Archive for 8 月 10th, 2014

朝シャンの日々♬「リゾートダイニング」

MorningChampagneOutdoorChampagneゾートの朝は1杯のスパークリングワインで始った。2013年夏、ヴァカンスで訪れたヴェトナムのコンダオ島のホテルで、毎朝レストランで一緒になる家族がいた。2人の幼い子供を連れた夫婦は、朝から毎回ドンペリのロゼをボトルでオーダー。ミネラルウォーターのようにボトルを飲み干す“ピンドンファミリー”。良いなぁ。せめてグラスシャンパンでもあれば…と羨ましく思っていた1年前。そして2014年夏、ありました!朝食バイキングのレストランにロゼのスパークリングワインが。うわぁ〜嬉しいっ!去年の私の悔しさを知る妻も1杯ならと頷く。オードブル系の料理も充実。これは堪らんぜっ♬

JuiceBamboo食をいただくのはリゾートの中央にある「バンブー」というレストラン。メインプールの傍にあり、お気楽夫婦のヴィラからのんびり歩いて2,3分の距離。吹抜けの高い天井がゆったり気分。プールサイドと水路の側にも開放的な席があり、室内よりも人気がある。豊富なビュフェ形式のメニュー以外にも、卵料理やフレンチトーストなどがオーダーできる。妻はお約束のエッグベネディクト、ワッフル、フレンチトーストなどを日替りで楽しむ。そして私はもちろん、毎朝ピンクの1杯をじっくりと楽しむ。グリークサラダをひと口、ワインをぐびり。くぅ〜っ、これぞ至福のリゾートの朝。

GadogadoNamaharuつもより多めに摂ったカロリーを消費するために、午前中はジムでたっぷり汗を流す。濡れた身体のままでヴィラに戻ってシャワーを浴び、ウェアを洗濯する。さっぱりした後には、インヴィラダイニング(ルームサービス)でお気楽ランチ。タイガーやビンタンなど、キリキリに冷えた地元ビールをぐびり。ちなみにビールは到着後にバリの空港で安くゲットして持込み(笑)。これもインヴィラダイニングの良いところ。何しろリゾート内の物価はむちゃ高い。そしてアジアンリゾートのお約束メニュー、ガドガドサラダ、サテー、生春巻き、ナシゴレン、ミゴレンなどを涼しい室内でいただく。

OutdoorCaesarSaladンヴィラダイニングは室外でもOK。プールに飛び込み、ジャクージで身体を温め、シャワーの後にランチというコースもある。そんな日はガゼボ(東屋)の下で。シーザーサラダ(なぜかリゾートのメニューには必ずある)、フィッシュアンドチップス(これも確実にメニューにある)、フルーツの盛合せなどで軽く済ます。爽やかなリゾート気分を満喫し、これぞヴァカンス!とシチュエーションそのものに満足していると、思わぬ敵がやって来る。猿の一家だ。厳重なセキュリティを誇るリゾートも、彼らには通用しない。目を逸らさず、怯えず、慌てず、料理を室内に運び込む。あぶない、あぶない。

JuMaNaPepperゾート最終日は、人気のメインダイニング「ジュマナ」でディナー。夕暮れ時、隣接するジュマナバーで1杯飲んでからレストランへ。エッジの利いたこぢゃれたデザインの建物、スタッフはボディコンシャスな制服の女性。こけおどしの巨大なペッパーミル!まるでバブル時代のTOKYOのよう。うっかり短パンで入店してしまった私は、ドレスコートに引っかかり、強制的にサロン(腰巻き)を巻かれてしまうという失態。料理はどれも美味しいけれど、関心は料理以外に向いてしまう。お気楽な2人にとって、リゾートでの食事はローカルフードをのんびり食す方が向いている模様。やれやれ。

っとここで暮したいなぁ」という妻。忙しかった日々を経たからこそ、味わえる心身ともに開放された日々。けれど、こんな生活を続けたら社会復帰は困難。オンとオフのメリハリがあるから味わえる悦楽もある。リゾートはきっとそんな場所だ。とは言え、気持は分る。…後ろ髪を引かれつつシンガポールへ。

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