小さな自分史?「Facebook タイムライン」

Facebook timelineる週末、体調を壊し嘔吐を伴う下痢が続いた。脱水症状と共に脱力感。快復しつつある最中でも仕事をする気にならず、ブログの記事を書く気力もない。そこでふと思い付いた。前から気になっていたFacebookの「タイムライン」の設定をしてみよう。Facebookを利用するようになって1年余り。毎週のブログ記事をアップする以外に、「今日の○○」というタイトルを基本に写真をアップしてきた。それらをタイムラインを使い時系列に整理して、さらにはFacebookを始める前の写真も掲載してみよう!デジカメで撮り貯めた写真データ、かつてフィルムカメラで撮影した写真をデジタル化(スキャン)したデータを、冴えない体調のまま、ぼぉ〜っと眺める。だらだら気分の作業は、今の自分にはぴったりだ。

ずは「カバー写真」と呼ばれるタイムラインのトップ画像を選ぶ。いわば表紙のような大切なコンテンツだから、自分らしいものを選びなさいとガイドにはある。なるほど。のんびり写真データを眺め、いくつか候補を絞る。旅の写真、料理の写真が圧倒的に多いし、自分を表すのはどちらかのジャンル。ということで、数年前に何度目かのバリ旅行で宿泊した、リッツ カールトン バリ(現在は別資本のホテルとなっている)の夕景の写真をチョイス。自動的に横長にトリミングされた形で設定される。なるほど。我ながらなかなか良い写真だとほくそ笑む。自己肯定、自己満足。ぼぉ〜っとしている証拠だ。

Blogいてブログ記事の選択。タイムラインは、「いいね!」やコメントの数などで、表示する記事や写真を勝手に選んでしまう。書いている本人にとっては何の脈絡もなく、余計なお世話じゃぁ〜っ!という内容。それを地道に消し、掲載したい記事をハイライトにする。*いったんハイライトにすると、小さく表示し直しても記事は消えない。この作業を行わないと、前には表示されていた記事もいつの間にか消えてしまう。そしてタイムラインの勝手に設定機能?と格闘すること数十分。ようやく自分の望む表示ができた。ブログの記事がずらっと並び、見易いかどうかは意見の分かれるところだけれど、一覧性は確保できた。

1999は、いよいよ本番。タイムラインを使ってやりたかったこと。Facebook利用前の写真を、「地図」という機能を使い世界地図にプロットする。その写真データに以前書いたブログの記事をリンクさせ、かんたんなコメントを追記。私のブログ記事は、食事あるいは旅した日時、ホテルや店の住所、電話番号、などの基本情報を記載しないというスタンス。それでは読む人に優しくないということで、他のブログ「食いしん坊夫婦の御用達」や「お気に入りホテルカタログ」などには詳細なデータを記載している。今回はそれらに時間の流れと地図で追えるという機能を加えたことになる。これがなかなか楽しい。自分のアルバムというよりは、かんたんな自分史を作る気分。プライバシーに問題ない範囲(友人の友人まで)を設定し、公開。

こで、ふと思った。このタイムラインでの自分史作りを父親に勧めてみようか。長年介護してきた最愛のパートナーを亡くし、弟夫婦と孫たちと一緒に暮らしている父。地域でのボランティア仕事も辞め、時間はたっぷりあるはずだ。写真を整理し、デジタル化し、文章を書き、時系列に並べる。あの親父のことだから、父の両親のこと、母の両親のこと、さらにその両親のこと。家系図を作るように時間を遡るかもしれない。子供に、孫に、家族に残す記録と記憶。

ずは大きな文字で表示するパソコンを買ってあげなきゃね」妻の言うことは実にごもっとも。今年の夏にでも計画してみようか!

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