脱・脱力系「絵手紙はがき」

Photoくなっている。確実に。何度か記事にした妻の両親の(現在の)趣味は絵手紙。“現在の”というのは、仕事を引退した後に押し花絵とか、レザークラフトだとか、いろんなカルチャー教室系の趣味に走った経歴があるから。2人仲良く押し花にするための野草を採りに行ったり、絵手紙用の素材をあれこれ考えたり。微笑ましいなぁと思っていたら、「描くものがなくなってきちゃったぁ」と義母。さすがに3年以上続けるとネタが切れてくるらしい。ふむ、そりゃ困った。基本的に絵の題材は静物、それも好きな花や、身近な野菜、小物が多い。ふ~む。

Photo_2日、山形を訪れた際に、松ヶ丘開墾記念館に立ち寄った。庄内藩士たちが切り拓いた農地に建てた蚕室が保存されており、庄内映画村資料館などもある。地元鶴岡出身の作家藤沢周平が描いた海坂(うなさか)藩のモデルとなった庄内藩。その縁もあって、「蝉しぐれ」「たそがれ清兵衛」「山桜」などのロケが行われた。そのオープンセットが開墾記念館近くにそのまま残され、「庄内映画村」などに資料が展示されたりしている。その敷地の片隅に、昔の民家を再生したクラフトショップがあった。店の名前は「こうでらいね」。庄内弁で「こたえられない(ほどいい気分だ)」…調べて分かった。地元の工芸家たちの作品の展示販売を行ったり、クラフト体験ができたり。なかなか良い施設。

Photo_3こで発見したのが、これ。「あっ!お客さま、撮影は禁止です」は~い、と返事をする前に既に撮ってしまった1枚。(お店の皆さま、作者のKAZUさん、すいません。著作権をこっそりと侵害しています。作品の紹介告知をさせていただくということで、お許しください)「ことわざジョーク」シリーズとして、可愛いイラストとちょっとビターテイストのことわざをもじったジョークが描かれている。「六十の手洗い」「ビンボーひまだらけ」「触らぬ神にたたられる」「郷に入ればひろみに従え」「旅は道づれ世はお酒」とか、くすくす笑いのお気楽夫婦はほとんど同時に閃いた。浜松の両親にこのはがきを送ろう!

Photo_4んざん迷い選んだ作品がこれ。「ねこにカバン」…脱力系を脱してしまった両親の絵手紙の、原点に戻れ!とヒントを与える1枚。に、なるかなぁ。「でも、母はこんなの好きそうだよ♪」後日、妻がはがきを送ろうとしたところに、タイミング良く両親から絵手紙が届いた。(今気がついたけど、正しくは“絵手紙はがき”だね)新たまねぎの絵が微妙に巧い。そう言えば義父に続いて義母の作品も地元の新聞に載ったらしい。「えぇっ、そうなんだぁ」はがきを読んだ妻が珍しく大きな声を出して驚いている。何?「先々週、秩父の芝桜を観に来たんだって」え!東京を迂回して?「都内を走るのは徹底的に嫌いらしいよ」う~む。頑なな自然志向。都心の喧騒嫌い。果たしてこれ程行動パターンが異なる両親とお気楽夫婦の同居は実現するのか?

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