いくつになっても♬「Happy Birthday to us!」

Birthday1Birthday22月生まれの友人たちが多いということを知ったのは、ここ数年のこと。*facebookで半強制的に知らされる、というのが正しいけれど。スカッシュ仲間だけでも、1日、4日、5日、7日、8日、9日、11日…と続く。例年、誕生日が近いスカッシュ仲間の役員秘書と一緒にお祝いをしていたのだけれど、今年はさらに2人の水瓶座スカッシュ仲間を加え、4人分をまとめてお祝いしよう!という企画になった。会場は「ビストロ・トロワキャール(3/4)」。参加するメンバー全員が馴染みの店だ。ところが当日になり、お祝いされるべき1人が風邪でダウン。まさしく3/4。5人で3人の誕生日をお祝いすることになった。

Birthday3Birthday4で乾杯し、安定の美味しさのオードブル盛合せをいただき、さらには白子とポテトのガレット。クリーミーで濃厚な白子と、カリカリのポテトが絶妙な組合せ。この季節ならではの感涙モノの美味しさ。続くメインの各種肉のローストの後は、3人の名前が書かれたケーキをいただき、改めて乾杯。クリスマスのように(誕生日ではないメンバーにも!)プレゼント交換も行われ、みんな良い笑顔。美味しいモノと気の置けない友人たちは、つくづく人を笑顔にする。友人たちの誕生日を祝い、自分の誕生日を祝ってもらえる幸福。何だかいくつになっても嬉しいぞっ!という誕生日を迎えることができた。

Birthday5Birthday6からの誕生祝いは、私のリクエストに応え、加賀料理「青山 浅田」の宴。着物姿のオネエさんが入口で2人並んで「いらっしゃいませ」と待っている。そんな店。通されたカウンタ席は唯一のカジュアルな席。他は接待や宴席向けの個室やお座敷。こんな店でもビビらず食事ができるジジイになったのだなぁと、変なところで自分に頷く。生口子、うるか、甘エビこのわたなどの加賀珍味で日本酒をぐびり。んまい。そして待望の香箱ガニ。メスの小ぶりな甲羅の中に、内子、外子、蟹味噌が詰められ、その上に足の身が美しく盛られた一品。それらをていねいに混ぜ、ひと口。あぁ、これが口福の味だ。

Birthday7Birthday8賀料理といえば、治部煮。金沢の代表的な郷土料理だ。鴨好きのお気楽夫婦は、鴨の治部煮に加え、鴨のくわ焼きをオーダー。どちらも脂の乗った鴨肉が甘く、たっぷり乗せたワサビが利いた治部煮と、甘辛のタレのくわ焼きとの食べ比べが楽しい。カウンタ席は6席ほどの個室。他に客もおらず、貸切状態。専任の女性スタッフが心地よい距離感と、絶妙のタイミングで接してくれる。小食の2人は、かぶら蒸し、ぶり大根、鰤しゃぶなど他にも食すべき北陸の美味にまでは至らなかったけれど、それでも老舗料亭でリラックスして加賀の冬の味を堪能することができた。記憶に残る誕生日祝いだ。

NYバー2年はここだね」妻もようやくその気になって来た。来年は、私が還暦を迎える年であり、お気楽夫婦の25年目の記念の年でもある。だったら結婚パーティを開催した“あのホテル”で!みんなでお祝いしよう!というのが私の希望。外堀を埋める速さは、大阪冬の陣の後の徳川家康並みと豪語する私は、さっそく妻を連れて件のホテルへ。電話を受けてくれた担当の方とさくさく打合せを行い、とっとと仮予約。その担当者がなんと…。詳しくはいつか、この場で♬

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