おかえり中華「NYC、TYO、HKG」

Photo_102“グラセン”にスカッシュを観に行った友人たちが帰国した。友人たちは初めてのNYCに、出発前から大興奮。専用のサイトを作成し、行程表をアップし、マンハッタンの高層アパートメントに住む友人夫妻とスケジュールを調整。旅先から友人限定のプライベートサイトに、レポートをせっせと書き込んだ。セントラルパークで友人夫妻の愛犬(ミニチュアダックスの凛ちゃん)と散歩し、グッゲンハイム美術館を巡り、なりきりニューヨーカー気分でブルックリン橋を渡り、ヘリコプターでマンハッタンの夕陽を眺めて涙した…らしい。そして、仲間内のみで噂のカンノーリもしっかり食べてきたという。

Photo_103そんな羨ましいみやげ話を聞き、懐かしい友人夫妻やNYCの画像を皆で見るために仲間が集まった。お気楽夫婦の台所、世田谷の外れの四川料理屋で「フカヒレを食べてお肌つるつるの会(パートⅡ)」。フカヒレの前に、エビとマコモ茸の豆鼓(トウチ)炒め、紅茶鶏の唐揚げ、四川水餃子など、お馴染みの料理をいただく。ぷりぷりのエビ、サクサクのマコモ茸の食感と、豆鼓や大蒜の香りが口の中で絶妙に混ざり合う。くぅ~っ、旨い。風邪も治り、キリッと冷えたビールが身体に浸みる。やっぱり病気をしてちゃいかんなぁ。美味しいものを欲しない人生は淋しい。

Photo_104そしてメインのフカヒレの姿煮登場。第1回フカヒレの会の時は、風邪が身体にじわじわと侵攻してきていた。正直、美味しいとは思いつつ、味わい切れなかった。絶妙な上湯(しゃんたん)の味も、フカヒレのコリコリとした歯ざわりも、風邪の症状が評価を下げた。コンビネーションジャンプの2つめは3回転の予定だったのに、1回転になってしまった感じ。あ~、これじゃあマイナス3点!まるで昨夜の浅田真央ちゃんのショートプログラム。例えが自分でも良く分からんが、とっても残念な味だった。美味しいんだと頭で感じてはいるが、舌がついてこなかった。そして、2度目のフカヒレは満点。見事な着地。うっ旨い♪体調万全で完璧な一皿を堪能できた。

「SAYちゃんとMAYちゃん(NYCの友人夫妻)たち、NYC勤務の後は日本に戻らずにロンドンとか香港に赴任かもしれないって」NYC帰りの友人が大きな声で呟いた。そりゃぁビッグニュース!日本に帰ってきて欲しいけど、香港赴任も期待したい。2人に香港島のコンドミニアムに住んでもらって、旅人としての香港ではなく、住人気分の香港を味わおう。3泊とかじゃなく、1週間は滞在したいなぁ。…瞬時に拡がる妄想。「じゃあ、その時は皆で香港に遊びに行って美味しい中華食べよう!」お気楽妻もすかさず反応する。さすがにお気楽夫婦。ポジティブな思考の方向性は同じだ。やれやれ。

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