Archive for 9 月 23rd, 2015

今日も元気に営業中!「BISTRO&BAR808」

INABABEER2組のカップルが万全の準備で「ビストロ808」にご来店。ビストロ808のルールはただ一つ。会費は無料だけど、自分が飲みたい、飲める分だけの酒を持参すること。後は、マスターのお任せ料理を味わうだけ。すると、酒豪ぞろいのカップルたち、というか全員飲んべの4人、酒屋で買い込んだ大量のビールやワインを、なんとスーツケースに入れて持って来た(笑)。「泡は冷やしてもらって良いですかぁ」と、写真のワイン以外にもスパークリングが何本か。お土産ではなく、本気で飲もうとしているのだから怖ろしい。「だって、シェフの料理美味しいんですもの」とくすぐられつつ、料理の仕上げに掛かる。その日は一緒にスカッシュをした後の飲み。たっぷり汗を流した後に飲むビールも、ワインも、美味しいに決まってる。さぁ、ビストロ808、開店だ。

MENUPARTYニューはいつも通りのビストロ料理。看板を掛け替えて「居酒屋八十八」の新規開店という方向性もあったが、5度の来訪記録を持つ友人夫妻が強くビストロを推し、「キャロットラペとパテドカンパーニュが食べたい!」と言ってくれたため、ビストロとして開店。シェフとしては嬉しい限り。「わぁ〜、やっぱりパテもラペも美味しい」「真似して作ってみたら“和”になっちゃったんですよぉ」との声。ふふふ。師匠(カウンタ席に座りレシピやコツを聞き出すだけの柔な弟子だが)である「ビストロトロワキャール」のシェフ、聡ちゃんにお礼せねば。今回は、師匠にパテの固さが足りないのはどうしたら良いかと尋ねると、粗めのひき肉を使うべしというアドバイスを忠実に守り、パテも上手くできた。キャロットラペも妻の弁当用に何十回も作った成果か。

BEEFDISHES登場メニューを含むその日のメニューは「クレデュテ(キャロットラペと紫キャベツのマリネ)、パテドカンパーニュ、生ハムメロン&シャインマスカット、タイのカルパッチョ、イチジクと牛肉のタリアータ、たっぷりベーコンのシーザーサラダ、3種のチーズのサラダ、サーモンのレモンバター蒸し。シェフとスーシェフ渾身の(笑)料理たち。「どれもオシャレで美味しい♬」「イチヂクと牛肉って合うんですね」初訪問の初々しい?カップルの反応も嬉しい。なんだか可愛いぞ。いつの間にかスパークリングワインが空き、何本かの白ワインが空く。これはどう?と香港のホテルでウェルカムワインとして部屋にあった1本を差し出すと「うわぁ、これ良いワインですよ」とワイン好きのご夫婦が歓喜。分かる人に飲んでもらえれば何より。その赤もあっという間に空に。

SLEEPYBAR808も老けて、いつの間にか2人の姫はお眠♡の模様。スカッシュで走り回って、ガンガン飲んだ結果。じゃあ、こっちで飲もうか!と飲み足りない男ども用に、キッチンの横のカウンタに「立ち飲みBAR808」を急遽開店。小鉢にちょっとしたおつまみを供し、カウンタに並べる。2人が並ぶとちょうど良い感じ。とっておきのジンライムを作ると、「うわぁっ!IGAさん、これ美味しい!初めてジンを美味いと思ったぁ」と一段とテンションが上がる2人。いつの間にやら肩を抱きだしたぞ。どうやらご機嫌に酔っ払っている模様。姫たちが目覚め、飲み直し。復活して飲む酒もまた美味しい。すると、代わりに酔ってソファに沈み込んだダンナを弄る嫁。この夫婦のテンションは、実に良くバランスが取れている。今日のゲストも良い感じだ。なんだか楽しい夜だなぁ。

理もお酒も期待以上に美味しく、大満足でした。でも、飲みきれず、不甲斐ない結果になってしまい、すいません!また今度リベンジさせてください!」翌日、そこかいっ!という突込みどころ満載のメールが飲んべ女子から届いた。そんなリベンジならいつでもおいで♡来店回数TOPのご夫婦は少し離れた街に引っ越してしまうけど、またのご来店を!ビストロ808、そしてBAR808、不定期な開店ながら、元気に営業中!

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