夏の新作メニュー登場♬「ビストロ808」

Bistro8081Bistro8082回行けなかったから、ビストロ808に行きたぁいっ!」スカッシュ仲間から開店リクエストがあった。彼女は1月の開店時にお招きしていたのに、インフルエンザに罹患し来店を断念。そんな彼女は2度目の来店、他に3度目の来店が2人、初来店が1人。それぞれ来店の際のメニューをチェック。さぁて、どんな料理を作ろうか。数日前からおおよそのメニューを決め、食材を調達し始め、一部の料理は作り始める。パテドカンパーニュやキャロットラペは、作って数日経った方が味が落ち着いて美味しいのだ。そして開店当日の朝、TVをみていた妻が「あ、これ良いんじゃない?」と宣うた。彼女の疑問形の使い方は、命令形ないしは依頼形。この場合はこれ作って!という意味になる。

Bistro8083Bistro8084組で取り上げていたのは「ベジデコサラダ(R)」という、野菜を使ったデコレーションケーキのようなサラダ。むむむ、ハードルが高い。けれど、ふと閃いて、ケーキ型とコンビニのポテトサラダ(具が少ないタイプ)を購入。ケーキ型の底にクラッカーを敷き詰め、周囲に薄切りにしたキューリを並べ、ポテトを潰し滑らかにしたポテトサラダを塗り込める。その器の中に作ってあったキャロットラペを入れ、固めに押し込み、その上からポテトサラダを塗り込み、トッピングとして、プティトマト、レッドペッパー、チャービルを飾る。すると、初めてとは思えない出来の、(巨匠風に)ベジデコサラダの完成でぇ〜すっ!「わぁっ!すごい!」「キレー♡」女子会メンバーから歓声が上がる。

Bistro8085Bistro8087ャロットラペ美味しいね。大好き♡」妻のサラダランチ弁当の定番料理。レシピを見ずに作れるメニュー。スーシェフが焼いた牛肉のタリアータも好評。ローズマリーとニンニクを炒ったローズマリーソルトも、牛肉の焼き具合も確かにいい感じ♬どこで買ったのかと尋ねられ、地元の商店街の肉屋で買ったと答えると、いい商店街だよねという反応に嬉しそうな妻。地元LOVE。「このラタトゥイユも、ちょっとピリッと美味しいわぁ」「それにしても、どの料理も盛付けキレーだよね」料理が上手なのに盛付けが悪いのは、せっかくの美人なのに化粧が下手な女性と同じ。逆に盛付けという“見た目”は、料理の“味”の底上げをしてくれる。料理の盛付けは、かなり重要な要素だ。

Bistro8086Bistro8088目が美味しそうだぁ♬」唯一、ライブで作るメニュー、アクアパッツアの調理をしていると、スカッシュ仲間たちが無水鍋を覗き込む。これが対面キッチンの楽しさでもある。さて、盛り付けようかと思っていると、そのままで美味しそうだから、鍋のままで良いよぉ〜!との声。ではと、イタリアンパセリを飾って完成。お客様に買ってきてもらった、ヴィロンの絶品バゲットと一緒にサーブ。「さっきのお肉でも思ったけど、今まで食べたアクアパッツアの中で一番美味しい!」それはちょっと大袈裟。とは言え、嬉しい感想。どれどれ、バゲットを浸してスープを味わう。確かに旨いと自画自賛。地元の魚屋で買った金目と、大粒のアサリの出汁が良く利いている。魚屋のおかげ。

ストロ808の料理の味は、気の置けない仲間と、馴染みの店(自宅だけど)で飲んで味わうからこその美味しさ。閉店時間を気にすることなく、貸切(笑)だから他の客に気を遣うことなく寛ぐことができる。自分たちの飲みたいものを、飲みたいだけ(持ってきただけ)味わえる。それこそがホームパーティの(ビストロを名乗ってはいるが)良さ。今回もホストとして、シェフとして、とても楽しい開店だった。「プロ級のお料理に楽しいお話、楽しい週末でした(^^)」初来店のスカッシュ仲間からもお礼のメッセージが届いた。どうぞ、またのご来店を!次回は、秋の新作メニューでお待ちしています♬

