いだけでなく、自分を(子供だと)きちんと分かっているし、自己主張も(わがままではなく)できる、賢い孫娘。子供が苦手な妻も、そんな孫娘とは仲良し。現在2歳。今まで沖縄でも、バンクーバーでも、もちろん日本でも何度も会っているけれど、いつまで遊んでもらえるものやら。…すっかり本気のジジババ状態。

他にも香港OPENでご一緒したメンバーとの打上げの会、ずっとお世話になっているフットケア店の社長との会、転職したかつての(かなり年下の)同僚のお祝い等、これから開催する予定の新年会を含めると、その頻度は例年以上。公的な(仕事絡みの)新年会は参加しなくなったことを考えると、これはすごい。①会いたい人に、会える内に会っておく、②時間とお金と気力と体力は、ある内に使っておく、というお気楽夫婦のモットーにぴったりな新年のスタートだ。

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