三杯目もシャンパン♫「餃子と、赤子と、シャンパンと!」

MinMinGyozaGyozaカッシュ仲間の冷凍庫には餃子が溢れていた。6人前のパック×4、4人前パック×4、合計40人前。1人前が6個だから、なんと合計240個もの餃子!世田谷の高級住宅地にある豪邸とは言え、個人宅にある数としては異常。餃子と言えば宇都宮。先日、その宇都宮にあるスポーツクラブで開催されたスカッシュの大会に参加したスカッシュ仲間たち。団体戦で争われたその大会に、3チーム、合計11人で遠征。大会は前半は4ブロックに分かれて総当たりのリーグ戦。そして各ブロックの1位チーム、2位チームと集まり、後半のトーナメントを戦う。わがチームは、それぞれが1位トーナメント準優勝、2位トーナメントと3位トーナメントで優勝という輝かしい成績を収めた。その戦果として獲得したのが「宇都宮みんみん」の餃子だったのだ。

LansonIshiRaaにとっては、昨年6月にアキレス腱を断裂した試合以来の参戦。はらはらしながら応援する周囲をよそに、「ヘーキ、ヘーキ!」と楽しそうに試合をしていた。そして参加全チームが好成績。ということで、帰路には恒例の湘南新宿ラインの電車内宴会。敢えて新幹線に乗らず、湘南新宿ラインのグリーン車(1Fのみの車両は12人定員)を独占して飲みまくる。これが楽しいのだ!駅前の餃子やでさくっと1次会、買い込んだつまみと酒で盛り上がる電車内が2次会、つい調子に乗って電車を降りて3次会。そして、車内宴会のノリで決めた「餃子パーティ」が、日を改めての4次会となったという訳だ。会場となった友人宅のリビングは広い。10人以上集まってもゆったり広々。ギョーザ!ギョーザ!と呟きながらメンバーが集まってくる。

Babyもてなし上手、ホームパーティ経験豊富な友人のホスピタリティは完璧。皆がそれぞれリラックスして餃子を齧り、ビールを飲み、シャンパンを啜る。シャンパンはランソンのブラックラベル。泡好きの彼女が最近おススメと言うだけあって、お手軽ながら爽やかで軽やかな辛口。きめ細やかな泡が楽しい。そして、幸せに美味しい。餃子とシャンパンが不思議にも合う合う。1杯目からシャンパンの私は、2杯目も、3杯目もアワアワ。ずっとシャンパンで、し泡せ!ところで、その日の主役は、大会で活躍したメンバーでも、シャンパンでも、餃子ではなく、生後3ヶ月の彼女。仲間のひとりの初めてのベイビー。ツブラな瞳を持つ娘を連れて、夫婦揃って参加。登場した瞬間に宴会の中心は彼女に移った。

Memberも鼻も手も、どれも新品だねぇ!肌キレー!」「可愛いぃ〜っ」「○○に似てるぅ〜」「目がすっごい大きいねぇ」赤ちゃんと動物には勝てない。子育て経験者は懐かしい目をして、未経験者はこわごわと、ほぼ全員が交代で姫を抱く。ランソンを飲みながらそんな風景を眺めるのも悪くない。「ほぉら、IGAさんも!」うっ!こわれもののような、繊細でふにゃふにゃと柔らかく、ほんのり温かく小さな生き物を、へっぴり腰で抱く。典型的な未経験者だ。うわっ!泣く?泣かないで!慌てて若い母親に大事な娘さんをお返しする。ふぅ。

育てが終わった母親がいて、これから大切に娘を育てる若い夫婦がいて、結婚間近と思われるカップルがいて、結婚に憧れお見合いを繰り返すボンボンがいて、子供がいないお気楽夫婦がいる。世代も、生活環境も、仕事も違う、スカッシュという共通のスポーツを通じて出会わなければ接点のなかったであろう仲間たち。スカッシュという強力な接着剤で繋がった仲間たち。その日もまた語り、笑い、酔い、楽しい時間が過ぎて行った。

3杯目?何言ってんの!ず〜っとシャンパン飲んでたよ!」グラスに3cm程度シャンパンを飲んだ妻は、今日も冷静だ。

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