お気楽(サン・スーシィ)夫婦待望の人気店「Sans Souci」

Sans Souci1Sans Souci2縄旅行の目的のひとつは、この店を訪ねることだった。「Sans Souci(サン・スーシィ)」という“飯カフェ”。場所は中頭郡北中城村(なかかみぐん きたなかぐすくそん)という決して便利な場所でもないのに、昼時は行列のできる人気店。店のコンセプトは「琉京カフェ」。沖縄(琉球)と、奥さまの出身地である京都のコラボレーション。沖縄と京都の厳選食材を使った、和のスイーツと京ご飯が自慢の店。夜でもビールなどのアルコールはない。え?店で飲めないのに半ばアル中のIGAさんがなぜ?と聞かれれば、事前にサイトで見ていたこの店のフードメニューが余りにも美味しそうだから、と半ば本気で答える。そして実は、facebookでも繋がっている前職の会社の後輩(2人とも)夫婦が5年前に開店させた店。新天地で頑張る2人の店を訪ねたかったのだ。

Sans Souci3Sans Souci4際に訪れてみると、予想以上に分り難い場所。丘の上の住宅街、狭い道を縫うように車を走らせると、突然駐停車している車の群れに出くわす。ん?もしかしたらこれは店を訪れた客、順番待ち客の車か。これまた予想以上に人気の店だ。ウェイティングリストに名前を書き、待つことしばし。「IGAさぁ〜ん、お待たせしました」と声を掛けられ店に入る。2人とは何年ぶりかの再会。外国人向け住宅を改装したというこぢゃれた内装。案内されたのはオープンキッチンで調理する奥さまの様子が見学できるベストシート。さっそくオーナーのG太くんがやって来て、オススメメニューを説明してくれる。人気メニューの「ごまカレー温玉うどん」「京のふわとろ親子丼」をオーダー。「ホントお久しぶりです。お話させてもらって良いですか」と席に着く。勿論!

Sans Souci5Sans Souci6しいです。ありがとうございます」良い店だねと誉めると、照れながらも自信に溢れた眼差しで、開業前からのエピソードを語ってくれた。ご夫婦には縁もゆかりもない場所でスタートして5年。文字通り「ゼロ」からのスタート。ここに至るまではさぞかし大変だったんだろうと思う。「大変でしたけど、楽しかったし、今もずっと楽しいですね」いいね、楽しさが伝わって来るぞ。「サンスーシィという店の名前は、とっても好きなことばで、店を始める前から決めていたんです」Sans Souciとは、フランス語で「憂いなし」「お気楽」と訳されることば。ドイツのサンスーシ宮殿も同様の語源。「お気楽って、そこに至るまで頑張って、そこで頑張ったって言わずに、それを超えたところで初めてお気楽って言ったりできたりするんだと思うんですよ」同意!

Sans Souci7Sans Souci8はそれに乗っかてるかな」と“お気楽”妻。あれ?自覚しているんだ。お気楽妻に、お気楽生活と言ってもらえるように、そんな生活がフツーにできるように、密かに(笑)頑張っているつもりの私。このブログのコンセプトもネガティブなことをわざわざ吐くことはせず、快楽の種をSNSという緩やかなネットワークに放出しよう、というスタンス。そしてその快楽の素材になる実人生を積極的に楽しもうという暮らし方。「温かいうちに召し上がってください。席を外します」と出来上がった料理を前に記念撮影をして、オーナーはフェイドアウト。そしてその料理はと言えば、絶品の一言!読谷村はなファームの卵、京都の九条ネギと食材に拘り、硬水である沖縄の水を軟水に変えて出汁を取り、絶妙な食材との組合せで供される琉京の味。人気の理由はこれか。

いところありがとうございました」帰り際、忙しそうに立ち働いていた奥さまのMちゃんと記念撮影。いい笑顔だ。そう言えば、店で働くスタッフは一人残らずいい笑顔。温かくいい雰囲気。これも人気の理由か。CI/VIの第一人者であるN西氏を父に持つG太くんがメニューを開発し、京都の星付き料理屋の娘であるMちゃんがいい意味で商業ベースのメニューにするという、この2人の組合せも絶妙だ。「また来なきゃね」とお気楽妻。リピートするにはかなり(笑)遠いけど、この店も再訪の予感。と言うか、また伺います!