お気に入り度アップ♬「リッツカールトン東京」

Ritz1Ritz2に忙しい妻の仕事が一段落。のんびり温泉にでも行こうか?と妻に希望を尋ねると、遠くまで出かけて時間を掛けるなら、都内のホテルに宿泊して、交通費分だけゼータクにアップグレードしよう!という作戦になった。選んだホテルはリッツカールトン東京。前回の宿泊は2008年の夏。東京タワーを望むクラブフロアの客室だった。今回は、ゼータクにもエグゼクティブクラブスイートをチョイス。とは言え、クラブルームを通常料金で予約すると、スイートにアップグレードできるプラン。チェックイン当日、友人たちと一緒にランチを楽しんだ後、客室でのんびりと部屋飲み。外で買い込み、持ち込んだビールで乾杯。独立したリビングルームは5人で過ごしても余裕の広さだ。

Ritz3Ritz4回の滞在は、リニューアルしたばかりのクラブラウンジのサービスが楽しみだった。45階のフロントを素通りし、最上階53階のラウンジでチェックイン。以前滞在した際とは大きく様変わりした、シックでゴージャスな内装。ダイニングルーム、ライブラリーなど、4つのエリアに区切られ、以前のようなフロアの広さは感じなくなったけれど、どのコーナーも落ち着きのあるデザインだ。1日に5回あるフードプレゼンテーションを堪能するために、宿泊客は無料で利用できるプールへ。46階からの景色を楽しみながらジャグージに浸かり、昼から飲みすぎた酔いを醒ます。シャワーを浴びてスッキリした後は、クラブラウンジでシャンパン飲み放題(笑)が待っている。

Ritz5Ritz6ラブフロアの宿泊は、ラウンジのサービスレベルによってお得感が増す。夕刻のイブニングオードブルの料理は、少食のお気楽夫婦には充分な内容。何種類かの冷製オードブル、たっぷりのサラダ、デザート、そして何よりもシャンパンを含めたフリードリンクが嬉しい。料理の補充もスムースで、ゲストにストレスを感じさせない、適量の料理を何度も追加する方法。夜景を眺めながらゆったりと過ごすことができる。いい感じ。朝食も同様に充実。コールドフードのコーナーでサラダやフルーツなどを選び、ホットコーナーで卵料理などをオーダー。決して料理の種類は豊富な訳ではないけれど、ペストリーなどのパンのレベルも高く、フレッシュジュースもきちんと美味しい。

Ritz7Ritz8食の後は、いつもより摂り過ぎたカロリーを消費するためにジムで走る。facebook仲間に「前から思ってたけれど、ジムの後に朝食じゃないのか?」と突っ込まれたけれど、2人はストイック系のアスリートではなく、お気楽系のエンジョイスポーツ派。あくまでも、朝食後に部屋で寛いだ後にジムというのがいつものスタイル。丁寧にストレッチをして、都心の風景を見下ろしながらクロストレーナーで1時間ほど汗を流し、再びじっくりとストレッチを行い、シャワーを浴びる。ふぅ〜っ、さっぱり、気分爽快。12時までのチェックアウトもクラブラウンジで。そしてそのままラウンジで、オードブルとビール、そしてサンドウィッチとサラダの軽いランチ。幸福な時間だ。

だか大阪のリッツもそうだったけど、2度目のリッツはいい感じだね」すっかりリラックスモードで、ご満悦の妻が微笑む。大阪のリッツカールトンも、今回の東京も、いずれも2度目の滞在で個人的な評価が大幅に向上した。クラブラウンジのサービスに満足し、ストレスなく滞在できたことが好感度アップの理由。国内では一番のお気に入りホテル、パークハイアット東京にはクラブラウンジという概念がなく、フリーフード&ドリンクのサービスが受けられない。ラウンジのサービスを重視すれば、リッツのお気に入りランキングはTOPかもしれない。「また来たいホテルだね」妻の上から目線発言がそれを裏付ける。

