食い倒れ2ヶ月間の軌跡♬「私的中目黒BEST10」
2014年 11 月16日(日)
お気楽にも程がある!と一部で顰蹙を買っていた(らしい)お気楽夫婦の中目黒での仮住まい生活。それまでにも増して外食する機会が増えた、というか増やしたグルマン(gourumand:食いしん坊)な2人の2ヶ月、63日間の軌跡を追ってみた(笑)。ところで、中目黒滞在中63日間×3食として、189回の食事の機会があった。その内、外食の回数はなんと52回。朝食昼食を含めて外食率25%以上。中でも3回訪問した店が5店舗。飲食店選び放題の街で、何度も食べに行くということは、余程気に入った店だったという証し。
「クオーレアズーロ」は先日ブログで紹介したイタリアン。和食の「いふう」、シンガポール料理の「ファイブスターカフェ」、「港町バル」で4店舗。街中のお店を制覇した訳ではないし、食の好みはそれぞれだけど、2人の私的中目黒BEST10のTOP4。海南チキンライス好きの妻は「ファイブスターカフェ」一押し。バクテー、ラクサ、フッケンミーなどの料理も、店の佇まいもシンガポールそのもの。駅のすぐ近くの「港町バル」も人気店。仙台に本社があり、牡蛎などの東北の海産物が美味しく食べられる店。
2人で訪れた最初の店であり、最後に訪れた店になったのが「イルピッツァイオーロ」。カジュアルな店構えながら味は本格的で、気取らないサービスが良い感じ。テラス席が心地良い季節に訪れたこともあり好印象。ここまでがBEST5。そして2度訪れたのが、満腹ビストロ「オーコアンドゥフー」。料理のレベルが高いのに、量が多すぎるのが評価の分れるところ。絶えず満席の店内に、余り余裕も愛想もない2人のサービスマンというのがちょっと残念。味だけだったらもっとポイントが高い店。
訪問は一度だけだったけれど、まだ訪れたいと思った店が「屋根裏のパリ食堂」と、蕎麦屋の「驀仙坊(ばくざんぼう)」。パリ食堂は名前の通り、飲食店ビルの最上階にあるビストロ。リーズナブルなフレンチ惣菜を気楽に味わえる店。港町バルの姉妹店。「驀仙坊」はじっくりと酒が飲める蕎麦屋。それも料理は蕎麦屋のお約束の板わさとかだけではなく、本格的でこぢゃれた一品が供される。引退後にご近所にあったら、日中から通ってしまいそうな危険な店。コスパは決して良くはないけれど、引退爺さんにはぴったり。
焼鳥の「鳥よし中目黒店」と和食の「夕月」は好みが分れる店。予約を受け付けず、並んで待つしかない「鳥よし」。そこは地元(だった)強み、嵐の夜に出掛けて待つことなく絶品焼鳥をいただいた。メニューがなく、ストップをかけるまで出てくる串揚げ屋方式。一見さんには敷居が高い接客だけど、美味しい。「夕月」は丁寧で美味しい料理がいただけるし、サービスのレベルも高いけれど、惜しむらくはやや値付けが高い。狭い店なのに客との距離感もちょっと離れ気味。2店とも地元に住んでふらっと通いたい店。
他にも美味しい店はたくさんあった。ピッツアはこれまでの数年分をまとめて食べた。これ程の頻度でビストロと称する店を訪れた経験はない。美味しいパン屋も多く、パン好きの妻は狂喜乱舞の日々だった。焼き魚やご飯が美味しい地元の弁当屋にも通った。代官山も徒歩圏内。エリアを広げればBEST10に食い込む店もあった。ジムに頻繁に通い、遅い時間からの高カロリーな食事。結果、妻は見事に中目黒太り。「楽しんで食べたから仕方ないね」とさすがの妻も諦め顔。さて、2ヶ月間の食い倒れ生活を改め、体型も家計もダイエットに励もうか。