本年最後の「上海蟹」バックステージ・ツアー付き
2006年 11 月18日（土）
あれ？写真、違うじゃん！上海蟹ぢゃぁないじゃん！はい。そうなんです。また萬来軒で上海蟹確かに食べました。上海蟹を初めて食べるというランチ探検隊のメンバーたちを連れて。でも、その日のトピックスは、バックステージ・ツアー♪なんと、おぢちゃんの案内で萬来軒の厨房探訪！うっひゃ～！「調味料の数、凄っぉ～いっ！」リアクションの少ない妻でさえも思わず声を上げる。「豆板醤だけで三種類あるんですよ」おぢちゃんが、テレながらもちょっと誇らしげに説明してくれる。「この芝麻醤も、美味しそう！これが坦々麺になるんだぁ」「ラー油とかも、全部手作りなんですよぉ」うぅ～む、さすがだ。
それにしても、ギャル的（古っ！）リアクションの探検隊員たちも、さすがだ。「えぇ～っ！おぢちゃん、すっごぉ～いっ！」とか言いながら、二度目の来店で厨房まで入ってしまうとは。おぢちゃんもノリノリで説明してくれる。「１人で作ってるから、これっくらいで充分なんですよぉ」確かに厨房は意外と狭い。機能的で、清潔で使いやすそう。「こうやって切るんですよ」調子に乗ったおぢちゃんが実演。使いこんだぺティナイフは、柄に比べて異常に刃の部分が小さい。研いで研いでちんまりした大きさになったプロの道具。
そして、その日の料理はと言えば・・・。<蒸し上海蟹>、またもや<上海蟹とフカヒレ煮込>。探検隊員たちも絶賛。「美味しい♪贅沢ぅ！」定番の中国山椒がぴりりと利いた<麻婆豆腐>、そして<ピータン>。相変わらず適当な時間に店に出てきてはビールを飲んじゃうおぢちゃん。ピータンが苦手だと言った探検隊員のことばを耳ざとく聞きつけてサービスで出してくれた。ここのピータンは、「美味しい♪臭くないっ！ピータンって美味しいんだぁ」「スーパーで売ってるような、殻が乾いてるようなやつはダメなんだよ」なるほど。
そして、ダメ押しは<唐辛子の酢漬け>と白いご飯。これもおぢちゃんがサービスで出してくれた。「ぇえっ？美味しい！ご飯、全部食べて良いですかぁ？」飲んべ隊員が丼を抱え込む。おいおいっ！・・・やっぱり、この店がある限りこの街から離れられないなぁ。「○○さんたち、引っ越してきて良かったねぇ。楽しそうだったわよぉ」近所にやってきた友人夫妻も、すっかりこの店の常連。おばちゃんからそんな嬉しい報告があった。良い店、良い街。甕だし紹興酒も良い塩梅で効いてきた。今日も楽しい酔っ払いだ。