料理はレジャー♪「サイボクハム」でハム料理づくし
2009年 5 月30日(土)
ある日、お気楽夫婦の元に大きな箱が届いた。送り主はスカッシュ仲間で酔っ払い仲間。昨春に結婚した新婚奥さまで、今春に出産した新米マザー。出産のお祝いに贈ったスワロフスキーの小さな置物のお返しだ。新婚夫婦に誕生したベビーは4,000g弱。でかい。出産した病院の今期最高記録らしい。そのご夫婦から送られてきたのは、地元埼玉産「サイボクハム」の詰め合わせ。保存料や着色料を使っていないというスモークベーコン、ソーセージがたっぷり。これまた重い。ん?ところで、保存料を使っていないということは賞味期限が短いということか。パンフレットを読むとソーセージ類は10日、ベーコンは14日間。これはたいへん。せっかくの美味しそうな頂き物。食べ切るための綿密な食事計画を立てないと!
ハムの詰め合わせをいただいたのが日曜日。その日の夕方はソーセージをシンプルにボイル。粒マスタードをたっぷり付けて薄い皮にかぶりつく。皮がぱきっと破れて口の中にジューシーな肉汁が広がる。うん、旨い。豚肉の甘さがビールに良く合う。かなりの数を2人で食べたにも関わらず食べきれない。翌週はソーセージのポトフ。春キャベツと一緒に柔らかく煮込む。これも絶品。バゲットと良く合う。普段は料理などしないお気楽夫婦。料理もレジャー。美味しく楽しい。こうして2週に渡るソーセージ強化週間も終了。さて、来週はショルダーベーコン週間だ。どんな料理にしようか。こんな時には作ったことのない料理でも大丈夫。イマジネーションが広がる。外食で鍛えた料理勘が冴える。
まずは一品目。 やや薄目に切ったベーコンをカリカリ一歩手前まで焼く。そしてマフィンをトースト。これはカリカリに。マフィンの上に粒マスタードベースのソースを塗り、ベーコンを乗せ、その上にトマトとクレソン。目にも美味しそうな「ベーコントマトマフィン」の完成だ。週末のランチにぴったりのお手軽料理ができた。「へぇ〜、美味しいね♪」うん、これは確かにかなり美味しいぞ。「明日のランチもこれで良いよ」オッケー!・・・そう、料理を作ったり盛りつけたりするのは私の役目。妻は「マフィンはフォークでざくざく割った方が美味しいんだよ」などと料理の基本的な知識を活かし私にアドバイス。そして料理には手を出さず美味しく食べるだけ。
そしていよいよ最終日。最後の一品は残ったベーコンを総動員し、またまたポトフ。大きな角切りにしたベーコンを野菜と一緒に煮込む。ほっこりとしたジャガイモやニンジン、トマトがベーコンのダシと塩分だけで良い味に仕上がった。「う〜っ、これも美味しい♪」脂がしつこくなく、むしろあっさりした肉の仕上がりはベーコンというよりはハム。ふぅ〜っ、美味しかった。最後まで美味しく食べ切った。こうして3週に渡り、週末の夕食3回、ランチ2回の計5食もウチメシだったのはお気楽夫婦にとって記録的なこと。たまにはこんなこともある。「楽しかったねぇ。なんだか料理を作るのって、すっかりレジャーのようなイベントだよね」確かに“お題”さえあれば対応は可能。やるときゃやるぜ、お気楽夫婦。これで料理でございますと言うにはお恥ずかしい次第ではあるけれど。「良いの、良〜の。誰に言う訳じゃないんだから」と妻。・・・しっかりブログに書いてますけど。