Archive for 2 月 18th, 2026

これが最後の?PASSPORT「66回の海外渡航」

PASSPORT01PASSPORT02PASSPORT03PASSPORT04スポートを更新した。数えてみたら7冊目。最初のMyパスポートは1979年1月発行の数次旅券。まだ20歳だった。当時は5年有効のものしかなく、1回のみ有効の旅券も選択できた時代。*パリに1ヶ月ほど短期留学するために申請したものだった。それ以降、47年間ほぼ切れ目なしにパスポートを保持してきた。渡航回数を調べてみると(今のワタシには時間はたっぷりある)、11回の出張を含めて66回旅立ち、通算500日ほど海外に滞在していた。その間、パスポートの7枚の写真で分かるように、確実に年齢を重ね、頬は緩み、髪量は減り、味わい深い(笑)顔つきになった。写真の2枚目以降は、1979年、2005年、2024年と、それぞれ20年ほどの間隔で撮影した、私が大好きなほぼ同じ場所。リュクサンブール公園の噴水池。人は変わるのに、パリの街と、この公園のヨット遊びはずっと変わらない。動力はなし。棒で突いて出航させて漂う自分の船を追いかける子供たち。それを見守るオトナたち。写真を見ていると最初のパスポート持参で眺めた47年前のパリの風景が蘇る。

PASSPORT05PASSPORT06PASSPORT07PASSPORT08米への旅は駐在していた友人たちを訪ねることが多かった。2003年12月、NYCに駐在していた友人夫妻と一緒に『ホームアローン』の舞台になった街のクリスマスを楽しみ、ワシントンまで足を伸ばし大統領のクリスマスツリーを眺めた。2012年の夏にはワシントンD.C.に駐在していた友人を訪ね、彼女たちのご自宅やご主人の勤務先、通っていたスポーツジム、もちろんスミソニアンも、さらにはお気楽夫婦が大好きなボストンの街を一緒に歩いた。ボストンレッドソックスの試合も観戦した(野茂も松坂もいなかったけど)。2024年の妻の卒業(定年退職)旅行では、移住したパティシエの友人と育児休暇中の友人が滞在していたバンクーバー(偶然にも夫くんの故郷)を訪れた。シカゴに立ち寄った際にはわざわざ400kmの距離をドライブして来てくれた友人夫妻とリバークルーズをご一緒した。単に旅人として滞在するのとは一味違った、彼らと一緒だったからこそ味わえる、現地に暮らしているような、思い出深く楽しい時間を過ごすことができた。

PASSPORT09PASSPORT10PASSPORT11PASSPORT12の島にもよく出かけた。タイのプーケット島、サムイ島、マレーシアのペナン島、ランカウイ島、パンコールラウ島、ヴェトナムのコンダオ島、インドネシアのビンタン島など数々のリゾートに滞在した。中でも素敵なホテルが多いバリ島には5回も(これも数えた)旅した。東南アジアのリゾートが多かったのは、移動時間が短く、時差が少なく、食べ物がおいしくて、何よりもCPが良かったから。広々とした客室とこのサービスでこの料金?という水準の高さ。1997年に初めてのバリでヴィラにアップグレードしてもらい、お気楽妻はすっかりヴィラ好きになった。以降、適切な(これ大事)料金で泊まれる時にはヴィラに滞在する契機になった。プール付き、ジャグジー付きヴィラなど、確かに快適には違いない。さらには長期滞在が前提だからジムは必須。スカッシュコートがあれば尚可。加えて読書に適したスペースがあること。これらの条件を満たしたホテルを探し旅を続けるお気楽夫婦。今年の夏はヴェトナムのリゾートを再訪する予定。島ではないけれど。

PASSPORT13PASSPORT14PASSPORT15PASSPORT16湾、中国、香港にも縁がある。*それぞれ別の国という認識。1990年、初めての海外出張が台北だった。チケットぴあ初めての海外展開でもあった。中途入社4年目、32歳、課長職で初めてのビジネスクラス体験。他にも朝粥、夜市、本場の中華料理、中国式乾杯、臭豆腐、KTVなど、たっぷり“初めて”を味わった。その後、アメリカ(インディアナポリス、アトランタなど)出張を経験し、2002年には上海、香港に計7回、2ヶ月弱の長期出張。上海では現地での記者会見を担当することになった。中国(大陸)人に対する不信と尊敬とを併せ持つことになった体験だった。そして何といっても返還前に行きたい!と1995年に初めて訪れた香港はお気楽夫婦にとって驚きだった。街と人の持つエネルギー、猥雑さ、そして何よりも香港の味に魅了された。以降、スカッシュ香港OPENの観戦*2015年以降はコロナ禍での大会中止を除き毎年行っている、グランドハイアットへの宿泊、龍景軒での食事という目的も増え、通算20回以上訪れた愛する街になった。そしてまた今年も訪れるだろう。

PASSPORT17PASSPORT18PASSPORT19PASSPORT20の目的はいろいろあるけれど、スカッシュが目的の旅も多かった。2008年にニュージーランドを訪ねたのは「ワールドマスターズ」というスカッシュの世界大会に“参戦”(観戦ではない)するためだった。日本代表(ではないけれど)として胸に日の丸を付けて海外の選手たちと対戦した。当時テニス肘(スカッシュ肘?)で右手が使えず、左手で試合に臨み全敗。とは言え、楽しい国際試合体験だった、はずだ。2024年にパリを訪ねた目的のひとつは「Paris Squash 2024」の大会観戦。女子日本チャンピオンの渡邊聡美ちゃんの応援のためだった。現地でパリ在住のぴあ時代の後輩に会って行動を共にしたり、新婚旅行中の友人夫妻やスカッシュ日本代表の杉本梨沙ちゃんと合流して食事をしたり、47年前とはまた違う盛り沢山のパリ滞在だった。そして毎年観戦に向かう「スカッシュ香港OPEN」に聡美ちゃんが出場できるようになって(お気楽夫婦がセミリタイアしたこともあり)から、香港滞在期間が長くなった。昨年の大会ではベスト4。今年はもちろん決勝戦まで観戦予定だ。

こうして振り返る(終活の一環?)と、実にいろいろな旅をして来た。いろいろな国でいろいろな経験をして来た。旅は国内外、期間の長短に関わらず、ちっとも苦にならない。近頃ではお気楽夫婦、“職業:旅人”とまで宣っている。こうしてブログ記事を書きながら、あぁ旅に出たいなぁとすら思っている。初めてパスポートを手に入れ、期待と不安でいっぱいな20歳のワタシに言ってあげたい。これがキミの旅のはじまりだよ。まだまだキミは数多くのステキな旅に出て、パスポートを何冊も更新するんだよ、と。すると、「これが最後の更新じゃないよね?」とブログ記事のタイトルを見たお気楽妻が口を挟む。むむっ、10年更新のパスポートが切れる頃には、何と喜寿のお祝い!!という年齢。まだまだ行けるか?行けるのか?「行かなきゃ!」と言う妻の教唆に頷き、タイトルの最後に「?」を加えるワタシ。

…お気楽夫婦の旅は続く。

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