裏メニューあり〼「麗郷 渋谷店」

Reikyo1谷の道玄坂小路にある台湾料理の名店「麗郷」は、創業昭和30年。もうすぐ還暦を迎える老舗。お気楽夫婦は約30年前から頻繁に通い続けているお気に入りの店。オーダーすべきメニューTOP3は、1に腸詰め、2にシジミ、そしてダイコン餅。「えぇ〜っ!知らなかったぁ。初めて来た」流行に敏感でアンテナもぴんと張っているスカッシュ仲間の役員秘書。職業柄お店もいろいろと知っているのに、なぜかこの有名店は知らなかったという。席に着く前にテンションが上がり、店の前の写真を撮り、腸詰めのスダレを撮影。「取材に来ると皆この角度で撮影してるわよって、オバちゃんに指導されちゃった」ニコニコと席に着く。一見愛想のない(ことで有名な?)仕切りのオバちゃんと、初見でコミュニケーションが取れるとは、さすが秘書。

Reikyo2の初めはこんな感じかな。今日なんか暇よ」腸詰めとシジミのニンニク炒めをオーダーしながら、オバちゃんに話しかけるとそんな返事。確かに客と話をする余裕もある。無愛想に見えて、細やかな気遣いがある方だと分ったのは数年ほど前。カウンタ席に2人で座ったお気楽夫婦に、脱いだ上着が汚れるからと新聞折り込みの広告を掛けてくれたり、紙が落ちないようにと調理場に入ってクリップを探してくれたり。その時から「麗郷」は美味しいけれど粗い接客の店から、美味しく居心地の良い店に変わった。「腸詰め美味しいねぇ♬」役員秘書もすっかりお気に入りの模様。パリパリの皮、ジューシーで香り高き絶品の腸詰めは辛みそを付けて、生ビールと共に。脂が甘く、噛めば絶妙な歯応えの良さ。定期的にふっと食べたくなる癖になる味。

Reikyo3日こそは麗郷で食べたい!って思ってたから、良かったぁ」と、酒豪女子。彼女とは渋谷区の体育館でバドミントンをやり、帰りに渋谷で一杯という企画がスタート。その日は2度目のバドナイト。前回は練習の後に店に立ち寄ると、臨時休業のため入れなかったという曰く付き。「ウチもあの後、腸詰め食べたい!って店に来たけど、混んでて止めたんだよね」やはりこの店の腸詰めは魅惑的で中毒性がある。「そろそろ紹興酒にします?」酒豪女子の提案に頷く。彼女が尋ねたのは、ボトルで頼みますか?という意味。異論なし。常温でグイッといだだけば、シジミに浸みたニンニクの香りが中和され、また次の料理に箸が動く。すると隣の席で異変が。体調が悪そうな壮年男性が一瞬意識を失い、冷や汗をかき、結局救急車のお世話になり、退場。

Reikyo4かったわねぇ」オバちゃんがほっと一息付いた頃にやって来る。「びっくりしましたぁ」視線の先に担架で運ばれた男性がいた酒豪女子と役員秘書。顛末を全て見ていただけに心配もなおさら。飲もう飲もう!と紹興酒を飲み直し。「このシジミのスープをね、ご飯と混ぜると美味しいのよ。ちょっと待ってらっしゃい」とオバちゃんが秘伝のシジミご飯を目の前で作ってくれる。「うわぁ〜、これ美味しぃ〜い♫」シジミとニンニクのエキスが染み込んだホカホカご飯。間違いなく旨い。30年通って初めて食べた裏メニュー。これを初見で食べられた役員秘書の幸運。「この店、かなり良いねぇ♡」満足な様子もごもっとも。「またバドミントンやろうね!」すっかり渋谷バド企画がお気に入り、ご機嫌な役員秘書だった。

小さい秋みつけた♬「用賀 本城/鮎尽くし」

をこよなく愛するお気楽夫婦。いつかは新橋の鮎の名店「鮎正」でと思っていたところ、「鮎尽くしだったらウチでやりましょか」と本城さんの嬉しい一声。そうして昨秋初めて実現した「用賀 本城」での鮎尽くし料理。来年はぜひ一緒に!という友人たちの声に応え、第2回目の開催。*同行した役員秘書が料理のメモを残してくれた(ほぼ原文)ので、全皿のご紹介。これを一度やってみたかった(笑)

GomadofuAnagoChawanmushiいちじく ごまどうふ ゆずみそ・そうめんうり 穴子の燻製 なすのゼリーよせ・茶碗蒸し とうもろこしのすりながし 蟹味噌しょうがいり

HonjouSanSegoshiIchiyaBoshi・鮎の背ごし 酢味噌でどーぞ 下に水ナス、みょうが・鮎の一夜干し 日本酒が進んでしまう“うるか”鮎の塩辛

ShinkoShioyakiKoubainiめじまぐろ 皮を炙っためじまぐろ 追加で出していただいたしんこ・鮎の塩焼き・子持ち鮎 紅梅煮

TenpuraAyumeshiOhagi・鮎のてんぷら 頭は二つ 舶来松茸・赤だし 鮎ごはん おつけもの・かぼちゃのぷりん ソフトクリーム おはぎ もも ぶどう

れはやっぱり日本酒行くしかないですねぇ」アスリート系女子が“うるか”を箸先にちびちびとつまみながら嬉しそうに零す。「これで何杯も行けそう」酒豪女子は余裕の発言。一夜干しの鮎のかりっとした歯応えと香ばしさ、うるかの艶かしい舌触りと絶妙な塩味と、辛口の日本酒が合わないはずがない。