優雅に満腹♡ホリデーランチ♬「中国飯店 富麗華」

Fureika1Fureika2麗華?行きたい!行きたぁ〜い!予約はいつも取ってるんだけど、行ったことないんだぁ」スカッシュ仲間の役員秘書を誘うと、すぐにそんな返事が返ってきた。担当する役員が接待の場として良く指定するから、どんなに美味しい店なのかと興味津々だったのだという。ところがさすがの人気店、予約が取れる日とスケジュールが合わず断念。去年の上海蟹の頃のことだった。そして再びチャレンジ。スカッシュレッスンがお休みの週末、ホリデーランチに友人たちをお誘いした。席に着くなり、上品なテーブルセッティングに「きゃぁ〜っ!お皿もステキ♡」と役員秘書のテンションが上がる。おしぼりもふわふわ。肌触りの良さに、オヤジは思わず顔を拭きたくなる。拭いたけど。

Fureika3Fureika4んだメニューは「飲茶コース」。3種類の中から選べるポットのお茶、前菜3種からスタート。焼物、くらげ、キュウリのXO醬掛けはビールにぴったり。日中から飲むビールが美味しいことは言うまでもない。続いて、香港点心の五種盛り。「あ、失礼いたしました。こちらでした」全員が同じメニューのはずなのに、点心が乗った盆を差し替えるスタッフ。良く見ると、左利きの役員秘書の盆だけが、食べやすいように左右逆に(背の低い器が利き手側)盛り付けられている。ほぉ〜♬やるなぁ富麗華!点心もタロイモ揚げ(香港では良く食べているのに日本ではなかなかお目に掛からない)をはじめ、どれも繊細で丁寧な味付けで、もしかしたら香港よりレベル高いかも!という出来。

Fureika5Fureika6籠包熱々で美味しいよぉ〜」小さな蒸籠に大きめの小籠包。嬉しいことに上品な香りの紅酢に生姜付き。これは間違いのない組合せ。有無を言わせない旨さだ。さらには鶏肉と夏野菜炒め、食事の最後は桜エビとグリーンピースのチャーハン。このチャーハンが実に絶品。口に含むとと最初に桜エビの香りが立ち、パラパラのご飯を味わう快感はもちろんのこと、グリーンピースとチャーシューの異なる歯応え、桜エビの舌触りが、それらが一気に総攻撃をかけてくる。くぅ〜っ、さすがだ、富麗華。あまりご飯モノを食べないお気楽妻も「やられたぜっ!」という顔をして、やはり参った!という顔をしてるだろう私と目を交わす。常温でいただいていた紹興酒を思わずお代わり。

Fureika7Fureika8ザートは4種からチョイス。メンバー5人だから全種類をオーダーして味わえる。どれも美味しいらしいが、私はもうすでに満腹状態。ほんの少し味見をする程度。そこで、会計の後に腹ごなしのために(役員秘書のためにも)階上にある個室を見せてもらうことにする。入口のスタッフにお願いすると快く案内していただく。「あぁ、ここだ!いつも庭が見える部屋って指定して予約するんだ」小さな屋上庭園に面して個室がいくつかあり、他のタイプの個室も含め丁寧に説明してくれるスタッフ。柔らかくカジュアルな接客は心地良く、高級店にありがちな慇懃さはない。「写真お撮りしましょうか」スタッフに勧められ店先で記念撮影。「縦位置でもう一枚行きます!」…撮り慣れてる。

ゃあ、この後良かったら部屋を見てって♬」「わぁ〜いっ!じゃあちょっとだけお邪魔します♡」その日のイベント第2弾は、お気楽妻の春の繁忙期を無事に乗り切った慰労会。都心のラグジュアリーなホテルに宿泊し、のんびりしようという作戦だ。友人たちとの優雅なランチ会に続く、ホテルでの2次会の様子は次週。

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SINCE 1.May 2005