うちなーすばの夕餉「沖縄宝島 NIRAI」
2005年 10 月23日(日)
無性に「うちなーすば」を食べたくなることがある。突発性沖縄麺症候群。まさしく昨日がそうだった。新宿高島屋での買い物の帰り。これから本部町の「きしもと食堂」まで出かける訳にはいかない。羽田まで1時間、那覇まで2時間20分、空港から車で2時間かぁ・・・帰ってこれんなぁ。・・・ん?南口には“あの店”がある。「今日はうちなーすばにしない?」妻に問いかけると即断のお答え。「食う!食ひたい!こーれーぐーすーたっぷり掛ける!」・・・相変わらず自分の好きなものに関しては意思決定が早い。
サザンテラスを横切り、サンルートの並びの小さな店に向かう。「沖縄宝島NIRAI」。かりゆしウェアのお兄ちゃんが歩道で三線を弾いている。1階にはオリオンの生が飲める小さなカウンター。うちなーすばも食べられる。生を飲むのをぐっと我慢しつつ、メインの沖縄そばソーキ入り、島もずく、ゴーヤー、おばぁの島豆腐をゲット。地下に降り、「こーれーぐーすー」、ぴりんぱらん(これが旨い。“ちょっちゅね”よりも好き。・・・知らない方には、何のことやら。黒糖やきな粉を塗したピーナツ菓子)を購入。
今までは、沖縄食材を買うために京橋にある「わしたショップ」まで行っていた。店も広く、リニューアルしてからは店内もきれいになって買いやすいのだけれど、京橋はちょっと遠い。我々の行動範囲内にあるこの店ができてからは、もっぱらここでうちなーショッピング。「エイサー」のCDまで買ってしまった。園田(そんだ)エイサーという名門、良いよ♪そして嬉々として家路に着く二人。買物で少々疲れた気分も、あのもちもちとした麺の感触への期待で軽くなる。
まずは、「ゴーヤーちゃんぷるぅ」と「島もずく」をつまみに乾杯。このもずく、今回買ったのはシークヮーサー味!これが爽やかで美味しい。お酢に弱い人にもお薦めできる。そして秘伝のチャンプルの素で味付けしたゴーヤーが抜群に旨い。ゴマ、胡椒、にんにく、生姜、レモングラス、うこん、島桑などが入っているお手軽調味料。(実は秘伝でも何でもなく、やはり以前この店で買っただけ)そして、メインのうちなーすば(沖縄そば)。シンプルな出汁、すばの味。沖縄の誠実な味、清ら心(ちゅらぐくる)溢れる味がする。あぁ、うちなーの青い海、空。すぐにでも行きたい・・・すば食いに、うちなーに。