恒例の、初めての。「上海ガニの会、世田谷線の会(仮称)」

ShanghaiCrabMapoDofuになると、いつもの仲間が集まる。お気楽夫婦が主催し、10年以上続く恒例の「上海ガニを食べる会」。毎回6〜8人が集まるその会の参加者は、ほとんどがスカッシュ仲間。何年ぶりかで参加するゲストもいれば、転勤で参加できなくなった準会員や、すっかりご無沙汰している休眠会員もいる。会の規約や参加条件はもちろんないけれど、ご夫婦やカップルで参加するメンバーがほとんど。今年は、久々に参加したゲストを含め、8人の仲間たちが集まった。会場はご近所中華の名店「萬来軒」。これまたいつも通り。

BanRaiKen2BanRaiKenばちゃぁ〜ん、こんばんは♬」フロア担当のおばちゃんともすっかり顔馴染みのメンバーたち。「今日は秋田に転勤しちゃった人は来ないんだね。あぁ、Hさんがいるから麻婆豆腐は辛さを抑えなきゃね」おばちゃんもメンバーをしっかりと掌握。いつも通りに馴染みの味を楽しんだ後は、メインの上海ガニ登場。黙してカニの身を剥く夫、ニコニコと食べる妻といういつもの構図。そしてシメはもうひとつのメイン、痺れる美味の麻婆豆腐が登場する。「中国の税関が厳しくってさぁ、アメリカ経由で入れてもらった山椒なんだって」これまたいつも通りの“おばちゃん節”。今年もこうやって集まることができた。いつもの仲間たち。いつもの味。毎年楽しみな恒例の会。

TroisQuartsPiaる秋の夜、ちょっと変わった組合せのメンバーが集まった。一人ひとりはもちろん顔馴染み、同じ会社に在籍していた(あるいはしている)仲間たち。けれど、この組合せで会うのは初めて。最初はFacebookがきっかけだった。お気楽妻の誕生日にメッセージを残した1人に、がっつり肉を食べようか!と返信。転職先の会社のパリ赴任から帰国した仲間を誘って4人で一緒に、というコンセプト。それを聞きつけた仲間が1人増え、2人増え、最後に加わった1人が「かつての上司3人が集まるんだったら、行かなきゃ!」と駆けつけ最終的には7人が集まった。その上司のひとり、私もそのかつての部下と会うのは退社以来初めて。中には個人的にご一緒するのは初めてのメンバーも。会場は松陰神社前のお馴染みビストロ トロワキャール。

Confit久しぶりです!」「変わらないねぇ」Facebookで繋がっているメンバーは、リアルでは懐かしいのだけれど、ネットではなんとなく様子を知っている。不思議な感覚。お互い仕事のしがらみもないメンバー。「日本の方がフランス料理も旨いっす」「痩せましたよねぇ」笑みがこぼれ、懐かしい話に頷き、今の生活や新しい仕事について尋ね合う。あるメンバーは新たな仕事でのネットワークを語り、あるメンバーはお付き合いを始めたばかりのパートナーを語る。それぞれが若々しく変わっていないのは、それぞれの生活が充実しているからだろうか。年長のお気楽夫婦。後輩たちの幸せそうな様子がくすぐったく嬉しい。先輩というよりは、なんだか親戚の伯父や伯母のように。在籍した会社を離れて7年余り、こんな場を持てるのも嬉しいことだ。

回は彼を連れておいで!」「分かりました。ぜひ!」「今度はダンナも!」たっぷり食べて飲んだ帰宅後に、Facebookのメッセージが飛び交う。「次回も松陰神社の中華料理とかで?とすると世田谷線沿線の会、ですかね」了解。けれども、焦ることなく“次回”を設定するのも良いだろう。緩やかに、折々に、いつも通りを楽しめる、気軽に集える場になりますように。

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