極上ウェルネスリゾート「ザ・テラスクラブ アット ブセナ」

Busena1Busena2ッスンも休みだし、どこかに行こうか?」お気楽妻がそう言い出したのは秋の初めの頃。週末のスカッシュレッスンを何よりも優先する妻は、だからこそ逆にレッスンがない場合はどこかに行きたがる。「マイルもたっぷりあるし、沖縄なら航空券も取れそうだよ」こんな時に彼女の秘書的な(実際にやっていたこともあった)能力が遺憾なく発揮される。素早く航空券やホテルの空き状況を検索し、行程を組み立てる。海外でも国内でも、2人の旅行は行きたい場所よりも泊まりたいホテル選びが最優先。「う〜ん、最低2泊だね」お目当のホテルを堪能するためには1泊では不足らしい。「えぇ〜いっ!休んじゃえ!」毎年春には驚愕の忙しさを迎える彼女の秋は、打って変わって余裕ありあり。大胆な日程で予約完了。そして、選ばれたホテルは…。

Busena3Busena4・テラスクラブ アット ブセナ」それがお気楽妻の厳しい選択基準をクリアしたホテル。ウェルネスリゾートを自ら標榜し、さらには“極上の”と自信満々に冠する。ちなみに、ウェルネス(Wellness)とは、健康な心身と生活を求めて行動するライフスタイル。ホテルには通年営業の屋外タラソプール、ジムなどの施設があり、まさしくお気楽夫婦向きのリゾートだ。客室はホテル名通り全68室がクラブルーム。お気楽夫婦好みのスモール&ラグジュアリーなホテルだが、隣の敷地に建つ巨大ホテル「ザ・ブセナホテル」の施設も共通利用できる。まさに“良いとこ取り”のホテルなのだ。通された部屋は名護湾に臨むオーシャンビュー。広いベランダから海を眺めると、泳いでいる小魚の群れまでが見える。対岸には本部半島、八重岳。これぞリゾート!という眺めだ。

Busena6Busena5屋は54㎡という広さながら、ベッドルームとの間の扉を開ければビューバス、ベランダの窓は全開可能という開放感溢れる造り。ソファと(なぜか万華鏡付きの)カウンタテーブルが配された使いやすいレイアウト。妻曰く「今までの中でもトップクラス」の居心地だ。朝食もまた素晴らしい。ビュフェのサラダはナーベラー(ヘチマ)、ハンダマ、青パパヤー(パパイヤ)などの島野菜を初めとして、沖縄の食材をふんだんに使っている。「サラダ美味しい!シークワサーのドレッシングもいいね!」と感激の妻。スタッフのサービスも柔らかく、心地よい。ラウンジサービスはティータイム、カクテルタイムとも高レベル。何種類もあるワインを遠慮なく飲み続け、フィンガーフードを楽しむ。その後はレストランで軽く食事をし、部屋に戻って泡盛をいただき、爆睡。

Busena7Busena8テル自慢のタラソプールは、滞在中何度でも無料で利用できる。10種類以上のジェットバスを周り、ジムで走った後の筋肉をほぐす。強力なジェット噴流はツボに効く。意外な程に強い水流に逆らってプールを歩くと、体幹を鍛えるトレーニングにもなる本格的な施設。ウェルネスリゾートの面目躍如。お気楽妻はすっかりお気に入り。プールから出ると南の島ではお約束のスコール。雨が降り始めた直後の甘く少し埃っぽい香り。雨が上がった後に雲から覗く青空。陽の光に盛夏の頃の勢いはないけれど、ホテル内は混んではおらず、閑散ともしていない。小規模なホテルだから団体客はおらず、ほとんどがカップルか女性グループ。スタッフからすぐに顔と名前をを覚えてもらえるぐらいのゲスト数。のんびりと過ごす秋の旅にぴったりのリゾートだ。

いホテルだよね。オリジナリティあるし、センスも良いし。また来なきゃね。いつ来る?」貝殻の欠片が美しく輝く万華鏡を覗いていた妻が、畳み掛ける。また来る!という宣言は彼女の最高評価の証。お気に入りホテルランキングの上位になるのは間違いない。確かにチェックインからチェックアウトまで、ほとんどストレスなく過ごすことができた満足の滞在だった。では、次回は長期滞在で!

