目指せ!グローバリスト?「WORLD OF HYATT 」
2018年 12 月16日(日)
お気楽夫婦は大のハイアット好き。ハイアットとは、正式には「Hyatt Hotels & Resorts」という、グランドハイアット、パークハイアット、アンダーズ等のブランドを有する世界的なホテルグループ。2人にとって、結婚パーティを開いた「パークハイアット東京」をはじめ、「グランドハイアット香港」等、お気に入りホテルが多い。そんな2人が会員になっているのが「WORLD OF HYATT」というメンバーズプログラムだ。
以前は「ハイアット ゴルドパスポート」という名称で、特典のレベルの高さが魅力だった。例えば、6,000ポイントで、スタンダードルームからスイートルームへのアップグレードが、“3泊”まで可能だったのが、現在は“1泊あたり”6,000ポイント必要。3泊滞在する場合は、ポイントが今までの3倍必要となり、すなわちポイントの価値が1/3になってしまったのだ。これはかなり残念な規約改悪。改定後は妻の評価も低い。
とは言え、ハイアット好きは辞められない2人。せっせとハイアットグループのホテルに宿泊する日々。今年も2月のパークハイアット東京での宿泊(なんとディプロマットスイート!に2泊!)とパーティーから始まり、合計年間13泊という記録的な実績を上げた。ちなみに1usd利用で5p獲得、すなわち6,000ポイント貯めるためには1,200usd≒13万円分の宿泊や食事、宴会の利用が必要ということになる。ハードルは高い。
その高いハードルを超えて、メンバーズのランクをアップする方法は、年間の宿泊数や獲得ポイント。例えば宿泊が10泊、または獲得ポイント数が25,000ポイントで「メンバー」から「ディスカバリスト」になる。お気楽夫婦のランクは頑張っても、せいぜいこのステージだった。ディスカバリストの特典は、ポイントが10%増しになり、レイトチェックアウトが可能になる等、可もなく不可もなくのレベル。
ところがある日、ハイアットからメールが届いた。あと00ポイントでエクスプローリストになるよ!という悪魔の囁きのような内容。それもどうやら到達可能な数字。すると妻がそのメッセージに食い付いた。「どこか近くに1日だけでも泊まるか、これぐらいのポイントだったらゼータクな食事だけでもいっちゃうね♬」むむっ。ハイアットのプロモーションに乗せられて、まんまと罠にハマりに行く獲物状態。やれやれ。
今年1年を振り返ると、相変わらずのハイアットホテル三昧。春のパークハイアットを皮切りに、2018年に開業した「ハイアットセントリック銀座 東京」、夏にはお馴染みの「グランドハイアット香港」、秋には「ハイアットリージェンシー那覇 沖縄」と開業したばかりの「ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド 沖縄」、そしてこの冬、「グランドハイアット香港」を友人たちと一緒に再訪した。
ハイアット以外にも、プーケットの「トリサラ」をはじめ、「ウェスティン都ホテル京都」「フォーシーズンズホテル京都」「パレスホテル東京」などにも宿泊しているのだから、お気楽夫婦のホテルジャンキーっぷりが分かる。その上、年末にホテルに泊まろうとまで言う妻。むしろ天晴れと言うべきレベルだ。その押しの強さに屈し、結局「ハイアットリージェンシー東京」で食事をすることになり、中国料理の「翡翠宮」へ。
「美味しかったねぇ」と食事の後に「ハイアットリージェンシー東京」名物?豪華なシャンデリアの下で満面の笑みの妻。普段なら、いくらぐらいになるだろう?と予算を考えて食べるのを、いくら“以上”食べなきゃいけないからと、ロブスターやアワビなどゼータクな食材を選んだディナー。「がっちり買いまショウ!のようで、楽しかったね」と年齢のバレる(決して「ゴチになります」ではない(笑))会話をしながら帰る2人。
翌日、ハイアットから待望のメッセージが届いた。無事に獲得ポイントが規定に達し、エクスプローリストとして無料宿泊券をいただけるという嬉しいお知らせだ。「これだとパークハイアットには泊まれないんだよね。グローバリストだったら泊まれるんだけどね」…それは、年間60泊か100,000ポイントで達成できるという禁断のクラス。まさか?「ライフタイムグローバリストなら生涯…」その先の妻の説明を聞くのが怖い。