シウマイゲット?「スカッシュ団体戦」

Squash気楽夫婦のスカッシュは、典型的なエンジョイスカッシュ。楽しく汗を流し、シャワーを浴びてさっぱりした後の、あの一段と旨いビールを味わうことが楽しみでプレーしているようなもの。競技志向だったり、試合に勝つためのスカッシュではなく、仲間と一緒にワイワイと楽しむスカッシュ。以前は大会にも積極的に出場していたが、肘を痛めたということもあり、ここ10年ほどは選手登録すらしていない。それでも週に1回レッスンを受け、月に1回のクラブ内でのゲーム交流会に参加し続けている。経験だけは長い、中上級プレーヤー。そんな2人でも年に1、2回ほど大会に参加することがある。個人戦ではなく、仲間と男女混合チームを作って参加する団体戦。

IgaIgaる週末、シウマイが賞品の大会に参戦。3年前、妻がアキレス腱を断裂してしまった曰く付きの大会だ。2人が所属するクラブからの参加は2チーム。勝つためのチーム編成ではなく、楽しむためのメンバー構成。それでもクラブのエースを擁するAチームは、予選リーグは全勝。1位通過で、予定通り上位トーナメントへ進出。Aチームは上位トーナメントで、おなじみのメンバーで参加した我がBチームは下位トーナメントで、賞品ゲットが狙い。ところが、Bチームは(通算で3度目の対戦となった)ライバルチームに競り勝ち、2勝1敗で上位トーナメントへ。これは計算外。上位では勝算がない。とは言え、ライバルチームに快心のゲームで勝てたことを良しとする。

Peaches気楽Bチームは、残念ながら(予想通り)上位トーナメント初戦で敗退。他の予選リーグ1位通過の学生チームに完敗。容赦なくハードヒットしまくるワカモノたちに完膚なきまで叩きのめされる。残るAチームに期待し、応援に専念。ところが、肝心のAチームも、他の学生チームの秘密兵器、女性インストラクターに大きなリードを許し、エースの追い上げもあと僅かというところで届かず惜敗。両チームとも上位入賞を逃す。残念。ということで、シウマイをゲットできず、完敗だったから乾杯をしよう!と自由が丘に向かう。駅近くの魚の美味しい居酒屋「はなれ びんびや」へ。そして、乾杯!試合に負けてもなぜか(当然?)美味しい生ビール。

Sashimiシラス美味しいねぇ♬」「カツオの刺身も良い感じ」「この店、魚旨いっすね」スカッシュの話題もそこそこに、がっつりと飲み、美味しいモノを食べ、そして色々な話題で笑顔が弾ける仲間たち。これこそが至福の時間。この大切な時間のために汗を流してスカッシュをやり、自ら望んで試合の緊張感に向き合うのだ。個人でエントリーするトーナメントに比べると、団体戦での緊張感は遥かに少ないにしても、やはり試合でコートに入ると身体が思うように動かない。特に初戦では普段通りのプレーができない事が多い。けれども、緊張と集中は紙一重。緊張していた自分の皮を1枚ぺろりと剥くと、素晴らしいラリーができることがある。それが試合の醍醐味。

しかったね、今回も」もう1軒行きたいとホザく私を引きずるように、「もう1軒行っても、きっと寝ちゃうだけだよ。帰るよ!」とタクシーに連行した妻が、独り言のように車内で呟く。次の参戦は、きっと来春。大会会場は宇都宮。餃子を賭けた団体戦。結果はどのようであっても、試合の後に駅前で餃子をつまみに乾杯し、湘南新宿ラインのグリーン車の車内宴会を開催することになるのだろう。これからもずっと、きっとこんな感じで、エンジョイ!(アフター)スカッシュ!

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