Archive for 5 月 24th, 2015

WE ♡ LOVE POTATO「フライドポテト愛」

Eri&PotatoAsahi外に思われるかもしれないが、お気楽夫婦はポテト好き。自宅でのんびりつまむポテチも好きではある(No.1は「フラ印 うす塩味」、No.2は「カルビー 堅あげポテト ブラックペッパー」)けれど、お店で食べる揚げたてフライドポテトに軍配が上がる。例えば、連休初日。地元世田谷にある温浴施設(天然♨)に行って一汗流し、立ち寄ったのは施設内の居酒屋。そんな店でも(失礼!)生ビールにフライドポテトをオーダーするのがお約束。そこは細めのややカリカリ系。私好み。風呂上がりの火照った身体に、キンキンに冷えた生ビール、そして揚げたてポテト。ふぅ。文句なしの休日だ。その上、その日は何ちゃらサービスデーで、ポテト大盛りサービス!妻の満面の笑みの理由はそれだ。

TenseiTetoraPotatoえば桜上水の「さかなの寄り処 てとら」に伺った夜。絶品の魚料理をいただき、美味しい日本酒を飲み、ご満悦。そんな後でも、ふとフライドポテトが食べたくなる。店主のジローさんの揚げるポテトも、実に旨いのだ。やはり細めのカリカリ系。手で持てないぐらいの熱々。ん、んまい。こいつには生ビールだと飲み直し。やっぱりポテトは生ビールですよね。「はい」とジローさんがシンプルに合意してくれる。ポテトの甘さと絶妙に振られた塩のバランス、揚げ油の香り、かりかりほくほくとした歯触り、口の中で一体となって味わった余韻を残しつつ、きめ細かな泡と共に生ビールをぐびり。くぅ〜っ。この組合せを考えたヤツは偉い!ところでフライドポテトは和製英語?

KilkenyFish&Chipsカッシュをした後に立ち寄る店のひとつ、アイリッシュパブ「ケニーズ」。ここでオーダーすべきは、フィッシュ&チップス。この料理も偉い。何が偉いって、イギリスで食べても美味しいと言える料理であること。キドニーパイは一度食べれば充分だし、ローストビーフは日本で食べた方が美味しい。けれどもフィッシュ&チップスは許容範囲。この店も同様。これを食べにわざわざ来るという美味しさではないけれど、滑らかな泡のキルケニーズを美味しくぐびりと飲むためのおつまみにはぴったり。お約束の皮付き太め。ホクホク。ちなみに、チップスはイギリスでのフライドポテトの呼称、アメリカではフレンチフライ、そしてそのフランスでは単にフリット(揚物)と呼ぶ。

Steak&flitsWakatakeレンチビストロの定番、ステックフリッツ=ステーキ&フレンチフライ。これはゼータクポテトの最高峰。フツーの感覚なら、ポテトフライは牛ステーキの添え物でしかないはずなのに、堂々と料理の名前としてステーキと肩を並べる。馴染みの「ビストロ トロワキャール」で食べられるのは年に1回あるかどうか。メインに辿り着く前に、オードブルの余りの美味しさにワインをいただき、パンをお代りし、満腹になってしまう。カウンタ席でいつもステックフリッツを召し上がっている初老の常連客が羨ましい。フランスのお隣、ベルギー名物のムール貝とフリッツも絶妙のコンビだ。バケツ一杯にムールの殻を捨て、ポテトをいただく。またもや、くぅ〜っ。すぐに食べたい。

せるためにジムで走ってる訳じゃないから良いんだよ♬」いつものように妻が言う。ジムで走った後、夜中の焼鳥屋で皿に大盛りのポテトフライを2人で喰らう。走って消費したカロリーの何倍もの高カロリー摂取。けれども、汗を流してさっぱりした後、美味しくビールを飲んで、好きなモノを食べることがお気楽夫婦の愉しみ。最高のレジャー。その時間帯が、たまたま夜中であるだけ。食生活の健全さを求めるか、精神的な高揚と快感を優先するか。お気楽夫婦は迷わず快楽を選ぶ。そう、健康的か不健康かは自分たちが決めること。だから今夜もポテト♡。

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