当選?宝くじ!「神の啓示」
2007年 9 月22日(土)
ある日、夕方遅い時間から日比谷のオフィスで打合せ。竹橋駅から地下鉄に乗る。何気なく乗車口の自動改札の表示を見ると、PASMOの残高が“3333”と表示されていた。その瞬間に啓示がやって来た、気がした。パチンコはやらないけれど、まさしくこの数字は何かを行動せよということか。ふぅむ。そして、普段であれば日比谷駅で下車すべきところを、丸の内線銀座駅で下車。駅から最寄の名所、有楽町<西銀座デパートチャンスセンター>へ!宝くじを買ってみよう。いつものように、窓口に大勢の人が並んで・・・いない。ラッキー!遅い時間だから?これも幸運の証か。高まる予感。
ところが、窓口には「本日最終日」の貼り紙と、「申し訳ありません、売り切れました」を繰り返す売場のおばちゃんたちが並んでいた。残念。でも、打合せの時間までまだ15分程度ある。“3333の啓示”を大事にしなければ。近くに売場があったかどうか、懸命に記憶を辿る。向かったのは銀座4丁目交差点、三愛ビルの1階に確かあったはず。小雨の降る中向かった交差点には・・・売場がない!なんてこったい!諦めきれずに日比谷方向に向かいつつ、思い出す。そうだ!有楽町の駅前にあった。マリオン前の交差点を渡り、ガード下に売場を発見。やったぁ!まだ開いている。思わず窓口に駆け寄る。
「いらっしゃいませ」人の良さそうなおぢさんに声を掛けられる。売場を見ると、連番が20枚だけ残っている。それ、ください!「ありがとうございます。当たりますように」いつものお愛想も、その日はやけに嬉しく心に響く。残り物には福があるとも言うしなぁ。もうすっかり当選気分。何を隠そう、私の趣味は宝くじの購入。当選を確かめるまでの期間にあれこれと妄想することが何より楽しい。連番で3億円当たったら、まずは会社を辞めて、5000万円づつ実家に寄贈し、スカッシュコートの近くにセカンドハウスを購入し、自宅マンションのリフォームに1000万円、残りは・・・。妄想が止まらない。そして、買ってしばらく妄想を楽しむと、購入したこと自体を忘れてしまう。(しかし、購入する時期によって、微妙に遣い途が違う。これもまた自分の価値観の推移として興味深い)
そして、いつものようにすっかり抽選日を忘れ、本棚に積んであった宝くじを発見し、自宅近くの売場に赴く。当選していたら妻に電話をしなきゃなぁ、すぐにみずほ銀行の口座を作って・・・復活した妄想癖が暴走を始める。売場で当選確認をしてもらう間、ぼんやりと宝くじ発売スケジュールのポスターを眺める。すると「おめでとうございますっ!」と係のおばちゃんの弾んだ声。え?な、何♪やはり、3333の奇跡?心の中で早くもガッツポーズ。1等は出来過ぎにしても、2等1千万円ぐらい?「20枚お調べして、4枚の当選です。合計2400円です。良かったですねぇ」・・・え?「今でしたら、1等1億円の自治宝くじが発売中ですが、いかがですか」はぁ、10枚ください。絶妙のタイミングに思わず同意してしまう。こうして手元に残ったのは連番の宝くじ10枚と400円。私の幸運のレベルはこんなもの。でも、1億円当たったら・・・。