Well Come Back !!「パークハイアット東京」
2026年 3 月01日(日)



エントランスで「お帰りなさい!!」と迎えられた。2024年5月7日、1年半に渡る大規模改装前の最後の日、お気楽夫婦は最後のゲストになった。それ以来、19ヶ月ぶりの帰還だ。リニューアルOPENは2025年12月、早々に来たかったが叶わなかった。予約開始日にはアクセスが集中し、希望の日程は空いておらず、空いていても改装前より宿泊費は大幅に(想定以上に)上がっていた。そして明けて2月、ようやく待望の宿泊の日がやって来た。2階エントランスの雰囲気はそのまま。どこが変わったのか、変わっていないのか、間違い(ではないけれど)を探し歩く気分。リフレッシュした顔が見たい、でも変わらずいて欲しい、久しぶりに恋人に会うような不思議な気分。41階の「ピークラウンジ」はほぼ変わらず、「ジランドール」も「ジランドールbyアラン・ディスカス」として生まれ変わり、テーブルなどのレイアウトは刷新されたものの、フォトコラージュなど空間コンセプトは変わらず。そしてライブラリはほぼそのまま。ほっと安心して笑みが溢れる。事前に聞いていた情報だと、以前の建築材になるべく近いものを探し、忠実に再現しているのだという。変えたのに変えていない!! そのコンセプト通り、とても贅沢な大改装だったことを実感する。チェックインの際に、「お帰りなさいませ。改装後は今回が初めてなんですね」と声を掛けられ、スタッフとの会話のキャッチボールが続く。その心地良い絶妙な距離感も変わっていない。まさしく“帰って来た”気持ちになる。



予約したのは「パークデラックススイートキング」という95㎡の客室。*以前は「パークスイート(100㎡)」というカテゴリだけだったスタンダードスイートを、「パークスイート(85㎡)」「パークデラックススイート」「パークプレミアムスイート(100㎡)」の3つに分け、スイートの客室数を増やした。興味のない方にとってはどうでも良いことだろうけれど、以前ずっと滞在していたかつての“我が家”(客室番号の下2桁が01)はどうやら「プレミアム」に変わったらしい。「次回はそちらにもぜひ」とチェックインの際にスタッフにも勧められた。見た目はほとんど変わっていないパブリックスペースと異なり、客室はひと目で分かるほど全面的に改装された。最新の設備で(嬉しいことにTVも大きくなった!!)機能的になりながらも、“自宅で寛いでいるような”空間は以前と同様の設え。廊下、リビング、ダイニング、ベッドルーム、水回りとぐるりと回遊できるレイアウトも。このレイアウトこそ、我が家(本当の自宅マンション)のリノベーションの際にお手本にしたもの。どちらも部屋の広さこそ違えど、部屋と部屋は仕切らず(閉めようと思えば閉められるスライド式ドアはある)開放的で緩やかに繋がっている。ソファやダイニングテーブル、椅子のデザインは前と変わったけれど、ここが帰って来たかった場所だ。妻はさっそく荷解きをして、部屋の入口付近に場所が変わったウォークインクローゼットで巣作りをしている。あるべき場所にあるべきものがあることが妻の信条。この儀式が終わると、この部屋が“本当の我が家(別荘だけど)”になる。



巣作りが終わると、さっそく待ち焦がれていた場所に向かう2人。45階と47階に位置する「クラブ オン ザ パーク」。そこは、お気楽夫婦が愛する、世界で一番素敵な(当社比)天空のスポーツジム&スパだ。ジムのフロントに立ち寄ると、見覚えのないスタッフが笑顔で「こんにちは。IGA様、シューズをご用意します」と、なぜか受付スルー。「??」と目を見交わしながらロッカールームに向かう。ほぼ2年ぶりの訪問だし、覚えてもらっているはずがないのに、着替えを終えたタイミングできちんと2人のサイズのシューズが用意された。「??」が続く。お気楽夫婦の会員カテゴリ「グローバリスト」はジムのロッカールーム、スパは無料(通常は5,500円)。客室番号や名前の確認を経ずに“顔パス”。改装前に定期的に訪れていた頃はまだしも、スタッフも替わっているはずなのに、滞在中の4日間そんな対応が続いた。パークハイアット恐るべし!! そして何て嬉しいサービスレベルだ。施設は期待通り(笑)ぱっと見には変わっていない。ロッカーのキーシステムやレンタルウェアの棚、ジムのマシンが最新の機器に変更されているだけ。ほぼ以前のデザイン、レイアウトのままで設備は一新されている。吹き抜けの高い天井付近にカビの黒ずみが目立っていたのに、それも全く見当たらない。「どうやって綺麗にしたんだろうね」と妻が上を見上げて呟く。この愛すべき360度四方が明るい窓ガラスに囲まれた快適な空間も、変えているのに変えていないのだ。ブラボー!!
・・・思わず興奮して(汗)長くなったので後半に続く。