速報！２００７夏・・・「ホテルを味わう旅」
2007年 9 月02日（日）
成田空港に降り立つと、既に気配は秋だった。その日の朝までずっと一緒だった愛しい夏の陽射しとの間に突然訪れた別離。悲しい。ＮＥＸが新宿駅に近づくに連れ、現実の生活もどんどん近づいてくる。東京での猛暑にうんざりしつつ成田を発ってわずか１週間。あんなに疎ましかった日本の太陽。南の島に行ってしまえば陽の輝きが愛しい。あれはきっと、違う太陽に違いない。
バリ島前半の滞在はウブド。<ロイヤル・ピタ・マハ>という全室ヴィラタイプのホテル。プール付きのヴィラでのんびり読書。天蓋付きベッドから眺める風景に、日本での記憶は全て消去された。プールから谷に向かって険しい崖が続き、渓谷を挟んで連なる丘の奥に、遠くバトゥール山を望む絶景。スタッフの対応も柔らかく心地良い。
後半はジンバランの巨大リゾート<リッツ・カールトン>に滞在。３０分ほどチェックインで待たされたお詫びにと、オーシャン・ビュー・スィートからオーシャン・ヴィラにアップグレード。庭付き、プール付き、サラ（東屋）付き。お気楽妻のしめしめという顔も付いて来る。
この豪華ホテルは、波打ち際やホテル棟の前などにプールが散在し、読書スペースが豊富。持参した本が底を付きそうになる。そう言えば、紹介したい本も溜まっているなぁ。なかなか記事にするタイミングがなく残念だけれど、秋に向けてまとめて掲載するかと独り言。
最終日はシンガポールに宿泊。ボートキーの側に佇むクラシカル・ホテル<フラトン>に滞在。セクシーでこぢゃれた、サービスも食事も満足のホテル。部屋から眺めるボートキーの喧騒も、プールから眺める街の景色も、河岸から眺めるホテルの外観も、つまり眺めても眺められても良しの“器量良し”のホテル。お気楽妻がすっかり惚れてしまったほどの。
・・・またもや予告編の趣き。こうして“記事ネタ”は貯まる一方だけれど、果たして本編を書く日はやって来るのだろうか。
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