道の塩焼きは、腹の香りと苦みが実に旨い。小振りの鮎を頭から齧る幸福は、終わる夏を楽しむ一品。子持ち鮎の紅梅煮は秋の訪れを味わう一皿。琵琶湖の鮎は小振りのままで秋を迎え、琵琶湖の稚鮎を他の川に放流すると大きな成魚となるとのこと。初夏のごとき小鮎と、秋の子持ち鮎を同じ時期に食す贅沢。

め押しは、鮎の天ぷら、鮎の混ぜご飯。背越しで切り落としたものも揚げるから頭だけ2つ。さくっとした薄い衣と、かりこりとした頭、旨味と苦みが絶妙な肚を一緒に食す。塩焼きとはまた違った味のハーモニー。焼いた鮎を解して、炊きたて土鍋ごはんと混ぜた鮎メシで鮎料理のシメ。香魚の香りに包まれた薄味のごはんと京都のお漬け物と赤出しと、これがまたむせび泣いてしまうほど良く合う。

Member2memberの時点で満腹中枢はもうダメだと言っているけれど、ちんまりとしたおはぎと、フルーツはペロリとお腹の中に収まる。「う〜、美味しかったぁ」「なんだかとっても幸福だぁ」「やっぱり本城さんの料理はすっごいね」満足げな仲間たち。夏の川魚の代表格「鮎」は夏の季語。そして「落ち鮎」は秋の季語でもある。夏の終わりに秋を楽しみ、鮎尽くしで夏と秋の味を堪能した。「来年もまた皆と一緒に鮎を食べに来なくちゃね」妻が嬉しそうに呟いた。

VIVA!仮住まい♬「中目黒♡生活」

SPATavernる週末、白金台にできたスカッシュコートへ。「SPA白金」という高級スポーツクラブに新設されたピカピカ出来立てコート。1日開放デーを利用してのビジター訪問。仮住まいの中目黒から電車を乗り継いでもわずか20分弱ということもあり、お気軽訪問。利用者は少なくコート独占状態。2人でたっぷり汗を流す。帰りはタクシーであっという間に中目黒へ。駅の手前、山手通りで途中下車。「ベーグルスタンダード」「ミート&ベーカリー タヴァーン」という店に立ち寄り、パンを大量ゲット。仮住まいの街には美味しい(ちょっとオキドリ系の)パン屋がたくさんあり、パン好きの妻は大喜び。

BacioneEscarier方からは入会したばかりのご近所ジムへ。妻は予てより「歩いて行けるスポーツクラブが欲しいなぁ」と切望していた。2ヶ月の期間限定とは言え、仮住まいでその希望が叶った。歩いて10分弱、雨の日でも駅前から路線バスですぐに到着。その上、9月から2ヶ月間限定の格安会費プランで入会。毎日通っても5,000円弱!お気楽夫婦のために企画してもらったような会費設定。「毎日でも通うよっ!」広々としたジムスペースに加え、スパなども充実した施設に妻はすっかりご満悦。クロストレーナーなどでたっぷり汗を流し、ジャクージでさっぱりした後には魅惑的な夜の街が待っている。

BaruEra黒川沿いに、山手通りを少し入った路地に、そして何より駅周辺の小さな通りに飲食店が密集する中目黒。それも画一的なチェーン店だけではなく、魅力的な個性溢れる店がたっぷり。駅から徒歩1分の高層マンション(あの超高層タワーマンションではありません)に仮住まいのお気楽夫婦。歩いて数分の範囲に行ってみたい!と思わせる店が数多くあるという環境は刺激的。ただでさえ外食の頻度が高かった2人が浮き足立つほどの魅力ある街。住んでいるからこその街の楽しみ方がある。2ヶ月という限られた期間ではあるものの、自分の家を持ってしまった後ではなかなか経験できない貴重な時間だ。

ObachanUnimeshiは満席なんですけど、少し待ってもらえればご用意できますよ」店の前を通る度に予約で満席の貼紙があった人気店「いふう」に電話するとラッキーな返事。15分後に伺うことを伝え予約。ご近所住まいの強み。案内された2階に上がると、割烹着姿のオバちゃんに満面の笑みで迎えられる。冷え冷えの生ビールの後に、焼鳥お任せセット、いふうサラダ、アワビと焼き茄子の煮浸しなどをいただく。どれも上品な味付け、盛付け。うん、旨い。各テーブルにマメに声を掛けるオバちゃん。美味しいですと声を掛け、話を聞けば息子さんの料理に誇りを持っているから仕事が楽しいと笑顔。惚れた♡

べきれなかったら持って帰れるようにオニギリにするか、パックにするから大丈夫よ」友人に勧められたウニの炊き込み御飯のボリュームを尋ねたら、そんな優しいメッセージ。これまたご近所住まいならでは。嬉しい限り。「リノベーションの工事期間を1ヶ月くらい延ばしてもらおうか?」妻が真顔で言う。本末転倒ながら、即座に同意したい←割と本気(笑)。「中目、ヤバいね!」ホントに。

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SINCE 1.May 2005