冬の新作メニュー登場♬「ビストロ808〜2周年」

80818082ストロ808リニューアルOPEN(自宅マンションのリノベーションとも言う)から2年。友人たちをお招きし、素人料理をお出しした回数は16回。平均すると2ヶ月に1度以上の頻度で営業(笑)したことになる。毎回どなたを招いたか、どんなメニューをお出ししたか、16回分のメモが残っている。何度来ていただいても、なるべく違うメニューでお迎えしようという意図。とは言えレパートリーにも限界があり、毎回のように新作メニューを開発する必要がある。さて、冬の新作メニューは何にしようかと作戦会議。ネットでレシピを検索し、美味しそうなメニューを試作する。「豚肉のリエットは?」と妻。前から作ってみたかった料理だし、リエットを使ったグラタンもあると言う。それだ!とは言え、初回のリエットの出来は脂分が足りず、グラタンも一味不足。う〜む。

80838084っ!これなら出せそう♬」と妻が安堵の声を上げる。リエットは2度目の試作で何とかメニューに加えられるレベルになった。3度ほど違うレシピで試作したブイヤベースも満足の出来。これでメインディッシュは大丈夫。後は定番のキャロットラペ、紫キャベツのマリネなどのオードブルメニューを決めるだけ。ん?今回は全部で6人だし、師匠の木下シェフを真似てオードブル全部乗せで行ってみようか。「皿足りる?」と妻の指摘。数えてみたら2枚ほど足りない。ではと妻がポチッと購入。ついでにお揃いのシャンパングラスも6脚買っちゃえ!と、すっかり本格的なビストロ営業に突入だ。そして当日、初登場のベーコンとサーモンのミキュイなどを加え、7種類の料理を少量づつ盛り付ける。目指すべき「ビストロトロワキャール」風の出来栄えになったか?

80858086の日お招きしたのは、リノベーションの設計をしてくれた建築家の友人をはじめとした、気の置けない仲間たち。さっそくスパークリングワインで乾杯すると、「おっ!グラス買い換えたね」「あ!皿も買い足したね」と常連さんならではのチェックが入る。気付いていただけるのは嬉しいことだ。ちょいと失敗してしまったパテドカンパーニュ(パテドミステークと命名)もご愛嬌。「どれも美味しいよぉ〜♬」とお褒め頂けば、嬉しさもひとしお。楽しんで(笑)準備した甲斐があった。豚のリエットを使った「グラタン ドフィノア(フランスのドフィーネ地方の郷土料理)」は、仕上げにチーズを乗せて焼くレシピに変更。初回の試作よりも味の深みを出せた。「うん、このポテトが良いね。すっごい美味しい」と評判も上々。これは定番料理になりそうだ。

80878088グロとホタテとアボカドのタルタル」は、婚活中の肉部の友人にいただいた燻製醤油を隠し味に。ブイヤベースにはワタリガニ、アサリ、ハマグリ、ホタテ、カワハギを使った。「う〜ん、このスープ好き♬」酒豪女子もご満悦。煮込んだタマネギやセロリなどの具は捨てて(その日のランチで味付けをして食べたけど)トマトを使わず、サフランの色がキレイに出るレシピにしたのが上手くいった。「何だか毎回クオリティが上がってるよね」それは嬉しい褒め言葉。精進します。「良い店になったよね」うん、ありがと。店じゃないけどね。「この空間が落ち着くよね」ダイニングは狭いけれど、逆に“籠もる”感がある心地良い狭さになっている。狭いスペースで大きなダイニングテーブルを囲む一体感がある。建築家の友人の設計意図通り。

年も3周年企画やろうね!」昨年も1年点検パーティと称して、建築家の友人をご招待。*もちろんキチンとした点検は別途行ったが。趣味のビストロ営業は今後も続く。これからも成長するビストロ(自宅)を友人たちと一緒に見守ってもらおう。そんな「ビストロ808」は、ご好評いただき不定期営業中♬

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SINCE 1.May 2005