Archive for 1 月 23rd, 2011

週に2回も…「クラブ マニア」経堂編

Jitokko-kumiaiに2回、どうしてもしたくなる。夫婦2人で、一緒に汗だくになりたくなる。そう、あれである。週に2回のスポーツクラブ通い。用賀のクラブだけでは飽き足らず、お気楽夫婦は各地のスポーツクラブに出没する。例えば、調布の野村不動産系スポーツクラブだったり、明大前にあるサントリー系のクラブ、恵比寿のゲーム会社の傘下に入ってしまったクラブだったり。もちろん全部のクラブの会員ではなく、上場している会社であれば株を購入して株主優待で、未上場の会社は法人会員のチケットを使って入館することになる。保有株数によって異なるが、クラブによって株主優待チケットをたっぷり(半年に10回×2人分)配布してくれる会社もあれば、最小限(半年に2枚)のチケットしか送ってくれないところもある。お気楽夫婦は投資のためではなく、クラブに通うための株主。2人の評価は株価ではなく、株主優待で決まる。

UmaimisoSasamiponzuちろんスポーツクラブには、施設の充実振りやスタッフの対応という評価軸もある。施設を中心に評価すると、お気楽夫婦の近隣では野村系調布クラブのポイントが高い。ゆったりとした明るい施設にスカッシュコートが2面、水回りの設備も充実しているけれど、スタッフの対応が今ひとつ。OPENしたての頃よりはマニュアルに縛られなくなったけれど、居酒屋チェーンのような心のこもらないスタッフの挨拶はまだ残り、居心地は決して良くはない。それに対し、お気楽夫婦が最近最もお気に入りのクラブがある。スカッシュコートはないけれど、小田急線経堂の駅近くにできたDIC(旧:大日本インキ)が大株主のスポーツクラブ。スポーツクラブ&スパ ルネサンス経堂だ。*スタッフの対応は可もなく不可もなく。

KoragenMotsunabe田急線の連続立体交差事業で整備された駅前から、線路沿いに歩くこと数分。エントランス前の広場はゆったりと開放的。1階にはピッツァ・サルヴァトーレ・クオモ。株主優待チケットには、入館料の他にタオル、シューズの無料レンタルが付いているから会社帰りでもらくちん。最新のマシンが揃い、名前の通りスパ施設が充実。ゆったりとした洗い場、ジャグージ、小さいながら露天風呂まである。お気楽夫婦は、じっくりとストレッチを中心としたウォーミングアップをした後に1時間程トレーニング。そしてゆったりと湯船に浸かり、滞在時間2時間程のミニ・ヴァカンスを過ごす。2人にとってスポーツクラブで過ごす時間は(スカッシュをやらない場合)、旅先のホテルで過ごすのと同様にリラックスするためのもの。

ShimenoRamenして汗を流した後のお楽しみ、冷たいビールと美味しい食事。このクラブがお気に入りの理由はここにもある。「くいものや楽」をはじめとしたリーズナブルで旨い地元密着型の店が多い街なのだ。ある日の夜、クラブ帰りに立ち寄ったのは「じとっこ組合」という開店したばかりの宮崎地鶏料理の店。宮崎県と日南市の提灯が下がる店構えは、気軽だけれどきちんと美味しいと訴えていた。入ってみたら期待通り。まずお通しの生野菜と味噌が美味しい。聞けば宮崎特産の食材を10種類以上もブレンドしているという。そして地頭鶏(じとっこ)の店名の通り、地鶏料理がきちんと美味しい。さらにはコラーゲンたっぷりの塩モツ鍋。「見た目以上に美味しいねぇ♬」とモツがやや苦手な妻も満足。調子に乗ってシメのラーメンまでいただいてしまう。やはり健康的なのに身体に悪い、お気楽夫婦の生活。

りがとうございました」いろいろ話を伺った店長に店の外まで見送っていただく。恐縮。「よろしかったらお持ち下さい」店長が差し出す掌を見れば、美味しいと褒めちぎった味噌が小さなタッパーに。あぁ、それは嬉しい。ごちそうさまです。リラックスした身体で、(初めてのお店なのに)リラックスして飲み、食べ、楽しむことができた。これも街の雰囲気がなせる技か。「うぅ〜ん、これだからクラブ通いは止められないよねぇ」妻の呟きも温かい。

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