Archive for 3 月 8th, 2015

サクッと一杯♬ガッツリいっぱい?「四十八漁場」

SeafoodOtoushiカッシュコートで一緒に汗を流した後、ちょっと一杯行く?と彼女に声を掛けた。「行きたい!行きます!すぐシャワー浴びてきます!」と即答の肉部メンバーの奥さま。ロングヘアの彼女はシャワーの後のブロウに時間がかかるという心配で、あっと言う間にコートサイドから消えた。顔を見合わせクスッと笑い合い、愛すべきキャラクターの酒まみれ(あ、もとい酒好き)奥さまを見送る。ショートで時間がかからない上に、シャワーの後にはローションだけの妻は余裕の表情。じっくりストレッチをやって、シャワーを浴び、それでも妻がバッカス(あ、ワイン好きの)奥さまを逆転してロッカールームから先に現れた。その後「ごめんなさぁ〜い」と吞んべい奥さま登場。

ShichimiBeerこに行きましょうか」と尋ねられ、ちょっと気になる店があり、その店に行ってみようと駅前に向かう。「四十八漁場(よんぱちぎょじょう)」という「ガイアの夜明け」や「がっちりマンデー」などで紹介されていたチェーン店。全国各地の漁場から、その日の朝に獲れた魚を空輸で都心まで運び、その日の夕方には店に入荷するという鮮魚に拘った店。店に入ると満席。スタッフが店内を忙しそうに動き回り、活気に満ちた人気店の佇まい。入口で少し待ち、席に付く。「この店は初めてでらっしゃいますか。失礼ですけど、何かご覧になってのご来店ですか」ガイアの夜明けで視たと伝えると、ありがとうございます!と元気な返事。データ収集がしっかりしている気配。

GomaSawaraYakimiso物のオーダーが済むと、魚や貝類を乗せた大きなバットを抱えたスタッフが登場し、淀みなく魚の説明を始める。おススメの調理法を聞きながらも、お気楽妻の視線は巨大なサザエに集中。「つぼ焼きで食べよう!」とさっそくオーダー。店側の効果的なプレゼンテーションと演出に乗せられた格好。やるなぁ。「あぁ、ここって塚田農場の系列なんですね」と吞んべい奥さま。さっそくスマホで調べてみると、当たり。しっかりとしたマーケティングに基づき、はっきりとしたコンセプトで客にアピールし、料理はきちんと美味しい。さすが塚田系だ。お通しはキビナゴをコンロで自分たちで炙る。これまた楽しい演出。添えられた「こがし七味」も黒七味に似て、香ばしく美味。

TsugikiriTomochan身も美味しいですよぉ」と、既にビールのお代わりを済ませた吞んべい奥さま。蔓籠の上にたっぷの氷、その上に盛り付けられた刺身。確かに見た目が実に美味しそうだし、実際に食べて美味しい。きときと。ゴマだれを付けたワラサも絶品。「焼き味噌に野菜の組合せも良い感じだね」と野菜好きの妻。やるなぁ、よんぱち。と、そこに遅れて登場した吞んべいダンナが登場。再度の乾杯。飲むにつけ饒舌になる吞んべい夫婦。片や帰国子女であり、さらには海外赴任の長かった2人。世界各国のホテルにも詳しく、共通項も多い。ホテル好きのお気楽妻が思わず身を乗り出す話題になり、いつになく本気でラグジュアリーホテルの魅力を語り出す。なんだか楽しいぞ!とお代わり。

クッと行く予定が、ガッツリになっちゃいましたねぇ。楽しかったです。またよろしくお願いします!」と帰宅後に吞んべい奥さまからメール。いやいや、それは想定内。誰が吞んべいご夫妻とご一緒して、さっくり帰れると思いますか。「行こうかって言って、さっと行けるのも良いよね」妻もご機嫌の模様。塚田農場系の店らしく、係長の名刺をいただいたことでもあるし、課長に昇進できるようにまたご一緒しようか。

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