Archive for 6 月 21st, 2015

今夜も好評営業中♬「ビストロ808/vol.6」

NIku1Pate3:4メニューあり〼 ビストロ808」などと店頭に貼紙をしたくなるメニュー。何と言ってもお招きするのは2度目の「肉部」部員たちだし、前回は欠席した大食漢のメンバーもいる。これはかなり手強い。お気楽夫婦はメニューを熟考した。まずはオードブル。定番となったトロワキャール仕込みのパテドカンパーニュは堂々の選抜。やはり定番のキャロットラペに加え、紫キャベツのマリネ、キューリのサラダを加え、目に鮮やかなクリュディテ(生野菜)3種盛りとした。何度か試してピンと来なかった紫キャベツ。けれども仕込みの前日、自由が丘のカフェでたまたま食べた紫キャベツのマリネに、胡桃とドライクランベリーが入っており、お!こりゃイケる!とレシピに採用。天啓。

PorkSteakSalade回、肉部来店の際のメイン、スーシェフ渾身のローストビーフは、彼女が休日出勤で時間がなく、残念ながらメニューから外した。代わりに豚の紅茶煮バジルソース添え。これは肉の種類に苦労した。参考にしたレシピはヒレなのだけれど、脂が少ないヒレは肉部向きではなく、試行錯誤しロースで落着いた。サラダもステーキとルッコラのサラダ。徹底して肉攻めなのは前回と同様。そして夏野菜を味わってもらうラタトゥイユは、残っても保存が利くから寸胴でたっぷりと拵えた。そして、箸休め?にサーモンに松の実とオリーブをたっぷり乗せてグリル。さらにはプティトマトのマリネジュレ仕立て、これもメインか?ブッフ・ブルギニヨンという肉三昧。これでどうだっ!

RatatoiyuSalmonぉ〜っ豪華ぁ〜っ!凄ぉ〜いっ!」「きゃぁ〜!今日もステキ♬」オードブルの3皿を並べ、そう言っていただければ半ば成功。酔っぱらう前の、最初の料理や盛付けの印象は、その後のパーティの雰囲気を左右する。「パテうんまい!」今や安心の味。「こんなオシャレなキューリのサラダ初めて食べました!」ん、フェンネルの繊細な緑とレッドペッパーの赤が、視覚的にも味覚にも効果的。紫キャベツも合格の味。「豚も柔らかくて美味しいっすね」バジルソースは時間が足りずに市販のものをアレンジ。まぁ、黙っとこう。冷めても美味しいステーキ肉、薄く削ったパルミジャーノ、ルッコラが良く合う。と、いつの間にかワインが数本空いている。ありゃりゃ。

TomatoNiku6インの料理がダブル、いやトリプル!あぁ〜ん、幸福♬」ラタトゥイユは冷たいままで。サーモンは焼きたてをサーブ。アドリブでジュレ仕立てにしてみた赤と黄のプティトマトのマリネは、予想以上に見た目キレーにできた。次月に開催する予定の、前職の後輩たちが集まる女子会のメニューに決定だな。そして初めて作ったブッフ・ブルギニヨンは、スープが濁ってしまったのは残念ながら、味は問題なし。この辺りまで来るとゲストはすっかり酔っ払い、だいたい何でも美味しいモードになっている。この味ならテンションが上がり切った舌には絶品レベルだろう。空いたワインボトルは6本、ハーフと1/4が各1本。かくして典型的なビフォア・アフター画像も撮れた。

ちそうさまでした♡生まれて来て良かったぁ」おいおい、それは大げさ。それでも、そんな宴の後のメッセージが嬉しい。「気持の良い食べっぷりで、作った甲斐があったよ。また来てね!」と妻が返す。ビストロ808、第6夜。無事終了。すっかりビストロ稼業(会費は無料!参加費は自分の飲物だけ持参が基本)も板に付いた。料理を愉しみ、ご機嫌に食べ、飲み、笑い、楽しい夜を過ごした。7月の営業日は2日間。ゲストの皆さま、さらに腕を磨き、楽しみにお待ちしてます♬

002184371

SINCE 1.May 2005