合い言葉は、パクパク♡パクチー♬「パクチーハウス」経堂

PaxiHouseTokyoPaxi Originalクチーという野菜がある。パクチーだけ追加して食べるほど大好き♡という人がいると思えば、誰があんなものを食べるか!と忌み嫌う人がいる。人によって好き嫌いがはっきりと分かれる食べ物の代表。中国では香菜(シャンツァイ)と呼ばれ、西洋では乾燥させたものをコリアンダーと呼び香辛料として使う。かつて日本では中国パセリとかカメムシソウと呼ばれたそうだが、セリ科の一年草。今はすっかりタイ語のパクチーという名前と生食が定着している。お気楽夫婦は、このパクチーが大好き。タイ料理、ヴェトナム料理などのエスニック系の料理が好きということもある。はじめは台湾料理屋で慣れ、エスニック料理で鍛えられた筋金入りのパクチー好き。

PaxiOhitashiPaxiSaladeる日、ワカモノの友人たちと中華料理屋で食事をしていた時に、パクチーの話題になった。「ウチは香菜だけ追加したりするんだよねぇ」と妻が言うと、「あっ!僕パクチー大好きなんです」「実は私も!」すると、待ってましたとばかりに「経堂にパクチーハウスって店があるの知ってますか」と得意気に語るワカモノの1人。「えぇ〜っ!知らない!」「何?パクチーを使った料理ってこと?」驚いたことにテーブルの全員がパクチー好き。あっという間にパクチーとパクチーハウスの話題で盛り上がり、じゃあ一緒に行こう!ということになった。メンバーは2組の夫婦と、パクチーハウス情報を発信したワカモノ(独身・男)。せっかくだからパクチー好きの女子を誘って参加のこと!とハードルを上げた。それが誤算だった。なかなか日程が決まらない、というか相手が見つからない。待つこと数ヶ月。「一緒に行く相手が見つかりました!」とワカモノからメール。そして日程も決まった。

Paxi & BeefPaxiRice3月11日(金)20時。6人で予約。そしてその日の午後、東日本大震災発生。メンバーにパクチー作戦延期を伝えた。そして数週間後、再度日程を調整しようと連絡を取るともうひとつの悲劇が起きていた。「一緒に行く相手がいなくなりました」どうやら同行予定のパクチー女子にカレシができてしまったらしい。2組の夫婦と一緒にパクチーハウスに行き、パクチー話で盛り上がり、パクチーから恋が生まれるはずだった。震災はひとつの恋の始まりをも破壊した…。残念。けれど、パクチー好きのお気楽夫婦、その世界初のパクチー料理屋に行ってみたい。ワカモノの恋の始まりを待てない。ある週末、そんな気持をどうしても抑えられず、メンバーを誘った。

PakupakuPigPakuPorkPakuTeaいません!今日はダメなんです」そりゃそうだ。お誘いしたのは当日。でもオリジナルメンバー(?)で一緒に行きたかったのも正直な気持。ということでお気楽夫婦だけでパクチー作戦を決行。エレベータを降りると、ホールに立ちこめるパクチーの香り。2人で目を見合わせ、喜びに震える。「なんか、良い感じだよ」妻の目が輝く。明るい店内は女性を中心とした客でいっぱい。スタッフもは溌剌として良い感じ。写真付きのメニューを見ると、トーゼンのことながら全部パクチー付き。パクティというお茶もある。オチャメ。「なぁんか楽しいぃ〜♪」妻の目が輝く。炎の豚耳、ビールに合うというパクチーの胡麻和え、赤い豆と胡桃のサラダ、ヤンパク、パクライスなどをオーダー。パクチーが嫌いな人なら卒倒しそうなメニュー。

味しいぃ〜、楽しいぃ〜♡」妻が歌うように呟く。かなりテンションが高い。本気で美味しい証拠だ。確かにパクチー好きにとっては堪らん料理。中には「パクパクピッグパクポーク♬ビックパクパクパクポーク」という長い名前のメニューがある。略さないでオーダーしてくださいというコメントまで付いている。この手のノリ大好き♡頼みたいと妻に問うと即却下。残念。ぜひ次回は大勢で来て味わい、思いっきりオーダーしたい。ワカモノくん!待ってるよ!

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