街、再発見「浜松まつりと博物館」

Photo_145電車の中で食べる駅弁が無性に好きだ。愛してると言っても良い。新幹線やロマンスカーの座席に座った瞬間にビールが無性に飲みたくなって、まるで我慢できない子供のようになる。早い話が、ほとんどバカである。そして新幹線と言えば、駅弁デパ地下の名門、東京駅大丸<ほっぺタウン>だ。あの喧騒の中、出発時間を気にしながら、それでも缶ビールの銘柄や弁当を選び、レジに並ぶ。甘い期待の陶酔の時間。

Photo_146座席に着き、小さなテーブルに弁当やおつまみを並べ、シュプッと缶ビールのプルトップを開ける。くふっと笑顔が零れてしまう。旅への期待や、日常生活からの開放、ただ単に酒が好きなだけ。いろいろな要素が詰まった至福の時間。じっくりと選んだ料理を堪能し、ビールを飲み干す。富士山が車窓に拡がる。嬉しさが倍増する。その後はうとうと夢の中。浜松に到着する頃には“ただの酔っ払い”と化している。ちょうど街は祭のお囃子、ラッパや太鼓の音に浮き足立っている。酔払いにはぴったりのざわざわ感。

Photo_149温泉三昧のお気楽夫婦でも、この時期はやはりココロオドル。寡黙な妻の両親でさえラッパの音に敏感に反応し「あ、練りが来たよ!」とベランダに向かう。市民に愛されている祭なのだ。テニスの帰り道に<浜松市博物館>に立ち寄る。入場料300円。子供たちが走り回る。緩い管理の良い意味で開かれた公共施設。期待もせずに入ったら、嵌った。特別展は<昭和の子供たちの遊び><食玩 おまけのおもちゃ>のふたつ。これが、地味ながら実に良い。特に食玩のコーナーは、写真撮り放題。(撮って良いのかどうかは知らない)

Photo_150Photo_151夏休みの本格展示に向けた“プレ展示”という位置付けながら、市内のコレクターに協力してもらったというコレクションの数々は見事。撮った写真の全てを公開したいほど。その気持を抑え、特定ファンへのサービスカット“スヌーピー・コレクション”と“水戸黄門セット”だけに止める。う~ん♪お約束の由美かおるの入浴シーンコレクションも秀逸。細かく良く出来ている。「うんっ、また夏休み観に来るよっ!」地元出身なのに初めて訪れたという妻も些か興奮気味。妻にとっては故郷の再発見。それもまた愉し。浜松、なかなか良い街だね。

3つのコメントがあります。

  1. b-shark.biz


    由美かおる?

    こんなのもありますよ。

  2. 笑顔が一番!!


    そしてそれから

     この前に、パン屋さんによってから・・・。 少しお休みをして屋台に行きます。 この3日、引きつづけておりました。 引いた屋台はこれ。 近所の子達がこの中で、お囃子していたので久しぶりに、フィルムカメラも持ち出しました。 これは、サイバーショットとα100、…..

  3. ばう・


    先日は書き込みありがとうございました。

    浜松いらしてたんですね。
    最近、疲れ果てていてチェックできずにいました。

    これは・・・西菅原の屋台ですね。
    私のうちがもともと東だったのか西だったのか・・・。
    自分の凧、まだあったかなぁ。今度聞いてみます。

    私はこの日、このあとの広沢の屋台を引いておりました・・・。

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