元気です♬「サクラの季節に」

ToHotaruika、わが家の大黒柱(表現がちと古いが)である妻が忙しくなる季節。帰宅するのは毎晩のように終電近く。私だったら体力が持たない!と嘆くところを淡々と仕事に出かける。零す愚痴は軽いため息程度。つくづく偉い。頭が下がる。せめてそんな働きモノの妻をサポートしようと、朝は昨夏から続けているサラダ弁当を作る。夜は私に気兼ねなく遅くまで仕事ができるようにと、スカッシュ仲間を誘って飲みに出かける。…もちろん堂々たる言い訳だけれど。サクラの季節。まずは、開花を待たずにスカッシュ仲間の男前女子2人と男前飲み。たんたんと飲み、じっくりと語り、笑い、味わい、飲み、ボトルがたっぷり空いた。こんな宴が好きだ。

TheaterDaizawaが膨らみ、ちらほらと咲き始めた頃、友人夫妻と芝居に出かけた。芝居の余韻を抱えながら、シモキタから三茶に歩いて向う。途中、サクラの名所として有名な目黒川の上流に当たる北沢川のせせらぎに出会う。暗渠となった北沢川(北沢用水)の上に作られた人工の小川だけれど、サクラや水辺の花々はそれでも美しい。三分咲き程度のサクラを眺め、のんびり歩く。そして、お目当てのバルで乾杯。明るいウチから飲むビールが旨い。テラス席に座り、暮れかかる通りを眺めながら飲むワインが旨い。雨が振り出し、傘を持っていないから止むまで待とうと飲み続け、数時間。楽しかったね、“また”一緒に飲もうねと別れる時間が好きだ。次があるのが嬉しい。

FukuChitoseOj's開を迎えた週末の夜、スカッシュ仲間の役員秘書とデート。どこに行こうかと尋ねると、お馴染みの広東料理店をご指名。堂々たる密会。みんなにはナイショだよと、店長のネモキチくんに釘を刺す。女子力が高く、秘書力も高い彼女。「福」の文字が付いている酒を贈る習いがあるボスのために、おススメされた日本酒の銘柄をメモ。さすがだ。そして、よく笑い、よく食べて、よく飲んだ。そして二次会。やはり馴染みのバーへ。オープンな密会は続く。サクラ色のカクテルをいただき、互いの出会いと別れのエピソードを吐露し合う。なんだかスッキリ。心が軽くなる。彼女からの柔らかなメッセージと、絶妙な距離感での長いつき合いに感謝する夜。

JiyugaokaVinMousseuxり始めた週末。自由が丘南口緑道のサクラを眺めながら小さなビストロに向う。グルメでグルマンな友人夫妻とヴァン・ムスーで乾杯。絶品料理に唸る。ホテル好きでもある2人。10周年を迎える今年は、香港のフォーシーズンズに泊まりたい!と奥さまが目を輝かす。一緒に行けたら良いね、と妻が返す。香港フリークのダンナ、初の香港だった奥さまと、2年前に一緒に香港に出かけたお気楽夫婦。わいわいと中華料理をまた一緒に味わえたら楽しいだろうなぁ。いつしか期待が妄想になり、計画になって行く。実現できてもできなくても、楽しい時間。つい声が大きくなり、奥さまに嗜められる彼。良い組合せだ。相変わらずの愉しい時間だ。次は香港で!

んだか最近ずっと絶好調で飲んでるよね」同僚に勧められ、妻が買って来てくれた秘密兵器がある。ヘパリーゼ錠剤。飲む前に、おまじないのように2錠。これが効くのだ。気持よく、ぐいぐいと飲めるのだ。新春早々、落ち込んだ時期もあったけれど、なんだか元気だぞ、俺。「調子に乗り過ぎだけどね」と妻の呟きもほのかに優しい。気の置けない友人たちとの夜に、心から感謝しつつ、乾杯!

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